眞白あげは

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楽園

静かな風が
ひとひらの光を運んでくる
そこは 争いの影さえ落ちない場所

草原はやわらかく
踏みしめれば 心までほどけていく
鳥たちは名もない歌を紡ぎ
空はどこまでも澄んでいる

誰も奪わず
誰も傷つけず
ただ、在ることを許される世界

もしも楽園がどこかにあるのなら
それは遠い地図の向こうではなく
ふと胸の奥で
静かに灯る
ひとすじの安らぎなのだろう


眞白あげは

4/30/2026, 12:30:32 PM