寂しくて
窓の外 雨の雫が
街の灯りを滲ませてる
あなたの声が 遠くに聞こえて
胸の奥を そっと撫でていった
平気なふりして笑っても
心は嘘をつけなくて
ねぇ、今 どこで眠ってるの?
寂しくて ただそれだけで
涙がこぼれて止まらない
あなたの名前を呼んだら
少しだけ楽になれるかな
会いたいと願うほど
夜が長くて痛いの
コーヒーの香りがまだ
部屋の片隅に残ってる
ふたりで見た夢の続きを
誰かが今、歩いてるの?
最後にくれた優しさが
今も背中を離れない
ねぇ、どうして行ってしまったの?
寂しくて ただそれだけで
世界が少し霞んでく
写真の中のあなたは
笑ってるのに切なくて
思い出に触れた手が
震えてしまうの
もしもあの日に戻れるなら
何もいらない 抱きしめてほしい
言葉よりも確かなぬくもりで
寂しくて ただそれだけで
愛がまたこぼれてく
あなたのいないこの部屋で
呼吸するたび探してる
さよならの意味をまだ
見つけられずにいるの
寂しくて――
今もあなたを想ってる
行かないでと、願ったのに
最後のドアが 静かに閉まる音
胸の奥で 何かが崩れていった
「大丈夫」って笑った唇の奥で
本当は叫んでたの ――行かないで
君の背中に触れた空気
まだ温もりが残っている
なのにもう 届かない距離へ
行かないで、と願ったのに
その言葉は風に溶けて
涙の海に沈んでゆく
交わした夢のかけらだけ
手のひらに残したまま
さよならも言えずに
光のないホーム ひとりきり見送った
君の影が遠ざかるたびに
心の時計が止まるのがわかった
もう、あの日の私には戻れない
もしもあの瞬間に
強く抱きしめていたなら
運命は変わっていたのかな
行かないで、と願ったのに
君は微笑んでいたね
未来を信じるその瞳で
私はただ泣くことしか
できなかった
愛していたのに
雨の音が今も 二人を包むようで
触れられない君の声を 探してしまう
行かないで、と願ったのに
時は残酷に流れて
思い出だけが優しすぎて
あの夜の温もりさえ
まだ私を離さない
さよならよりも深く
心は君を呼んでいる
行かないで――と
願ったあの日のままで
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🌙 楽曲イメージメモ:
テンポ:
いいタイトルですね。
「friends」という言葉には、友情だけでなく ― 時に恋よりも深い「心の絆」や「すれ違い」「大切にしたいのに言葉にできない想い」など、幅広い感情が含まれます。
ここでは 青春と少しの切なさをテーマにした、映画エンディング風の楽曲詞として描きます。
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friends
放課後の空 少し傾いた陽射し
笑い声の影が 長く伸びてく
同じ時間(とき)を歩いてた あの日のままの僕ら
何も言わなくても わかり合えたのに
夢を追いかける背中が
少し遠く見えた午後
ただ「頑張れ」と言えたらよかった
Friends, we were shining in the light
あの日の涙も 風に溶けて
手を振る君の笑顔 焼きついたまま
We'll never fade, even if we say goodbye
心の奥でまだ 続いてるストーリー
季節が巡り それぞれの道を歩く
写真の中でだけ 並ぶ肩と肩
言葉にならない想いを 音に変えて
君に届くように 歌い続ける
Friends, we were young and unafraid
世界が眩しくて 泣きたくなるほど
君と見た未来は 今も色あせない
Cause true friends never really fade away
心の中で 君は笑ってる
夜明け前の静けさに ふと浮かぶ声
「また会おう」って言った約束
今も信じてる
Friends, you’re the reason I still dream
途切れたメロディが また動き出す
たとえ時が僕らを離しても
Our hearts will always find the way
終わらない絆を 胸に抱いて
君に届くように この歌を贈るよ
永遠の“friends”に
君が紡ぐ歌
静寂の中で ふと聴こえたのは
君が残した あの調べ
壊れそうな夜に
君がくれた ひとひらの声
遠く離れても 届く気がした
あの旋律が
君が紡ぐ歌は 記憶の灯り
消えかけた夢を そっと照らすよ
いつかまた 巡り逢えるなら
その時まで 歌っていて
Sing to me across the time,
Let our hearts be still aligned.
Even if the night will fall,
Your song will guide me through it all.
季節は流れて 色を変えても
心の片隅に 君はいる
君が紡ぐ歌は 祈りのように
忘れかけた日々を 抱きしめてく
また笑える日が来るなら
その声で 迎えにきて
Your melody remains inside of me,
君の歌が まだここにある
愛 − 恋 = ?
君を想うたび 胸が痛むのは
恋がまだ残っているからだろうか
手を伸ばさなくても 温もりを感じる
それはもう 愛に変わった証
愛 − 恋 = 静かな祈り
名前を呼ばずに ただ想うだけでいい