眞白あげは

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3/15/2026, 12:04:04 PM

星が溢れる

星が溢れる夜だった
言葉にできなかった想いが
ひとつずつ光になって
空の深いところへ昇っていく

手を伸ばしても届かないのに
なぜか触れられそうで
胸の奥のかすかな痛みまで
そっと照らしてくれた

あの日こぼした涙さえ
星座のように並び替えれば
迷いの形を教えてくれる
そんな気がしたんだ

暗闇は終わりじゃなくて
光を見つけるための余白
星が溢れるこの夜に
まだ言えなかった未来を
そっと置いていく


眞白あげは

3/14/2026, 12:44:49 PM

安らかな瞳

ひとしずくの光が
朝の気配をそっと撫でるころ
あなたの瞳は
風よりも静かに 世界を受けとめていた

争いの影がよぎる日も
胸の奥がざわめく夜も
そのまなざしは
波紋ひとつ立てずに 私を映してくれる

言葉よりも確かなものが
そこには宿っていて
触れればほどけてしまいそうな
やわらかな強さが息づいている

どうかその瞳が
これからも曇りませんように
あなたが見つめる世界が
安らぎで満たされますように


眞白あげは

3/13/2026, 12:10:11 PM

ずっと隣で

あなたの歩幅に合わせようと
無理に急ぐことはしない
ただ、風が変わるたび
同じ方角を見ていたいだけ

言葉が途切れる夜でも
沈黙が冷たくならないように
そっと袖口を寄せるように
気配だけを灯している

季節がいくつ巡っても
思い出は増えるより、深くなる
あなたの影が伸びるたび
その隣に、もうひとつ影を置く

約束はいらない
未来を縛る紐もいらない
ただ、今日のあなたの隣に
今日のわたしがいられたら
それで十分だと思える

ずっと隣で
触れなくても、離れなくても
同じ空気を吸って
同じ時間を静かに分け合う
そんな関係でいたい


眞白あげは

3/12/2026, 10:35:10 AM

もっと知りたい

触れた瞬間 胸の奥で
小さな灯りがふっと揺れた

理由なんて まだ分からない
けれど 心が前のめりになる

知らないことは 怖さよりも
どこか甘い予感を連れてくる

一歩近づけば 景色が変わり
もう一歩で 世界が少し広がる

もっと知りたい
その気持ちだけが
静かに 確かに
私を次の場所へ押し出していく


眞白あげは

3/12/2026, 8:13:49 AM

平穏な日常

朝の光が そっと机に落ちて
湯気の立つカップが 一日の始まりを告げる

窓の外では 風が静かに枝を揺らし
昨日と同じようで どこか少し違う景色がある

歩き慣れた道の上で
すれ違う人の気配が やわらかく胸を撫でていく

特別なことは何もない
けれど この何もなさが
心の奥で 静かに灯りをともす

呼吸をひとつ
世界は今日も 穏やかに続いていく



眞白あげは

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