『Love you』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
Loving youとかLove me tender…とかはあるけど、Love you だと…
どういう文になっていくのか、ちょっと分からなくて。
(注: Love youだとloves youではないので主語はIかYouだなのだが、you だとlove yourself にしなきゃいけないしそれ以前に文意がすごく不自然。するとIしかないが、そこでわざわざLoveと大文字で始まってると、Iが破格に省略されたのかそもそもの文構造が違うのかわからなくなって宙吊りになる。羅伊語ではないので、主語の省略はすごく不自然だし、という意味)
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ふと、告白をしてみようと思った。
部活で知り合ったあの先輩。
ハッキリ好きという感情が湧いているわけではなかったけど、なんとなくで告白してみようと思ったので、した。
「好き、です」
パッと相手の顔を見ると、先輩は顔を赤らめて隠す。
「…ありがとう」
特にこれといった特別な言葉では無かったけど、私までなんだか顔が赤くなった。
あ、大好きだ。
好きだ、先輩。
今になって湧き上がる。
顔、見れない……
【Love you】
coming soon !
対象を思いやり歩み寄る
その先に確かにあるもの
この世の生きとし生けるものすべて
現実味が無いのは当然で
みな自分の思いしか知り得ない
どちらかが お互いが
大胆に 臆病に
つめたく あたたかい
報われることだけを求めず
そのときに放つ色彩は
尊いとしか形容し難い
熟れないうちは気恥ずかしさで
万物に許しを乞いたく
「Love you」
『I love you』
『我爱你』
『ti amo』
『ik houd van je』
『Ich liebe dich』
『я тебя люблю』
『사랑해』
適当に国を選んで翻訳したが、全部『愛してる』だ。
他の国にない言葉なんてざらにある。
だけど、全ての人類にとって大切な言葉は、どの言語にも同じ意味で存在しているのだろう。
【Love you】
推し以外に私が愛を伝えたい相手っているのだろうか。
簡単な単純な「好き!」はたくさんあるけれど
あ、ひなたくん。
ひなたくんは完全に愛ですわ。
小説の彼ですね←
聞いてほしい。ひなたくんもう少しで誕生日!!!
2.29誕生日です☻
らぶゆーを作者さんに伝える1日にします✌
Love you
間違いなく愛しています
なのになぜ
何度繰り返しても
答えは返らないのです
あなたがいなければ生きていけない
間違いなく愛しています
なのになぜ
間違いない愛は何色ですか
どれも違えど愛色なのに
満たされないのは不思議です
わたしはあなたと生きていきたい
間違いなく愛しています
なのになぜ
満たされる色は愛ですか
Love you 意味はあなたを愛しています。
だったよね。確かだけど。
でもね、この言葉に少し未練があるんだ。
言葉に未練があるって日本語おかしいよな。
自分でも分かってるんだよ。そんなこと。
でも、言葉のまんまなんだ。
その未練はね、最愛の人にその言葉を言えなかった。
好きとかは言えたんだ。なんだかな。
あんま変わらないのにね。
でもさ、好きと愛してるってなんかあれなんだよね。
好きは軽い感じっていうかなんとゆうかそう言う感じ
でも、愛してるはなんかねえ、言葉ではいうの難しい
でもそんな感じなんだ。でさ、やっぱりね。
ちゃんと言ってあげたかった。
あなたを愛して愛してやまないんですって。
あなたがいなくなる前に言いたかったな。
僕は、若いうちにあなたを亡くすとは思ってなかった
でも、そうだよね。ずっとなんて続かないんだよね。
ずっとあなたを愛していますよ。
貴方を愛してる
私は永遠に
カレが永遠でなくとも
折れない
愛してる
俺は会った日からずっと
どっちかが死ぬまでは
絶対に終わらない
知らない間に
結ばれた赤い糸
それは死後の世界では
背中へと変わる
貴方は背中にいますか?
いますとも
良かった、これからも一緒だよ
もう俺ら一生天使でいたいよな
うん、下界になんか行きたくない、ずっと一緒が良い
せやな、悪い事絶対にしないでよな?
しないよ、貴方こそね?
分かっとる!良い子にしてら離れる事はあらへんねん!
だよね、離れたくないもんね
たとえ離れたとしても
必ず下界で会えるから
神様はそういう運命を
作ってくれたから
ありがとう
私達を違う形で
結んでくれて
学校のホームルーム後友達に声をかけられた少し話があると。
別に急いでいた訳ではないので一緒に帰る子がお手洗いに行ってる間に話をした。私には5ヶ月ほど付き合っている人がいた。その人のことでだと。話の始まり方は怖かった。
「あいつがね今日の美術の授業でいつ優雨に別れようって言われても受け入れるつもりだとか言ってたの」
唐突すぎて頭がパニックになった。
「え?ちょっと待って、ごめん。どういうこと?」
「混乱するよねごめん。でもそのまんまなの」
「じゃああいつは別れたいってこと…?」
私は教室にいるのに堪えきれずその場で少し泣いてしまった。
「でも別れたいとは思ってないみたいに見えた。多分あいつはちゃんと優雨ちゃんのこと好きだと思うよ」
お手洗いに行っていた友達が帰ってきたのでありがとうとだけ伝えそのまま家に帰った。
帰ってから話を教えてくれた友達に連絡をして詳しく教えてもらうことにした。返ってきた話は苦しいものだった。美術の時は別れてもいいと言ったけど女友達に強がんなと言われ不安な顔をしていたと。この話よりも苦しかったのは音友達が誕生日プレゼントが欲しいといい冗談でセフレと言ったらしい。その時にそれじゃ優雨をあげると言ったと。その話を聞いた時に堪えていた涙が溢れ出し泣いてしまった。その後「でも前優雨ちゃんに悪口言った親友のことを恨んでると何度も言ってた」
もっと訳が分からなくなってもっと泣いてしまった。
辛い、別れた方がいいのか、もう分からない。
毎日、尾崎豊の「I Love You」を聞いている。今、会社の同僚に恋をしている。
顔立ちが整っており、仕事ができ、だれ隔てなく優しい人だ。とにかく、自分にはもったいない人で告白をする勇気なんてない。
だからといって、諦めることはできない。それで、明日こそ告白するから勇気をもらおうと思い「I Love You」を聞くことにしている。
この曲のリピートはいつ終えられるのか。
毎日、同じことを思い朝を迎える。
きみだけが特別なんだ きみだけを愛しているよとおれに囁くあの人が
求められれば誰にでもそうのたまうことをおれが1番よく知っている
あんたの特別にはなんの価値も無いのだ しかし誰もがそれを切望せずにはいられないのだ 滑稽だとお思いですか ええそうでしょうね
お題「i love you」 おまねむ
I love youが言えないまま終わってしまった恋だけど、これでよかったんだ、きっと。ありがとう。あなたのおかげで、自分は成長できた。強くなれた。たくさん傷ついて泣いたけど、その分楽しかったよ。あなたもどこかで幸せに暮らしてね。いつでも応援してるよ。
Love you
Loveyou
なのに
ぴえん。
重かった?
大好きって
言うはずなのに。
Love youは家族や友達に使うとされてる
けれど私が1番愛を伝えたいのは
この世界でたった1人だけだから。
家族でも親友でも私は言わないよ
あなたが最初で最後の大切で愛してる人だから
Love youの更なる上の言葉を
I love you, and I always will~
あなたを愛しています
そしてこれからもずっと愛し続けます♡♡
Love You
🥀𓈒𓂃𝐼 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑦𝑜𝑢♡🥀𓈒𓂃貴方の全てにℐ ℒℴ𝓋ℯ 𝒴ℴ𝓊貴方の優しさにI L♡VE Y♡U貴方との幸せな時間に
·̩͙꒰ঌ𝕀𝕃𝕆𝕍𝔼𝕐𝕆𝕌໒꒱⇝♡何年経っても、貴方だけに囁き、叫ぶよ。I L♡VE Y♡U❣️&Marry me❣️もうずっと貴方しか見えてないの…もうずっと、貴方だけ一筋で、一途なの…貴方以外の男なんて眼中にも無ければ興味すら無いのよ…ホントにずっと、この先も、貴方だけなの…何度も貴方との未来を思い描く度、幸せな気持ちで胸が満たされるの…こんな気持ちは、ホントに初めてよ…だからこれからも永遠に私の隣にいてね💕︎
恋愛魔法伝
もちろんこの自分に将来結婚したい、「恋愛」してみたいという感情がないわけではない。ところで「恋愛」とはなんなのか。心が熱くなることか、その子と夢の場所へ遊びにいくことか、それ以上にもいくらでも思い浮かびそうだが、携帯の充電が切れてしまう。
いっそ原稿用紙一枚中に恋愛という2文字を書き連ねてみようか。そんなことしたってなんも変わらないの分かっているがそんなことを考えるくらいにはあまりに無責任なことばである。恋愛ということばは抽象的ではあるが、このことばよりもっと具体性に欠けたことばがある。「付き合う」。
このことばより罪なものがあろうか。自分が考える限りでは今は思い浮かばない。
「付き合う」について少し考えてみよう。ここでは、いわゆる高校生の「付き合う」について触れてみよう。なぜかって、高校生である自分の周りの人々がここでいう「付き合っている」状態にかかってしまっているからだ。「付き合っている」状態にかかってしまっていると言ったのは自分も含めほとんどの高校生が「実は私たち、俺たち付き合っているの」魔法にかかっていると考えるからだ。この魔法は強力も強力、その範囲はクラス学年を飛び越えインターネット世界にまで力を及ぼしている。ハリーポッターの世界に憧れたことがある人は多くいるだろうが、それと似たような魔法の世界がこんなにも身近に広がっているのだ。ところでなんで魔法なのか、皮肉的表現ではあるが事実に近いものであると思う。ここで先ほどの魔法高校の生徒たちのことばにもう少し耳を傾けてみよう。[以後魔生徒]
「私たち俺たち付き合っているの!」これを聴いてしまった周りの哀れな高校生たちは、「あ、そうかこの2人は付き合っているのか、じゃあこの2人に対しては今までとは異なった接し方と見方、考え方をしないといけないな。」少々堅苦しいがどこかではこの文章が浮かび上がっているだろう。これが魔法にかかってしまった状態である。たった14文字の言葉で自分達に対しての考え方を変えさせてしまう。一種の魔法と言わざるをえない。実際に自分が体験していることだが、魔法にかかるまえとかかってしまう前では、本当に見方が変わるものだ。
怖い話をしよう。とはいえ、この怪談はほとんどの人が周知していることだが。
怪談のタイトルは「浮気」。
このことばで何作もの作品が生み出されているか、考えるだけで頭痛と腹痛と持病の腰痛が響く。
魔法高校ではこの怪談が実際に現れるのだ。なにより怖いのは、この怪談が実体を持たないことである。魔生徒はさきほどの魔法をかける際それに加えてこの呪いをかけるという。それがこの「浮気」である。この呪いは恐ろしいもので呪いをかけられた側もかけた側も効果を受けてしまうのである。
この呪いについて、ある架空世界の魔生徒、魔法使い達の物語を覗いてみよう。
ここの物語の世界では浮気の呪いをかけた者たちは「カップル」と呼ばれ、かけられた側の者たちは「ヒリア」と呼ばれているのだが、なぜそう呼ばれているのかは追求しないでおこう。どちらが優れているのかなんて当然——。しかし、この世界では、「カップル」の方が憧れの存在であるとされているのだ。「カップル」は2人で生息するのだがこの2人も呪いの効果を受けている。どのような効果というとお互いがお互い以外のいわゆる「ヒリア」達と”親密”な関係になってはいけない。というものである。もう少し深掘りすると、ここで親密になってはいけない「ヒリア」というのは、「カップル」2人のうちの互いのものと同じような特徴を持つ者を言う。
この呪いの掟を破った「カップル」はたちまちに崩壊し、両者が「ヒリア」に変化する、というのである。ここで注目したいのが、”親密”になってしまう「ヒリア」たちの存在である。「ヒリア」たちにかけられる呪いの効果はハイリスクハイリターンの呪いと言える。それは端的に言うと、新たな「カップル」になれるかもしれないチャンスを秘めているが、失敗するとなぜか社会的な悪、恥、となってしまうことだ。しかし「カップル」の方が憧れの存在であるこの世界では、「ヒリア」達はこぞって「カップル」になりたがるのだ。ああ恐ろしい。なにが恐ろしいかって、それは根拠もないのに「カップル」の方が優れていると信じて疑わない「ヒリア」たちである。それに加え、ずっと言ってきたこれらの呪いというものも、この世界の住民が勝手に創り出したものだからだ。
なんて恐ろしい物語であろうか。「物語」という表現にずっと疑問に思っていた人もいるだろうが、そう、これはもはや物語ではない。この自分が住んでいる地球でも当たり前のように見られる光景になっている。ではなぜ物語と言ったのか、もちろん皮肉的に言いたいという点もあったが、自分が考えるのは、「恋愛」のいうものがどれだけ規模の大きい言葉であり、具体性に欠けているのか、それを表現したかったからである。人間というものは実体を持たない精神の網の中で生活している時間も極めて大きいと言えるだろう。それは「恋愛」だけではない、神とよばれるものの存在であったり、様々であろう。はたしてこれらの精神の網の中という世界は人間以外の生き物にあるのか。昆虫などが、メスを惹くために求愛行動をするといった記事を見たことがあるが、あれらは人間の「恋愛」と同じ次元軸で語っていいのだろうか、そうは思わない。複雑な精神の網を経由しているとは言えないと考えるからだ。人間にしか存在しえない「恋愛」というもの、そしてその言葉も人間では想像不可能な領域にまで広がっていて、かつ普遍的である。これは一体何を示すのか。「I love you 」という言葉を聴き喜び、舞っている我々は未だ物語の中の住民かも
あとがき
魔法高校生活の二年間が終わりそうになっていわゆる「恋愛」に溢れてる生活になってしまった。つらい。
クラスの中でもカップルカップルばっかで悲しくなる。
自分に自信がないのがダメなんだ!とよく友達に言われるが自信だけでどうにかなるものか。否、うん否。
ところで「恋愛」という言葉というのはいったいどういったものか。それについて考えてみた。あと持病の腰痛は全然嘘です。めっちゃ元気です。
頑張って自分の思ったこと書いていきます!よろしくおねがいします!あと続きも多分書きます。是非。
[追記あとがき]
なんとか書き終わった。書いている途中、自分が惨めになり宇宙へ飛んでいきそうな気がした。恋愛というものは生物としての本能と言えば自分の考えたことはパーだが、本能という言葉で表し切れるのか。本能だとしたらなぜ恋愛というものを選ぶのか、考えても考えても答えが浮かび上がらない。
文としてぐちゃぐちゃで何言ってるか分からないと思いますが、自分と同じような考え方を持つ人がいたら良いなと思います!是非読んでくれたら嬉しいです!
月野
自分がl love you という言葉を聴く時なんて塾で英文読 んでる時だけであり、その時考えることなんてそれが第3 文型だってことだけだ。
いつか英文に出てきた時誰か思い浮かぶようになる といいな。
あとがき2
なんか泣きそうになりました。あと結局自分もまだ物語の住民だということに気づきました。
僕の魔女様、私の人魚
今回の依頼者は男性の人魚だった。彼は、恋人である女性の人魚に贈り物をしたかったらしく、その為に魔女様の力を借りた。本当に恋人のことを愛しているのだろう。依頼したものを渡した後、彼はずっと恋人の惚気話を語っていた。それはもう耳にタコが出来るくらいに。
人の惚気話を聞いても何も面白くないよ。話に飽きて去ろうとする僕に、男性の人魚が魔女様にあることを言っていた。
「魔女様。彼は随分と素っ気ないですね。あの様子だと、魔女様の従属と言っても貴方様のことを慕ってはいないのでは?」
頭の中が真っ白になった。
僕が、魔女様を慕っていないだって?
人魚が誰かの従属になるには、仕える主に相応の敬意と愛情、そして命を捧げなくてはいけない。そして主は従属の敬意と愛情、命を預かり、そこで初めて契約が成立する。
誰かの従属になるということは、自分の命を相手に握らせるというものだ。簡単に出来ることじゃない。
振り返って反論しようとしたその時だった。依頼主の向かい側に座っていた魔女様の気配が、冷たいものへと変化する。
「……ほう。我が従属に、そのような言葉を浴びせるか」
暗い深海の底から、這い出るような低い声だった。僕は魔女様の後ろにいたから顔を見ることはできなかったけど、向かいに座っている人魚の表情が引き攣っている。
「人魚の契約は命を懸ける。だから、そう容易いものではないと、人魚であるお前なら知っていると思ったが……そうか。知らないのか」
「い、いえ……魔女様、私は……」
「発言を許可した覚えは無いぞ」
「………」
魔女様の威圧に負けて、人魚は俯く。魔女様の表情は分からないけど、気配や口調で分かる。
物凄く怒っている。けれど、僕はその魔女様を怖いとは思わなかった。
「我が従属は、私を慕ってくれている。私を愛してくれている。態度は素っ気ないかもしれない。だがな、視線や口調、声で分かる。何より、命懸けの契約で私への愛情を示してくれた」
魔女様は立ち上がって、出口を指差した。
「それを持ってさっさと立ち去れ。そして、二度とここへ来るな。次にここへ来たら……そうだな。お前の恋人に呪いをかけてやろう。お前のことを忘れ、二度と思い出せない呪いをな」
「……!」
男性の人魚は素早く立ち去った。魔女様は深く息を吐くと、僕の方へと振り返る。その顔は僕が知っている優しい魔女様だった。
「いやぁ、珍しくカッとなってしまったよ」
「……魔女様」
「ん?あぁ、もしかして怖かった?」
「いや……」
むしろ逆だ。僕の想いが一方通行では無かったことを知り、胸が高鳴るのを感じる。冷たい海の中にいるのに、頬が熱くなるのを感じる。
僕の顔を見て、魔女様が笑った。
「その様子だと、怖い。じゃなくて惚れ直した感じだね」
「……うるさいよ」
「ふふ。私の従属は、素直でかわいいね」
にこにこと笑う魔女様に言われっぱなしというのも何だか癪だ。
僕は魔女様の手を取ると素早く指先を絡め、手首を捻り、魔女様の手の甲に口付ける。ちゅ、と小さくリップ音が鳴る。魔女様の顔を見ると魔女様は少し驚いた様子で、そして頬を赤く染めていた。
「何で魔女様が照れるの?」
「……」
もう一度、口付けると魔女様の手が逃げようとする。逃がさないように少し強く握って、もう一度口付けた。
「魔女様。僕の愛はこんなものじゃないよ?」
「……離して」
「嫌だよ」
初な反応が可愛い。もっとその顔が見たい。
僕の命を握っているその手が、その目が、その声が、その性格が何もかも愛おしい。
「君のことを、愛しているんだ。いっそのこと君に殺されても良いくらいだよ」
「……それは、駄目だよ。私も君のことを愛しているんだもの。君がいなくなったら生きていけないよ」
魔女様のもう片方の手が僕の頰を撫でる。くすぐったくて、心地良くて擦り寄ると魔女様がくすくすと笑った。
「誰よりも美しくて愛おしい私の人魚」
「誰よりも強くて愛おしい僕の魔女様」
こつんと額が触れ合う。目と目を見つめて、僕たちは同時に言葉を口にする。
「「愛しているよ」」
I love youという言葉はなぜこんなにもパワフルなのか。この言葉は例え尾崎豊が口にしなくても力強く心に響く。
そもそもなぜI love youやJe t'aimeは「愛している」と訳されたのか。好きなことを指すのに愛しているなどとめったに訳されないにも関わらず、「あなた」という言葉を用いたとたんに「愛している」という言葉がしっくりくる。
「あなた」という他でもない誰かを好きになることはI love youという言葉以上にパワフルな感情なのだろう。
Love you
簡単な言葉じゃないんだよ
あなたを愛してるって
軽い言葉じゃないんだよ
私も愛してるって