Isao Tominaga

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9/5/2025, 10:29:26 AM

信号


赤に止まったまま 君の横顔を見てた
言えない言葉が 胸の奥で渋滞している
青になれば また歩き出す二人
でも心の距離は まだ変わらないまま

黄に染まる光が 僕を急かすけど
勇気はいつも 一歩遅れてる

信号が変わるたび
君への想いが揺れて
赤で止まり 青で進み
黄でためらう心

交差点に残る 君の笑い声
どんな未来へ 続いていくのだろう
触れた手のぬくもり 忘れられなくて
次の青までに 伝えたい言葉がある

信号が変わるたび
恋の行方を占う
赤に止められ 青に背中押され
黄に迷う僕の愛

9/3/2025, 10:18:45 AM

Secret Love



誰にも言えない 夜の片隅で
心だけが あなたを呼んでる
名前を口にすれば 崩れてしまうから
沈黙だけが 愛を守ってる

触れた指先に 火がともるたび
罪も痛みも 美しくなるの

Secret love 閉じ込めた
光と影の間で
叶わぬ夢と知りながら
あなたにすべてを捧ぐ


街のざわめきに 隠された微笑み
その一瞬で 時が止まるの
許されない恋と 知っていてもなお
私の心は 抗えないまま

重ねた吐息が 夜を染めてゆく
壊れてもいい あなたとなら

Secret love 終わらない
胸の奥で燃えてる
孤独さえも愛に変え
私は生きてゆける


最後の朝が来ても
涙じゃなく微笑むわ
愛した証が
この胸に残るから

Secret love 運命でも
禁じられた真実でも
あなたを愛したこの想いは
永遠に消えない…

9/2/2025, 10:08:41 AM

承知しました。
「殉愛」という言葉が持つ すべてを捧げてしまうほどの愛、痛みと誇りが同居する想い を軸に、
「ページをめくる」を大人の女性の殉愛的な楽曲詞として描き直しました。


ページをめくる


指先に残る あなたの温もり
忘れることなど できるはずもなく
過去という名の本を閉じても
心はまだ あなたに縛られている

夜ごと読み返す 愛の章(ページ)
痛みさえ 抱きしめたまま
誰の手にも渡せない
これは私だけの物語

ページをめくるたびに
あなたへの祈りがこぼれる
終わりを知っていても
生きる意味はあなたにある

許されぬ恋と知りながら
選んでしまった罪の道
それでもこの想いを
誰かに咎められることはない

あなたに尽くすことでしか
私の心は呼吸できなかった
たとえ明日が途絶えても
今をあなたに捧げたい

ページをめくるたびに
過去も未来もあなたで満ちる
悔いより深いこの愛を
殉じて私は生きてゆく

終章が訪れても
涙ではなく誇りを残す
あなたを愛した証こそ
私の最期の旋律

9/1/2025, 10:15:55 AM

夏の忘れ物を探しに


潮風に紛れて あの日の声がする
「もう戻れない」と知りながら
まだ探している ふたりの影を
波打ち際に刻んだ愛を

強がりの笑顔で 隠した涙
誰よりもあなたを愛していたのに
真実を言えなかった唇が
今も悔やんで 震えている

夏の忘れ物を探しに
まだ冷めきれない夢を追いかけて
あなたの名前を呼ぶたびに
胸の奥が痛みで染まる

花火の残り香に 立ち止まる夜
儚さだけが私を責める
触れられないほど愛してたこと
季節よりも先に気づいていた

夏の忘れ物を探しに
過ぎた時間を拾い集めても
戻れないことわかっていても
心だけがまだ あなたを求める

明日が来ても 答えはなくて
この想いだけが消えないまま
“さよなら”と言えたら
少しは楽になれたでしょうか

夏の忘れ物を探しに
ひとりきり彷徨うこの心
最後にもう一度だけでいい
あなたを抱きしめたかった

8/31/2025, 10:33:38 AM

8月31日、午後5時


夏の匂いがまだ残る風
校庭の影が少し伸びて
君と並んで歩いた道
言えなかった言葉が胸を刺す

蝉の声が遠く消えてゆく
夕暮れの色に染まる頬
「また明日ね」と笑ったけれど
明日はもう来ないと知ってた

8月31日、午後5時
あの日の空は今も焼きついて
最後の夏を閉じ込めたまま
僕の心は動けないでいる

時間だけが背中を押して
ふたりの距離を遠ざけていく
名前を呼べば届きそうなのに
声は風にさらわれて消えた

8月31日、午後5時
君の笑顔がまだここに残って
涙に変わる前のきらめきが
真夏の記憶を抱きしめている

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