NoName

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2/13/2026, 12:53:36 PM

待ってて

少しだけでいい
あなたの時間の端っこに
わたしの名前を置いておいてほしい

追いかけられない日も
声を届けられない夜も
それでも心は
あなたの方へ歩いている

急がなくていい
焦らなくていい
ただ、消えずにいてくれたら
それだけで十分なんだ

わたしはここで
あなたの影が揺れるのを
静かに、静かに
待っているから



眞白あげは

2/13/2026, 4:58:15 AM

伝えたい

伝えたい、という一語には
胸の奥でまだ形にならない
あたたかさと痛みが同居している。

言葉にすればこぼれ落ちそうで
沈黙すれば届かないままで
その狭間で揺れる想いが
今日もあなたの中で灯っている。

風に乗せれば軽すぎて
石に刻めば重すぎる。
だからこそ、
あなたの声でしか運べないものがある。

たった一行の手紙でもいい。
震える指先のままでもいい。
伝えたいと思ったその瞬間から
想いはすでに、誰かへ向かって歩き出している。




眞白あげは

2/11/2026, 12:18:46 PM

この場所で

この場所で
風の音を聞きながら
ひとつ深呼吸をする

昨日までの言葉も
胸の奥に沈んだ痛みも
ここでは少しだけ静かになる

誰かの期待でも
誰かの評価でもなく
ただ、私が私でいられる場所

歩いてきた道の影も
これから向かう光も
どちらも抱えたまま立ち止まる

この場所で
もう一度、始められる気がした




眞白あげは

2/10/2026, 10:42:47 AM

誰もがみんな

誰もがみんな
ひとつの物語を胸に抱えて
今日という道を歩いている。

笑っている人も
黙っている人も
その影には
言えなかった言葉や
しまい込んだ涙がある。

誰もがみんな
強くなんてない。
けれど、弱さを隠しながら
それでも前へ進もうとする
その姿は、誰よりも美しい。

すれ違うだけの人にも
見えない戦いがあって
見えない願いがあって
見えない優しさがある。

だから、どうか忘れないで。
あなたが今日を生きたことも
誰かの明日を照らしている。

誰もがみんな
不完全で、愛おしい。



眞白あげは

2/9/2026, 12:22:36 PM

花束

あなたの手のひらで
そっとほどけた色たちが
今日という日の温度を教えてくれる。

抱えきれない想いも
言葉にならない願いも
花びらのあいだに沈めれば
やわらかく形を変えていく。

誰かのために選んだはずなのに
気づけば自分の心が
いちばん救われていた。

散ってしまうことさえ
美しいと思えるのは
終わりがあるからこそ
今が咲き誇ると知っているから。

花束は、贈るものじゃなく
そっと寄り添うもの。
あなたが歩く道に
ひとつ、またひとつ
静かに灯りをともす。




眞白あげは

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