12/1/2025, 12:09:09 PM
今日の帰り道の私の左手には、
君の右手が絡まっていない。
寒いから来なくていいよって私をさ、
来てほしくないって言い換えないでよ。
今日の帰り道の信号は、
いつもよりのんびり変わる。
ほんとは来てほしいって言いたい私をさ、
ひとりで帰らせないでよ。
まだ変わらない赤い信号と、
頭上には凍てつく星空。
『凍てつく星空』
かわいい詩だって書きたくなるのよ。
ふふ
11/6/2025, 2:49:20 PM
いつの間にここまで
歩いてこられたのでしょうか
今私の目はきっと
茶色に輝いているのだわ
そう思うと眩しくても前を向いていられる
寒い朝に立っていられる
いつの間にここまで
冷たくなっていたのでしょうか
一瞬の瞬きからふと目を瞑る
じっと目の奥が痛む
冬支度などまだできていない
素足を晒してまた歩きだす
『冬支度』
10/20/2025, 1:02:03 AM
私から鳴ってるこの歌は
あなたには届くわけもなく
あなたから聴こえるあの歌は
私のこの頭を揺らしてく
生きることを歌うあなたを
死んだ目で耳で触れていく
生きることを歌うあなたを
私はただ歌って聴かぬふり
『君が紡ぐ歌』
10/19/2025, 1:05:11 AM
懐中電灯を握る手は
これは私の手
霧を縫って歩く足は
これも私の足
あたりは暗くて夜の中
てらされた粒だけが見える
夢とわかっていながらも
濡れない足を気にせずに
足元だけをてらして歩く
『光と霧の狭間で』
10/17/2025, 12:45:08 PM
車で少し遠くにおでかけをしたときの
帰りによく寄った雑貨屋さんに
ぷかぷかの砂時計がおいてあった
僕はきまって少し背伸びをして
砂時計をひっくりがえした
青と黄色がぷつぷつ浮かぶ
砂時計をひっくりがえす
一人になった部屋に
ぷかぷかの砂時計をおいておく
そんな夢を見ていながらも
見せ物をまたひっくりがえした
『砂時計の音』
「書く習慣ってアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です。
あれオイルタイマーっていうんですね。
知らなかったです。ほしいです。いらないけど。