眞白あげは

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5/3/2026, 1:47:54 PM

二人だけの秘密

夜の気配がそっと降りて
世界が静かに息をひそめるころ、
あなたと私のあいだにだけ
小さな灯りがともる。

誰にも触れられない
指先ほどの温度。
名前もないまま
胸の奥でそっと揺れている。

言葉にすれば消えてしまうから
声にはしない。
ただ、目が合った瞬間にだけ
確かに分かる合図がある。

世界がどう変わっても
奪われることのないもの。
それはきっと
あなたと私が選んだ
“二人だけの秘密”。



眞白あげは

5/1/2026, 9:22:42 PM

カラフル

雨上がりの街角に
小さな光が跳ねる
赤は情熱 青は静けさ
黄色は笑い声の記憶

白い息が混ざり合い
誰かの夢が透けて見える
色は心の温度
触れれば 世界が少し優しくなる

灰色の朝も 黒い夜も
ほんの一滴の色で変わる
カラフルとは 生きること
悲しみも 喜びも 同じ絵の具

だから私は今日も描く
まだ見ぬ明日を 虹の筆で。


眞白あげは

4/30/2026, 12:30:32 PM

楽園

静かな風が
ひとひらの光を運んでくる
そこは 争いの影さえ落ちない場所

草原はやわらかく
踏みしめれば 心までほどけていく
鳥たちは名もない歌を紡ぎ
空はどこまでも澄んでいる

誰も奪わず
誰も傷つけず
ただ、在ることを許される世界

もしも楽園がどこかにあるのなら
それは遠い地図の向こうではなく
ふと胸の奥で
静かに灯る
ひとすじの安らぎなのだろう


眞白あげは

4/30/2026, 4:48:43 AM

風に乗って

風に乗って
そっと遠くへ運ばれていくものを
あなたはきっと知っている。

言葉になる前の想い
胸の奥でまだ震えている願い
触れれば消えてしまいそうな光
それらすべてが
風に乗れば、自由になる。

追いかけなくてもいい。
掴みしめなくてもいい。
風は、あなたが手放したものを
優しく、正しい場所へ連れていく。

だから今は
深く息を吸い
肩の力をほどき
ただ、風に身をゆだねればいい。

あなたの未来もまた
風に乗って
静かに、確かに
動き始めている。



眞白あげは

4/28/2026, 10:20:10 PM

刹那

ひとひらの
光が触れて
消えるまでのあいだに

心は
世界のすべてを
抱きしめようとする

風が頬をかすめ
影が揺れ
色がほどけていく

その一瞬だけ
確かに生きて
確かに在ったと
胸の奥で
静かに灯る

刹那は
儚さではなく
魂が最も澄む
ただ一度の呼吸

——あなたの中で
今日もそっと
きらめいている


眞白あげは

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