『My Heart』
トクトク動く私の鼓動はどこへ向かうのだろう
川のせせらぎ。ざわめく木々。煌めく星。ゆらめく陽炎。トクトク、トクトク、音がする
人工的な煙やこの何とも言えない肌で感じる暑さ、
ここにある現実
どこにいけばいいのだろう。
ジリジリと音がする
人の歯車の中を探している
1000年も10000年も生きる宇宙人ではないから、
私の最後はアレやコレやと後悔するのが目に見えた。
宇宙の塵みたいな記憶。
引きずって重くなったり、軽くなったり
でも捨てるわけにはいかないからまた重くして
そして私はゴミ箱に体ごと突っ込みそうになって
汚いからやめた。
人生は、どうしても逃げられない
やり直せるのなら
私は自然の心のままスイスイきれいな海を泳ぎたい
水、金、地、火、木、土、天、海
冥王星は惑星じゃなくなったけど
自転と公転、銀河系
生きてる音が聞こえた気がした
シュンシュンー
ここは紛れもなく宇宙だった
だから、もう考えなくていい
今この夜だけ、そう思います。
2026.3.28
『心の境界線』
眼の先から透き通って見えた地平線
その先には、、、きっと、!ってワクワクしていた
でも大きくなるたびに光が短くなっていく感覚
あの頃の僕は小さくても大きな1歩を歩き出せたし
小さい体には大きかった道を精一杯腕を振って
友と駆け出してた
今は俯瞰して見るように小さな道に見えて
毎日毎日同じ場所を変哲もなく引きずるように歩いてる
変わっていないのは自分のせい
そんなこと分かってるってさ
何回言ったら済むのかってさ情けなくなる
アスファルトの溝ひとつひとつに気が吸われて
地下奥深くに落ちそうだ
あの頃の友達はきっと上手くいって
何事もそつなくこなせて
自分だけ、自分だけが、問題があるんじゃないか
どこか歯車が欠けてるんじゃないか
そう思った。
ゴツン、、ぶつかった電柱
こんな無機質なモノにまでやられてしまうのかよと
痛くて見上げた空は真っ青な、、、
パレットだった
モクモクした雲が自由に伸びて気持ちよさそう
こんな痛み昔は何回も怪我してたなと
気にしなかったあの頃は、自由だったな
何に気持ちが小さくされてたのか分かった気がした
やりたい事したい事があったな
やれるかな、やっても良いんじゃないか
上手くいかなくてもまぁいっか
人に干渉されるなよ 自分は自分だろ
地平線の光は見えていないだけ
昔の自分がそう言ってる気がする
僕のパレットはきっと
この空のように広いんだから
2025.11.10
『透明な羽根』
ひらひらと落ちてきた羽根
そのキラキラが目に入った途端急いで掴み取った
君の肩に乗って連れて行きそうなのも
僕は知っていた
君よりもはっちゃけて笑わせて
側にいて欲しくて焦っていたんだ
君の手を握って感じるあたたかさ
離さない永遠に抱きしめて溶ける愛おしさが
僕の胸をギュッと締め付ける
そっぽ向かないで僕だけを見て
僕のこと好きだよねって聞かなくても
君は答えてくれる気がする
バカだったなんて思うけど、何回でも確認したい
ひとつひとつそんな毎日が深まって
知らず知らずのうちに羽根は僕たちを
包み込んでくれるんだろう
2025.11.9
『星』
いつも月の側にある燈が気になって、手で隠したり出したりして、暗闇に消したり側に戻したりしてる。
どうしてアレはそこにいるのだろう、どうしていつもそこにいられるのだろう「どうして、どうして」とイジワルを考える。
それは必要とされているのか、そこにいるということに抗えないでいるのか、自分の仲間なのか敵なのか。なんて意味がないようなこと。。。
気づけば紅くうっすら燃えていた空気は消え、一杯に広がる藍が心を満たしどこかで何かが輝いて気持ち良かった。
さっきまでの淀んでいた呼吸は、何もしていないのに、自然と入り込んできたそれに浄化されたようだった。
そんな軽い自分にまた重い息をする。
今はただそんな心も無視して、だれもいない、静かで冷たい空気に浮かんでいたい
2025.3.12