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大好きな君に

大好きな君に
言葉をひとつ渡すなら
それは花よりも軽く
ため息よりもあたたかいものがいい。

君の笑顔が
朝の光みたいに
そっと世界を明るくするたび
胸の奥で小さな鐘が鳴る。

大好きな君に
触れられない想いがある。
名前をつければ壊れそうで
黙って抱けば溢れそうで
ただ、君の隣にある空気になりたい。

君が歩く道に
影が落ちる日があっても
その影の輪郭を
そっと撫でる風でいたい。

大好きな君に
届くかどうかもわからないまま
今日もひとつ、言葉を置く。
どうか君の心の片隅で
静かに灯りますように。


眞白あげは

3/4/2026, 11:05:13 AM