地下鉄を使ってやっとたどり着けるような、
少し遠い場所にあるテニスコート。
朝から、顔に見合わない短いスコートをはいて、
君はラケットを手に持った。
君を見に来たよって言えたなら、
どれほど後悔から逃げれるのか。
君の試合はこの一つあと。
10番コートのフェンスに近づき、
特に興味のないテニスを見ておくことにした。
そわそわしている君を見ていると、
なんだか僕も落ちつかなくなる。
君が僕を見つけなくたっていい。
君がその真面目な顔で、ラケットを振ってくれれば。
一人でいると欲が深くなってしまう。
僕は僕を暗闇の中に隠して、
泣きながら挨拶をする一方を目で追う。
君の試合はもうすぐだ。
君が僕の暗闇で、瞬く間に輝き出す。
『光輝け、暗闇で』
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
っていうオプチャの管理人です!
おいでねみんな!!!
5/16/2025, 9:02:28 AM