幸せに
幸せに
そう願うたび
胸の奥で
小さな光がふっと灯る。
大きな夢じゃなくていい。
誰にも見えないほどの
ささやかな温度でいい。
朝の光にそっと触れた指先や
名前を呼ばれたときの
あの微かなぬくもり。
それだけで
世界は少し優しくなる。
幸せに
そう呟くたび
昨日よりも少しだけ
自分を抱きしめられる気がする。
未来はまだ見えなくても
この一歩が
確かに私を
幸せへと連れていく。
眞白あげは
何気ないふり
何気ないふりをして
今日も私は
いつもの歩幅で歩く。
胸の奥で
ひそかに波立つ想いを
そっとポケットにしまい込み
風の音に紛れさせる。
笑ってみせるのも
ため息を飲み込むのも
全部、誰にも気づかれないように
丁寧に整えた仕草。
だけど
ふとした瞬間
心の端がほどけて
本当の私が顔を出しそうになる。
何気ないふりは
弱さじゃなくて
今日を静かに生き抜くための
小さな魔法。
誰にも悟られないように
そっと
自分を守るための
やさしい鎧。
眞白あげは
ハッピーエンド
物語の終わりには
いつも
小さな光が待っている。
涙でにじんだページも
迷いで折れた角も
そっと撫でるように
未来の風がめくっていく。
たどり着いた場所は
思っていたほど眩しくなくて
けれど
心に触れるあたたかさが
確かにそこにある。
誰かの手を取ることでも
大きな夢を叶えることでもなく
ただ
「ここまで来られたね」と
自分に微笑む瞬間。
それがきっと
私のハッピーエンド。
眞白あげは
見つめられると
見つめられると
胸の奥で
ひそやかに波が立つ。
言葉より先に
まなざしが触れて
まだ知らない私を
そっと照らし出す。
逃げたいようで
立ち止まりたいようで
心はいつも
そのあいだを揺れている。
けれど
見つめられるたびに気づくのだ。
私は思っているより
ずっと
誰かの光を受け取る準備ができている、と。
まなざしが離れたあとも
余韻だけが
静かに胸に残り
小さな灯のように
私をあたためている。
眞白あげは
My Heart
My heart
それは 胸の奥で
ひっそりと揺れる
小さな灯火。
触れれば消えてしまいそうで
けれど
風に吹かれても折れない
不思議な強さを持っている。
喜びに震える日も
痛みに沈む夜も
この灯火は
私を見失わないよう
そっと道を照らしてくれる。
My heart
誰のものでもなく
奪われることもなく
ただ
私が生きてきた証として
今日も静かに
あたたかく脈打っている。
眞白あげは