『My Heart』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『My Heart is broken.』
これを訳すと意味は、
『私の心は壊れています。』。
まさに人間の心と感じる。
それは人間ほど複雑で理解不能なものはないから。
あなたはこの言葉はどう感じる?どう思う?
#『My Heart』
No.79
"My Heart"
たまに、ハナが俺の心を代弁してるんじゃないかって思う時がある。
俺が少し不機嫌なのを隠していると、ハナが目に見えて不機嫌になる。
猫は気まぐれだし全部ではないが、そんな風に俺の心とリンクしている時が多い。
やはり音に敏感だからだろうか。
心の状態を僅かな声色の変化で感じ取っているのだろうか。
どんなに偽っても、ハナがいれば無駄に終わる。
ちょっと止めてほしい。できれば置物のようにじっとしていてほしい。
「My Heart」
カレンダーに空白が増えると自分の嫌なところや悩み事が浮き出てきて鬱陶しい。
息つく暇もない日々が続くと、隙間時間で君のことばかり考えてしまう。
どうか神様、私の心に暇をやってあげてはくれませんか。
My Heart
長いこと 鳥籠の中にいれていた
周りの人
身内 友だち
さまざまなところで
鳥籠にしっかり鍵をかけて 閉じ込めて
年月がたち
そろそろ 自由に 正直になろうと思えてきた
鍵ははずして
扉を開け放って
さあ あとは飛び立つだけ
そのストレートな物言いに憧れる。
たった一言の声援を伝えたくて、張り切る想いに突き動かされるまま此処へと来た。
なのに──いざ本物を目の前にしたら、どうしてか近づくための足だけが立ち止まった。
全てをひっくるめるなら、多分緊張だ。
こんなとき、お前の声を聴かせて欲しくなる。
今この場にある弱気な背中を、容赦なく蹴り出してもらいたいんだ。
頼るのが内なる自分ならば、他力本願ではないはずだろう?
【My Heart】
My Heart
心、心臓。
心臓は脳からの指令も受けるが、自律的に拍動する能力もある。臓器の中で唯一だ。拍動による血流が冠動脈の分岐にぶつかる「音」が、脳の働きを促すとか言う説も聞いたことがある。
心(heart)が開かれないまま永い年月を過ごすと、心臓(heart)のあたりに不調が顕れることがある。
強く愛する心(heart)に応える臓器は、まず心臓(heart)だ。
眉根ひとつ動かさないことは割と簡単にできるが、心臓(heart)は「heart(心)」なだけあって正直。心臓(heart)の持つ温度は、ほかの臓器とは少し、質が違う気がする。
そして今日も、きれいな月夜だ。私の眼には花のように見える。遠く静かに輝く花。少し、胸(heart)が温まる気もする。
いつから頭の声に耳を傾けるようになってたんだろう?
大丈夫。大丈夫。いつか、今も。今は、ね。。。大丈夫。大丈夫。
英語で失恋を『Broken Heart』なんて言うが、なるほど。
確かに心臓が壊れてしまったように痛い。
My heart
Hey!! My heart
Do you like emotion??
I like happy!
realy? Oh...very nice!
.....これが限界
中学、高校と勉強してきてこの程度ですよ、、
でも英語て日本語と違って主語がはっきりしてるよね
逆に日本語は意味が曖昧にできるし語感ていう概念もあるから漠然とすることが多い、
それに漢字もカタカナもあるし複雑かも
まぁそこが日本語の奥深いところかもね
【My Heart】
「〖My Heart〗直訳で私の心臓」
誰も居ない教室で辞書を開きながら英語の勉強をする。授業が終わってから2時間経ったからかきっと部活以外で学校に残ってる人は僕しかいないだろう。
「あー直訳と日本語訳似てるようで違うからむっず!なんでみんな英語出来るの?前世英語使ってたん?」
独り言をしながら机に向かう。
僕が教室に残っている理由は単純だ。
「ごめん!部活長引いちゃった!」
「あぁ大丈夫だよ。僕も今丁度勉強終わったから」
後ろのドアが突然開き、息があがりながら僕に友達が話しかける。
友達はクラスでずっとぼっちだった僕に話しかけてくれた子で、今ではよく遊びにいっている。
「ん?英語の勉強してたの?」
友達は僕のノートを覗き込んでいた。
「うん。英語だけ出来ないからさ」
「ふーん。〖My Heart〗ね。
……my ea……t is slen b……you」
「え?」
「聞こえなかった?」
「うん」
「えーハッズ…
もう1回言うからね!
my heart is stolen by you
どう?」
「えっと…私のハートは……君に奪われている……
え!?」
「付き合ってくれませんか?」
僕は急に友達に告白された。
もちろん僕は付き合ったよ。
今では友達だった時より遊びに行ってるよ
」
My heart
Beating for million times
When I remember to you
When you speak on my ears
When I see you
My heart is you
In anytime.
Even if I forget you
Even if you don’t like me
I love you.
My tears drop down for you
Because you don’t show me your tears
Please cry near me.
Even if I don’t help you
I can cry for you
I can snuggle up to you
Until the day see the light again…
My Heart
あなたのHeartはこどうする
あなたはHeartにうそをつく
わたしのHeartはあいをしる
みんなのHeartはわたしとちがう
わたしのHeartはみんなとちがう
だからほっするきみのHeart
だからきらいなきみのHeart
うちぬかれるHeartは どきっと
うちぬかれるHeartは ぱりんと
みんなのHeartはわたしとおなじ
わたしのHeartはみんなとおなじ
しらずにこいするきみのHeart
しらずにきずつくきみのHeart
みんなのHeartはわたしとちがう
わたしのHeartはみんなとちがう
ふたつとないMy Heart
かけがえないMy Heart
わたしだけのMy Heart
私の心を奪ったんだから
私の心臓として
死ぬまで私と添い遂げて
【My Heart】2024/03/27
あきてきた、消えるときは言うね
私の心の画用紙は真っ白。
色を着けるのはあなたのクレヨン。
あなたの心の画用紙は真っ白。
色を着けるのは私のクレヨン。
そうやって、それぞれの世界は創られる。
❋My Heart❋
私の心は いつでも貴方を求めてる
貴方に会いたい…
嬉しい時には
笑みや高らかな歌声が、無意識に溢れ出て
怒りを覚えた時には
風船を割るかの様に、憤りを見境無く放ち
悲しくなってきた時には
注意報を出す前に、土砂降りの涙が伝い落ちる
貴方って
私自身とは思えないくらい、とっても素直なのね
外の世界の私とは、本当に大違い
My Heart
マイハート
きっと終わりはあるのだろう。きっと。
私はいつもそういう観点で、聞く。
真っ直ぐな終わりが、きっと。って。
その度に私は彼女がいる思い出の中を1人で旅してみることにしている。
小さな体の中にはたくさんの光が埋め込まれていて
屈折のイタズラに迷う岐路はあったけれど
それでもなお、満ち満ちていた。
彼女の顔は私と似ていなかった。
今日の彼女は私と似ていた。
My Heart
透明なハートの器
怒りの赤
悲しみの青
喜びの黄色
幸せのピンク
いろんな色の感情のビー玉が
キラキラ光って
器の中に入ってる
好きになれない感情も
自分の思い通りの形に例えてみると
好きになれるかもしれない
あなたの心は、
どんな形?
どんな気持ちで溢れてますか?
今は受け入れられない感情を
いつか受け止めて
幸せがたくさん
あなたの心の中に溢れますように
30日目
私の恋人は、背が高く、優しく、かっこよく、誰からも頼られ、誰からも好かれる。
完璧なくらい素敵な恋人。
ただ、私が、このことを話すとみんなの目線が冷たくなる。
それは、私の恋人が「女の子」だからだ。
みんな、「私のことは恋愛対象として見ないでね。」
なんて言うけど。
私だって、誰でもかれでも好きになるわけじゃない。
人が人を好きになるのと一緒。
ただその形が私とみんなは違うだけ。
みんなの言う普通の恋。
私からしたら、彼女と付き合うことが、普通の恋なのだ。
それを、どれだけ仲が良くても赤の他人に、とやかく言われる筋合いはない。
私にだって、人を好きになる権利がある。
もちろんそれは彼女にも。
両思いになる確率が低いと言われている中で、私たちはお互いが惹かれ合い両思いになったのだ。
私は、これからも、誰がなんと言おうと、どんな目で見られようとも、彼女を愛すことを絶対にやめない。
「……あ、ハルサキ。」
床の上で本を読んでいた彼は、病室のドアの前で立ち尽くしていた俺に気が付くと、いつもと変わらないようにして笑顔を浮かべた。
人懐っこい感じの明るい笑顔。
死に向かっている人間のできる表情には到底見えなくて、俺はそれにどんな顔をして返せばいいのか分からなかった。
そんな俺を見兼ねてか、ヤギはこちら近づくように手招きをした。
「来てくれてありがと。やっぱり動けないと暇だからさ、会いに来てくれて嬉しい。」
「……今日は調子、いいんだな。」
「めっちゃ元気!」
両手でピースを作り、俺の目の前まで持ち上げる。
簡素な病衣の袖、その隙間から見える、青い血管の浮き出た細い腕。
具合は良さそうではあるが顔色も悪い。
ヤギの振る舞いとは噛み合わず、病魔に蝕まれている身体が見ていて痛々しく、臆病な俺は駄目だと分かって目を逸らしてしまった。
「ハルサキ?」
その声にハッとして目線を上げる。
「……ごめん。」
「はは、謝らないでよぉ。おれさ、できればみんなには普通に接してもらいたいの。入院してから痩せて、前みたいに大はしゃぎすることはできないけど、またくだらないことで笑っていたいじゃん。」
そこまで言い切って彼は自身の手首を見た。
透明の管が繋がり、数種類の液体が弱った彼の身体をギリギリに維持している。
目の下にできた濃い影は取り憑いた死神を連想させた。
ヤギは小さくため息をつくと、言いたくなさそうに、半ば諦めたような声色で呟く。
「もう、あんまり時間ないし。」
半年前、ヤギは倒れた。
俺を含む友人たちがそれぞれ忙しくしており、互いに頻繁な連絡も取れずにいた頃だった。
天涯孤独の彼はしばらくの間不調を誰にも相談できず、気が付いた時にはもう手の施しようがなくなっていた。
今だって気休め程度の緩和ケアを受けているだけに過ぎない。
ヤギはもう死ぬ人間。
それはどうしても変えられない事実だ。
「でもさ、だからこそ最期くらいはたくさん笑ってないと、勿体ないよ。ほらハルサキも、にこにこー。」
「……無理だよ。俺、お前みたいに切り替えられない。」
ずっと不思議に思っている。
どうして死ぬとわかっていて、彼は嘘でも笑顔を絶やさずにいられるのだろう。
いなくなるんだぞ、この世から。それも永遠に。
もしも俺が彼の立場だったら、唐突に失われた本来であれば掴めただろう未来をただ切望し、それでも変わらない現実に悲観して、全て投げ出したくなってしまっていたに違いない。
でもヤギは見たところ、死ぬことを受け入れてしまっている。
自分とは違い過ぎる冷静さに、俺はもはや一種の神秘を感じていた。
「……じゃあ、ひとつ頼まれ事してくれる?」
ヤギは少し神妙な声でそう言った。
軽く俺の腕を取って引っ張り、ベッドのサイドへ座らせる。
とん、と骨ばった指先を俺の胸へ直接突き立てた。
「そこに……そこにある全部のうちの、2か3くらいの割合で、おれの居場所をつくって。」
「居場所?」
「そう。おれがこれから死んじゃっても、形を変えて生き続けられるためのところ。」
それでもなんだか意味が上手く掴めなくて、俺は次のヤギの言葉を待つ。
「おれは確かに死ぬ。だけど、さっぱり消える訳じゃない。おまえの目は確かにおれを映して、おまえの耳は確かにおれの声を聞いた。おれが生きていたって証拠、おまえは全部持ってる。」
ヤギは、この瞬間も俺はヤギのことを体で記録しているのだと付け足した。
スピリチュアルか、そう一瞬考えたが、多分そういうニュアンスの話ではない。
彼は俺の精神性に話しかけている。
「つまりは、ハルサキの心次第でおれってまだまだ生きるの。ハルサキだけじゃないよ?シンヤさんも、コトも、みんながおれのこと考えてくれてる時、おれはその場に留まることができる。」
俺の胸に突き立てられた人差し指で、ヤギは徐ろにハート型をなぞり、それを細い糸で繋げるかのように自分の心臓位置へ持っていった。
「毎日じゃなくていい。流れ続ける日常の中、ふと感情に取っ掛かりができた一瞬でいい。どうかその時だけ、その時間だけおれのために使って。」
「……それが、お前がまだ生きているという理由になるから。」
「そう!」
〈ハルサキ〉
28歳の会社員。温厚だが優柔不断、肝心なところでいつも勇気を出せない自分が嫌い。
〈ヤギ〉
25歳。ハルサキの友人で、重病を患っている。明るく快活に振る舞う。