『Kiss』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『kiss』
息を乱しながらお互いを求め合う情熱的なkissも
吐息交じりのしっとりとしたkissも
距離感をつかめず勢い余って歯をぶつけてしまったkissも
啄むようなカワイイkissも
みんな好き。
だけど一番好きなのは、
カサついたままの冷たい唇を静かに重ねるkiss。
重ねたまま、2人とも動かない。
そうすると、やがてじんわりと唇に熱がこもって、だんだん潤ってくるの。
あぁ、私たち生きてるねって。
唇を合わせたまま、お互いに見つめ合って微笑む。
もう遥か昔のことだけど、好きなkissの感触ってやっぱり忘れられないよね。
最後に叶うなら、
貴方に口付けしてほしかった。
なんて、独り言を呟いて。
あたしあんたとちゅーしたい
なんて言ってみたり、ね
「わたしの好きなものは、kissです」
と、毎朝の1分間スピーチで、ひと際地味な女子がそう発言した。教室にピーンと緊張の糸が貼られたのが目に見えるくらいにわかる。親とテレビを見ていて、ラブシーンに遭遇してしまったときの気まずいあの感じだ。さて、この空気はどうすればよいのかと誰もが、目を泳がせている中、一人の男子が言った。
「あー、洋楽のロックバンドね」
彼はそれから、救世主と呼ばれることになった。
kiss
kiss→バンドの名前
もしかしたら、KISSだった?
地獄がコンセプトのハードロックバンド。今でもやってるのかな。
「Kiss」
口を合わせるだけで、
なぜこんなにも暖かく甘い気持ちになって
きみをもっと独占して愛したいと思うのだろうか。
𝑘𝑖𝑠𝑠 me…
ー好きにさせて急にいなくなる。白雪姫はkissを待ってる。気付かずに、目を閉じたままで。ー
Look at me.ノートに遺した文字。私は日記に綴っていた。
Look at me. 私を見て。
Love me. 私を愛して。
I need you stay. 私のそばにいて。
Sorry. ごめん。
What does this mean? これはどういう意味?
You're the only one for me. 私にはあなたしかいないの。
先輩への独占欲。満たされない。まだ満たされない。私に優しかった先輩は誘惑しただけだった。ただ私の心を奪っただけだった。私に向けた笑顔は、何だったの?初めて蛙化現象が出なかった。それは、先輩が私の近くにいてくれたから。私をここまで好きにさせていなくなるなんて…私は待っているんです、kissを。夢のような王子様じゃなくていい、ただ私はそれが先輩だと信じてずっと待っているんです…I miss you.
私たちはまだkissを知らない。それは未熟な子供だから。先輩となら…って私は思うけど、それが叶うかも分からない。幼馴染くんと私。これを聞いてどれほどの人が甘酸っぱくてほろ苦い恋を想像するだろうか。
とある夏の話。自転車で家へ帰った私。送ってくれた幼馴染くんと自転車をまたぎながら話していた。私はあらぬ事か笑っていた時にバランスを崩して転びそうになったのである。ガタッ!
「あっ!」
「危なっ…!」
正直、次に見えるのは地面間近だと思った。でも、地面よりも遠い。私の左腕は幼馴染くんが掴んでいた。何やってんだろう、私。みんなより体も心も強いはずなのに助けられちゃって…自転車は倒れている。幼馴染くんは私の腕を持ち上げ、私はゆっくりと立つ。幼馴染くんは私を引き寄せる。あ、このまま私、幼馴染くんと…先輩…先輩!
「あ、ごめん。バランス崩しちゃった、ありがとね。自転車片付けてくる」
そう早口で伝え、自転車を停めに行った。怖くてたまらなかった。体は震えている。
(先輩、先輩助けて。私今、先輩に会いたくてたまらない!)
待たせてはいけないと思い、私は幼馴染くんのもとへ。
「本当に大丈夫?危なかった。」
「う、うん。ごめんね、ホントに。お腹減ったし、また明日ね!」
見るからに震える手を部活のエナメルに隠しながら平然を装った私は、幼馴染くんにさえ恐怖を覚えていた。
このまま大人になれなくていい。ならなくていい。幼馴染くんは、ただ無邪気に可愛く笑ってるだけでいいから。何かが傾く裏側で、蓄積されるこの気持ち(蛙化現象)なんて知らなくてもいいから。嫌いになっていくなんて…言えやしないから。
私は目覚めない。ただkissを待っている。本当は今、先輩だけを待っている。目覚める時、それが他の誰かだったとしても…私は先輩だけを待っている。…ごめんね、幼馴染くん。私はあなたを好きにはなれない、私じゃない方が良いと思う。
継母に毒リンゴを食べらされ、永遠の眠りについた白雪姫。
悲しむ小人たち。
そこへ白馬に乗った王子様が通りかかる。
その白雪姫に一目惚れした王子様は白雪姫にKissをする。
(……………え?
何かされてる?
……Kiss?
……Kissされてるぅ!
誰?誰なの?
ちょっ、怖くて目を開けられない…
でも、ちょっと薄目で……
……ブロンズ
……鼻は高そう
近すぎてわからないけど、イケメンそうね
とはいえ、とはいえよ
誰?誰なの?
私が美しいからって何しても……
ん?
小っさいおっさんが何か言っている…
オージ?オウジサマ……王子様!!
マジで!!
ナニナニ、この展開
リンゴ食べたら苦しくなってぇ
あー、なんでもいいや
……!!!
……うわっ〜!!最悪ぅ!!
歯を磨いてないじゃんー!!!
大丈夫かな?
嫌われてないかな?
とりあえず終わらせるか)
目覚めた白雪姫。
王子様は顔を上げる。
「私の妻になってくだ……」
「喜んで!!」
#21 『Kiss』
kiss
愛情の証
それがある人にだけ
こちらからも
したくなるし
受け入れられる
愛情が
あるとないとでは
全然気持ちも違う
悲しいkissは他人からどう見えるだろう
それは別れか、または安堵か
精神世界には堪えるけれど
悲しいkissは癒しが隠れている
#Kiss
はじめてのチュウ
キミとチュウ
I will give you all my love
何故か優しい気持ちがいっぱい…
(はじめてのチュウ あんしんパパ)
これ
わかりますね〜(*´艸`*)ポッ♡
はじめてのKissは優しいのです( ꈍᴗꈍ)
最後のKissは煙草のflavorがした
苦くてせつない香り…
(First Love 宇多田ヒカル)
別れを感じながらのKissは冷たい…
心が凍えるほどに…
🌈黒猫のつぶやき🌈
Kiss…
なんだかキュン♡(*ノω・*)テヘ
「あー、うまくいかねぇ…」
俺は小説の続きについて長いこと悩んでいた。
―俺は恋という恋をしてこなかった。
なのに恋愛がテーマで書き始めてしまった。
そして小説の中の二人は―キスをしようとしているところまで進展してしまった。
俺をさしおいて…
「ははっ…」
なんで俺はこの年まで恋という恋をしてこなかったのだろう。後悔と共に乾いた笑いがこみ上げる。
―――恋ってなんだろう。その先にあるキスをするって?それ以上は?
もうよく分からんくなってきた。この作品はもうやめよう。
俺は机の上にある構想をまとめたものを容赦なく破り捨てようとした、
――途端に愛着が湧いてきた。
ああ、こんな感じなのかな、恋って。
これまで一緒にいて当たり前だと思っていたものがなくなろうとした途端に離したくなくなる、みたいな。
恋をしたことなかったのに勝手に恋を理解したときだった。キスってのもその内理解できるんかね…
テーマ:Kiss
「ユウカちゃん、次のデートどうする?」
僕の初恋の相手、ワタナベさんはうきうきしながら聞いてくる。
ここまで打ち解けるまで、本当に長かった。
クラスメイトからいじめられて、鎖でぐるぐる巻きだった彼女に、ようやく心からの笑顔を出せるようにしたのだから。
でもきっと、彼女は簡単にまた扉を閉ざすこともできるであろう。僕はそうならないように毎日最新の注意を払っている。
「聞いてる~? ずーっと怖い顔してるよ?」
「……真剣に考えてる」
「あはは、そっかー!」
彼女は僕より一歩前を歩き始める。
「でも、私は笑顔のユウカちゃんが好きだよー?」
この子はすぐに僕に好き好き言ってくる。
嬉しいけど恥ずかしい。
「僕も、ワタナベさんにずっと笑顔でいてもらえると嬉しい」
そういうと、彼女は立ち止まった。
変なことを言ったかな?、と、顔を覗き込むと。
「ちゅっ」
ワタナベさんに、キスをされてしまった。
顔が一気に暑くなる。
「あはは、ユウカちゃん顔真っ赤~!」
いたずらに笑い、彼女はまた僕の前を駆けていく。
キス一つでこんなに笑顔になってくれるなんて。
嬉しいけど恥ずかしい。
【kiss】
※【手袋】の続き
月の陰に隠れ君と
息を潜めて 抱きしめ合うたびに
寄せては返す 波のように
『不安』と『期待』
『哀しみ』と『愛しさ』
「離さないで ずっと側に居てよ…」
そんな言葉が 言えたらいいのに
もしも君が 僕だけのものならば
傷付けても 離したくなかった
もしも君が たった一言でいい
引き留めてくれたら
この手を放さなかったのに…
『愛なんてもう要らない』と
あの日言った君の 言葉が僕を締めつける
『こんな傷付くくらいなら…』 なんて
今さら 後悔なんてして
そんな急に 冷めたフリしないで
そんな悲しい目をして 笑ったりしないで
もしも君が僕だけのものならば
傷付けても 離したくなかった
もしも君が 目の前で 涙流したら
その手掴み 無理矢理君を 連れ出したのに…
『大切なものはひとつだけ…』
あの日言った言葉は 今も変わらないよ
Kiss
夢うつつ…
あなたのことを想って…
浮遊kiss
時間が止まったら
いいのに…
あなたとわたしだけ
の世界…
#一夜目 #Kiss
肌が触れ合うだけなのに
ほんの少し ほんの一秒
どうしてこんなに
心臓の音がうるさいの
Kiss(投稿5回目で、私が体験した内容です)
私は、今30代で結婚するまでに3人(旦那も入ります)の男性と出会い、お付き合いしました。
1人目と、2人目の男性は、上手くいかず、途中で別れてしまい、3人目の男性とは長くお付き合いをして、無事結婚しました。
それで、旦那とは仲がよく、Kissを沢山しています。
Kissをすると、とてもドキドキします。
だけど、私はKissがあまり上手ではありません。
いつか、Kissが上手になったらいいなと思います。
「壊しちゃいそうで怖い」
寧ろ壊してくれよ。
#Kiss
「kiss」
君といつかしたあの唇の触感
それは未だに僕の記憶に鮮明に記憶されている
とても幸せな瞬間、この幸せがずっとずっと、続くと思っていた
思いたかったんだ
初老の画家に無理やり唇を奪われたのが最後だった…
「勉強しに来なさい」と言われて行ったら、違う勉強会だった。そっちの業界のてにをはを教えてくださると思っていたのに残念だった。その後ホテルに誘われたが、どうもありがとうございましたと愛想よくお辞儀をして帰ってきた。
5年以上前のこと。これ以上男を作らないでいたら、このままでは女としての機能が失くなってしまうのではないだろうか…自分が心配になる。