どこかのJK。

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2/1/2023, 9:50:45 AM

旅路の果てに

人生という長い長い旅のなかで、
人は人と生まれ出会い別れる。
それだけでなく、
毎日山や壁にぶつかり乗り越える。
しかし確実に乗り越えるわけじゃない。
乗り越える力がない時だってある。
そんな時は寄り道してもいい。
ちょっと休んでもいい。
なんならいっぱい寝てしまおうか。
ずっと歩き続けるのは大変だから、
時には止まってもいいじゃないか。
うさぎとかめみたいにレースをしている訳でもない。
その道は君以外誰もいないんだから。
誰からも追い越されないし、
誰も追い抜けない。
それでいい。
だから、

少し一緒に休もうよ。

1/29/2023, 9:24:42 AM

街へ

山奥の人気のない所にたたずむ神社。
そこに住む僕はずっと一人ぼっちだった。
雨でも風でも台風でも快晴でも。
ある日、久しぶりに一人の女の子が神社に来た。
おかあさんがげんきになりますよーに。
願いをいったその子はすぐに立ち去ろうとした。
久しぶりの人を見たから話したかった。
行かないで。
声に出てしまった。
その子は聞こえたのか、振り向いた。
寂しいの。
うん。
じゃあもっと人のいるところに行こう。
どこ。
街だよ。
1人で行けないよ。
じゃあさ、

一緒にいこう。

1/27/2023, 11:21:41 AM

優しさ

目に見える優しさだけが優しさじゃない、
と小学生にながら知った。
目に見えない優しさもある、
そんな人になりたいと思った。
だから自分はどうにかしてなろうと思った。
みんなが嫌と言うことを積極的にやって、
悩み事があったら相談に乗って。
大変だったけどそれで優しくなれるならって思った。
放課後教室に忘れ物を取りに行ったら、
会話が聞こえた。
あいつ本当に何でもやるよね〜。
パシリみたい。
辛かった。
優しくしてあげたのに、嫌な事をやってあげたのに。
走って逃げた先に鏡が目に入った。
そこにいたのは優しい自分ではなく、

偽善を振りまき押し付けた自分だった。

1/27/2023, 11:17:03 AM

ミッドナイト

真っ暗な空間の中、
スマホの画面だけが光る。
ブルーライトを浴びながらキーボードを打つ。
"ミッドナイト"
書く週間を始めてから夜寝るのが遅くなった。
自分の話を考えるのが楽しくて、
自分の世界を現実でも作れて、
夢中になって書き続ける。
一段落して時間を見ると深夜の1時を回っている。
ベッドの中に入りスマホの電源を消す。

夢の中の僕の世界に行ってきます。

1/25/2023, 6:58:33 AM

逆光

黒い影が僕に手を振っていた。
魅力的に見えて惹き付けられた。
どこか美しくて、
どこか懐かしくて、
片想いしていた彼女みたいだった。
無意識のうちに足が進んでいて、
止まらなかった。
急に腕が引っ張られて後ろに尻もちを着いた。
目の前を勢いよく車が通って行った。
何が起こったのか分からなかった。
影を見ると少しして消えた。

悔しそうな顔をしていた気がした。

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