みりん

Open App
6/23/2025, 8:59:09 PM

子供の頃は、
夢をたくさん見ていたものだ。

僕は空を飛ぶ夢をよく見ていた。
いつもの公園から、街に飛んでいく夢だ。

人が飛んでいってしまう夢もよく見た。
いつもの公園から、みんなが飛んでいく夢だ。

今は、夢を見なくなってしまった。
怖くもないし楽しくもない。

僕の背中にもう翼は生えない。

久しぶりに夢が見たくなって、
牛乳を飲んで寝た日があった。

僕はその夜白い部屋にいた。
何もない、ただ広い、部屋。

僕は孤独を八方から感じて、
うずくまった。

僕の背中に、もう翼は生えない。
白い檻が怖くて、また今日も眠りにつけない。


『子供の頃の夢』




「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人です!
ぜひおいでください!!
夢って全然見ないんですよね…。
久しぶりにみたいかもしれないな。
皆さん、寝ましょう。

6/22/2025, 12:48:12 PM

恋人になったということは、
いつでも一緒にいてくれるというわけではない。

一方的に始まってしまったならなおさら。

恋人になったということは、
いつでも連絡を取り合うというわけではない。

あなたのことが好きというならなおさら。

恋人になったとしても、
帰りたくない、と素直にいえるわけではない。

どこにも行かないでほしいという傲慢な願いは、
私達の間をするりとぬけて川に落ちる。

私のことが好きじゃないというのなら、
なおさら。


『どこにも行かないで』




「書く習慣ってアプリやってる人おいで!!!!」
とかいうオプチャの管理人です!!
ぜひおいでください!
あんまり動いてはないですけども…

6/21/2025, 1:22:55 PM

私は遅く歩く。
君が歩き出すのを待つために。

友達と適当に話をしながら、
それとなく君のことを待っている。

私は遅く歩く。
今駆け出したら丸わかりだから。

友達と話を続けながら、
それとなく君のことを目で追う。

私は速く歩く。
君はいつも私達をおいていくから。

友達も君のことを見ているけど、
私とは見ている色が違う。

私は少し駆け出す。
君の背中を追って。

笑いながらふざけながら、
それとなくいつも君の背中だけを追う。



『君の背中を追って』




「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人です!
とっても眠たいです!
皆さんはもう11時とかに寝ましょう!!

6/20/2025, 10:16:47 AM

私の家には庭があった。

母は庭の手入れとかは嫌いだったから、
私が5歳のときだったか、砂利で埋めた。

ふと思い立って実家に帰っては、
ぼんやりとその庭を眺めた。

孤独感に囚われた心を、
あの人のことでいっぱいにできるように。

私の家の庭には花がなかった。
だから私は花でいっぱいの庭をいつも想像した。

空想の庭で、
空想の花を摘む。

少しきついピンク色をした花を顔の前に持ち上げる。

花占いを、嫌いから始める人はあまりいない。
もれなく私も好きから始めた。

空想の花の、
空想の花びらを取っていく。

嫌い、か。

コスモスでは恋は実らない。
そんなことは知っていたのに、
私の庭にはコスモスが見える。



『好き、嫌い、』




「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人でーす!

6/19/2025, 3:39:10 PM

私は靴を履いて、外に出ようとした
先程まで泣いていたのが嘘かのように前を向く

外はなんだか暗かった
厚い雲が、私の行く末を邪魔するように見えた

もう目は乾いていたから
問題なく歩き出すことができた

私は必死に歩いていたから
君も出てきたことに気づいていなかった

雨の香りがするね、と声をかけてくるものだから
真正面から君を見てしまった

あぁ、雨ね。
傘持ってきたかな。

適当な会話は場を柔らかくする
君はなんだか早歩きで行ってしまった

私の涙の跡は
君には少し早すぎたのか


『雨の香り、涙の跡』

Next