地下鉄を使ってやっとたどり着けるような、
少し遠い場所にあるテニスコート。
朝から、顔に見合わない短いスコートをはいて、
君はラケットを手に持った。
君を見に来たよって言えたなら、
どれほど後悔から逃げれるのか。
君の試合はこの一つあと。
10番コートのフェンスに近づき、
特に興味のないテニスを見ておくことにした。
そわそわしている君を見ていると、
なんだか僕も落ちつかなくなる。
君が僕を見つけなくたっていい。
君がその真面目な顔で、ラケットを振ってくれれば。
一人でいると欲が深くなってしまう。
僕は僕を暗闇の中に隠して、
泣きながら挨拶をする一方を目で追う。
君の試合はもうすぐだ。
君が僕の暗闇で、瞬く間に輝き出す。
『光輝け、暗闇で』
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おいでねみんな!!!
真っ暗な部屋の中、
僕は1人船に乗り込む。
画面だけが明るく光って、
さながら、イカでも釣りに行くようだった。
今日はもう店じまいにしようと、
目を閉じようとするも、
未来への道は、
未だひらけてはこない。
『未来への船』
昨日の夜用意した、
住所を書いた紙を財布に入れて、
私は家を出る。
この期に及んで鍵を閉めていく私に、
私は無性に腹が立った。
いつもとは違う方向の電車に乗るのは、
案外緊張するし、楽しい。
ICカードを使わずに、
今日くらいは切符を買った。
特別な日のように振る舞う私に、
私は無性に腹が立った。
いつもはスーツを着て、
人のごったがえす駅を早歩きで歩いていたから、
人気のない駅についた途端に孤独が身に沁みた。
ラフな格好で、リュックサックなんか持ったりして、
人から見れば観光客のようだろうし、
今の気分はそのような感じだった。
木の看板にかかれた、少し細長い文字に従って、
私は山道に入った。
道には、かろうじて車の跡があったが、
ガードレールなどはなかった。
そのため私は、昨日の夜に見た夢のように、
脇道にそれて、草を踏み倒して進んだ。
考え事をしながら歩いていたからか、
それとも何も考えていなかったからか、
気づけばだいぶ遠くまできてしまったようだった。
ここでいいか、と
背負ったリュックサックを静かにおろす。
ああ、私はこの静かなる森へ
なんてことをしてしまうんだろう、と思う。
しかし事は予定通りに、
そう、昨日の夜に見た夢のように、
静かに進んでいった。
『静かなる森へ』
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ぜひきてね〜〜〜
どうか目が覚めませんように。
そう思った晩は
いつも気づいたら白い部屋にいる
足を一歩ずつ前に出して歩く
私は部屋の真ん中で歩く
どこまで歩いても行き止まりはなかった
終わりは見えているのに、たどり着かなかった
部屋というにはあまりにも殺風景である
広い体育館で、ひとり取り残されたように
私はしばらく歩いた
次第に頭がふらふらとしてきて
倒れ込みたいと思った
そして目が覚めた。
晩のあの長い思い出は、
決して再び描き出すことはできない。
『夢を描け』
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とかいうオプチャの管理人です!
夢って、起きたらなんも覚えてないよね!!
僕の日課は、手紙を書くことである。
まず、僕の名前を書く。
次に、その日に起きたことを書く。
日記みたいなものだけど、
僕は必死に、大切に毎晩書く。
誰と会ったのかを書く。
家族のことも書く。
名前も、性別も、くせも、
分かることは全て書いておく。
住んでいる街のことを書く。
いきつけの店のことを書く。
どこで何を買っているのか、
詳細に書いておく。
病気のことを書く。
そして、僕の名前を書く。
明日の朝起きた僕に向けて、
昨日の晩の僕を似せるように、枕の横に置いておく。
目が覚める。
身体を起こす。
目覚ましを止める。
手紙が目に入り、読み始める。
私の名前は、
『手紙を開くと』
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クロノトリガーのBGM聴きながら勉強をしようとしているのですが、BGMが良すぎて勉強どころではありませんね!