ふたり
静かな夜に寄り添って
君の肩のぬくもりを感じてた
言葉はいらない ただその瞳が
未来を映してくれた
すれ違う日々もあったけど
心だけは離せなかった
涙の数よりも多く
笑顔を信じてきたから
ふたりで歩いた道は
ひとりでは辿りつけない場所へ
傷ついても抱きしめたい
君がいれば それでいい
風に揺れる花のように
儚く散る運命だとしても
「好きだよ」のひとことで
すべてを越えられるから
ふたりで重ねた時間は
消えない灯火のように
暗闇さえ照らしてく
君がいれば 恐くない
心の中の風景は
心の中の風景は
君と過ごした季節のまま
色あせても消えない
あの日の笑顔が咲いている
夕暮れに染まる海辺で
肩を並べて歩いた道
波の音よりも近くに
君の声が響いていた
心の中の風景は
いつも君の影を映して
もう会えなくても
優しい痛みで私を包む
時が流れ 街が変わっても
思い出だけはそこにいて
ふとした瞬間 目を閉じれば
君がまだ笑ってる
もしも願いがひとつ叶うなら
もう一度あの場所へ
君と一緒に立って
未来を見つめたい
心の中の風景は
いつまでも恋を抱きしめて
遠い空に消えた
君を探している
素足のままで
砂の上に描いた夢
波がそっとさらってゆく
追いかけるように 笑う私を
黙って見ていたね
飾らないで ありのまま
あなたの前にいられるのが
なによりも幸せだと
あの日気づいたの
素足のままで 歩いていける
あなたとなら どんな道でも
傷ついてもいい 涙さえも
あなたがそばにいるなら 愛になる
夏の匂い 風に混じる
胸の奥が熱くなる
触れた指先の震えさえも
恋の証だと信じたい
約束なんてなくても
心はもう離れない
そんな確信に似た
やさしさを抱いて
素足のままで 駆け出してゆく
あなたの名を呼びながら
未来なんてまだ見えなくても
あなたと笑える今が すべてだから
月明かりに照らされて
ふたり影が寄り添う
どんなに時が過ぎても
きっと変わらない
素足のままで 歩いていこう
愛を信じて どこまでも
あなたがいるだけで この世界は
私のすべてを包む 輝きになる
もう一歩だけ
静かな夜に ひとり立ち止まる
君と歩いた道 まだ残る気配
届きそうで届かない距離を
どうして怖がってしまうんだろう
あと少し 手を伸ばせば
君に触れられる気がして
もう一歩だけ 踏み出せたなら
きっと未来は変わるのに
臆病な心が まだ立ち止まる
君の名前を 呼びたくて呼べないまま
忘れたふりで 笑おうとしたけど
胸の奥でまだ 灯りが揺れてる
言えなかった言葉の重さが
夜風に揺れて 涙になった
あと少し 勇気出せたら
君に伝えられる気がして
もう一歩だけ 寄り添えたなら
孤独も痛みも溶けてゆく
離れないように 願う気持ちが
君を想って 震えているのに
明日の空へ続く道を
君となら歩けるはず
それでもまだ 一歩が遠い
夢のように 霞んでしまう
もう一歩だけ 踏み出せたなら
変わらぬ愛を信じられる
たとえ傷ついても 後悔しない
君と歩いて 未来へ行きたいから
Midnight Blue
夜更けの街 誰もいない
窓越しに映る 孤独な影
胸の奥でまだ消えない声が
君を呼んでいる
忘れたくても 忘れられない
深く染み込む あの微笑み
もう二度と届かぬはずなのに
心は君を探す
Midnight Blue 静寂に包まれて
溢れる想い 抑えきれずに
愛していた証は この胸に
星のように 今も瞬いている
揺れる記憶 淡い月明かり
寄せては返す 波のように
あの日の君の温もりさえ
眠れぬ夜に蘇る
Midnight Blue 君の名を抱きしめて
時を超えても 消えはしない
もし願いがひとつ叶うなら
もう一度 君と歩き出したい
明日が来ても 変わらぬまま
青く染まる この心は
君を求め 夜を彷徨う
果てしない Midnight Blue