空気

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『心の境界線』


眼の先から透き通って見えた地平線
その先には、、、きっと、!ってワクワクしていた
でも大きくなるたびに光が短くなっていく感覚
あの頃の僕は小さくても大きな1歩を歩き出せたし
小さい体には大きかった道を精一杯腕を振って
友と駆け出してた
今は俯瞰して見るように小さな道に見えて
毎日毎日同じ場所を変哲もなく引きずるように歩いてる

変わっていないのは自分のせい
そんなこと分かってるってさ
何回言ったら済むのかってさ情けなくなる
アスファルトの溝ひとつひとつに気が吸われて
地下奥深くに落ちそうだ
あの頃の友達はきっと上手くいって
何事もそつなくこなせて
自分だけ、自分だけが、問題があるんじゃないか
どこか歯車が欠けてるんじゃないか
そう思った。

ゴツン、、ぶつかった電柱
こんな無機質なモノにまでやられてしまうのかよと
痛くて見上げた空は真っ青な、、、

パレットだった
モクモクした雲が自由に伸びて気持ちよさそう

こんな痛み昔は何回も怪我してたなと
気にしなかったあの頃は、自由だったな

何に気持ちが小さくされてたのか分かった気がした
やりたい事したい事があったな
やれるかな、やっても良いんじゃないか
上手くいかなくてもまぁいっか
人に干渉されるなよ 自分は自分だろ
地平線の光は見えていないだけ
昔の自分がそう言ってる気がする
僕のパレットはきっと
この空のように広いんだから





2025.11.10


11/9/2025, 6:21:40 PM