寝てても
寝れなくても
明日はやってくる。
明日に向かって能動的に
自主的に歩くことが
出来た人だけが
満足感のいく『明日』を迎えられるっていう
思い込み。
…でもさ、
…だってさ
…努力した人には敵わないじゃない
敵わないかもね
そうかもね
でもそうじゃないかも
しれないし
一番は生きてることが
大事なんじゃない?
ま、とりあえず。
明日はね
目が覚めて、靴下が履けたなら
それでいいと思う。
誰かの
切り取った
まやかしのやる気に
翻弄されないで
自分らしく
歩いたり、休んだり
していきましょう。
今日、目の前で
ある人の
『拒絶』という心のシャッターが
ガラガラガラと音を立てて閉まっていく様を見た。
久しぶりに人を傷つけた実感を得た。
どう生きたって人を傷つけるんだなと
改めて途方に暮れてみている。
(でもギンビス動物クッキーをばりばり食べる元気はある)
怒りにも悲しみにも似た
複雑な感情を私に一直線で向けられている気がしたのと、ここからどう頑張っても
言い訳にしか聞こえないであろう私の主張は
脆く消え去った。
言ってしまえば
シンプルに合わない、ということなんだと思う。
その人と会話して、幸せになるイメージが持てないのなら
お互いのために距離を取るのは仕方のないことと感じる。
あの人に限らず、私は何度も大切だった人にさよならを告げてきた。
前にも似たような状況になったとき
私は怒りのほうが強くて、どうしてあんな言い方ができるのだろう?と思い憤慨していた。
…でも今回は怒りではなく、かわいそうに思えてしまった。こどもにみえてしまった。
人を拒絶しつづけて、ありのままでいることを追求して
自分の好きな人には執着して別人のようにすがり続けて。
剥き出しのありのままで居るあの人を見て
私は羨ましさを感じることもなく
ただ、苦しそうだなと思ってしまった。
変容できる自分と
変容できない自分は
私の中にも確実に存在する。
もちろん突っぱねるような消せない個性もある。
だけど、わざわざ自分から火の中に飛び込まなくてもいいだろう。燃えるときはジタバタしたって一瞬なのだから。
改めて、気持ちの分かる人
知らない人だとしても
辛い時に本音を言っても大丈夫そうな人
例えば震災の時に
泣いている人に
大きな事は言えなくても
黙って抱きしめてあげられるような
そういう人になりたいと気づいた。
反面教師を
新年早々見つめ直す。
そして、手放そう。
まだ見ぬ景色には
綺麗なものも目を伏せたくなるものもあるだろう。
そのどれもが、
知らなかった『優しさ』を連れてきてくれる。
そう願って生きていく。
昨日まで普通に会えた人が
もう会えなくなることを
…もう会えなくなってから知る。
言葉の上ではいくらでも綺麗事を言えるよなぁと
文章を描いていると
ときどき薄っぺらく感じて
何を書いても嘘のように感じる。
今感じている心の擦り傷だけは
リアルな感じがする。
年々、私も周りの人も
『心の傷つきセンサー』
ばかりが発達しているように思う。
何を発するにも
傷つけやしないか?
怖がりはしないか?
そんな腫れ物に触るような日常が増えていく。
私が彼女に発した言葉は
その時の全てであり、精一杯だった。
申し訳ないと思うけれど
悲観をしても何か変わるわけではない。
私の存在も
彼女の存在も
大きなところから見れば
小さなちいさな星のカケラ。
だけど
光ってたんだよ。
あの時、あなたが生きたあの瞬間は
すごく輝いてたんだ。
…価値って君が決めることもあるけど
誰かが決めることもある。
それも思いも寄らない方向で人生を変えることもある。
その価値は全部が全部悪いとは限らない。
そんなに低く見積もらないで。
そんなに短く切り取らないで。
自分の人生にタイパなんて、求めないで。
どちらにせよ
私は私で生きていくことが恩返し、というか
最低限やれることなのだ。
だから淡々とやる。
日常を。
今年の抱負は
とにかく寝ること。
一文字でいうなら、眠だ。
物心ついてから諸々あって
12時前に寝たためしがないのだが
昨日久しぶりに12時前に寝た。
…小4以来か。
これは個人的快挙。
大人になってからは
いつものセブンのおせちを
ちょっと良い日本酒で。
お決まりの格付けチェックで
今年は鬼龍院の震えあがる顔を見ながら
元日は過ぎていった。
地震もなく、ちょっとほっとして
なんだかとりあえずは
一年が始まった感じを受けつつ居たら
急激な睡魔が襲ってきた。
福男が走るのはいつだっけ?
大事なことなんだろうけど
どうとでもなるようなことを
考えながら目を瞑ると
案外早く眠くなるのに気づいた
2025年の年始だった。
良い年じゃなくても
悪い年じゃなければ。
それでいいのさ。
ただいま 2024
なにがしたいのか
できなくなってからじゃ、おそいよ
いまは今しかないんだよって
まあ、確かに沁みてくる
過ぎ去った今年の風
冷たさも熱さも思い出すけど
どこまでいっても
もう 終わったこと
振り返っても
ふりかえらなくても
一度きりの明日はやってくる
どんな明日になるかなんて
誰にもわからない
決められない
わからなくていい
きみはきみだよ
それだけは どうか
忘れずにね
さあ
とりあえず目の前のみかんをたべて
あとちょっとしたら
2025年も いってらっしゃい
待ってるね まってるよ