私から鳴ってるこの歌は
あなたには届くわけもなく
あなたから聴こえるあの歌は
私のこの頭を揺らしてく
生きることを歌うあなたを
死んだ目で耳で触れていく
生きることを歌うあなたを
私はただ歌って聴かぬふり
『君が紡ぐ歌』
懐中電灯を握る手は
これは私の手
霧を縫って歩く足は
これも私の足
あたりは暗くて夜の中
てらされた粒だけが見える
夢とわかっていながらも
濡れない足を気にせずに
足元だけをてらして歩く
『光と霧の狭間で』
車で少し遠くにおでかけをしたときの
帰りによく寄った雑貨屋さんに
ぷかぷかの砂時計がおいてあった
僕はきまって少し背伸びをして
砂時計をひっくりがえした
青と黄色がぷつぷつ浮かぶ
砂時計をひっくりがえす
一人になった部屋に
ぷかぷかの砂時計をおいておく
そんな夢を見ていながらも
見せ物をまたひっくりがえした
『砂時計の音』
「書く習慣ってアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です。
あれオイルタイマーっていうんですね。
知らなかったです。ほしいです。いらないけど。
未知の交差点があったならば
それを逃してはいけません
ある人にとっては成長になるし
ある人にとっては友情になる
未知の交差点があったならば
それを隠してはいけません
ある人にとっては過去になるし
ある人にとっては恥になる
あなたとわたしのあいだに
未知の交差点があったならば
誰が逃がして隠したのでしょう
ほとんどわたしの一方通行
あなたはいつも誰も通らないあぜ道
『未知の交差点』
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!
なんて安直な名前…
小説を自作してる人もいたりしてます。すごいです。
ぜひおいでください!
見ている
私たちのことを見ている
あなたたちのことを見ている
私はあなたたちのことを見られている
あなたたちに見られている
私たちは見られない
あなたたちは私たちのことを見ている
見ていることを私たちは見られていない
誰かが見ている
あなたたちを見ている
あなたたちは誰かを見ている
誰かは私のことを見ている
私たちは見られている
『誰か』