NoName

Open App

そのストレートな物言いに憧れる。
たった一言の声援を伝えたくて、張り切る想いに突き動かされるまま此処へと来た。

なのに──いざ本物を目の前にしたら、どうしてか近づくための足だけが立ち止まった。
全てをひっくるめるなら、多分緊張だ。

こんなとき、お前の声を聴かせて欲しくなる。
今この場にある弱気な背中を、容赦なく蹴り出してもらいたいんだ。

頼るのが内なる自分ならば、他力本願ではないはずだろう?

【My Heart】

3/27/2024, 12:57:39 PM