『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
1000年先も2000年先も、何年だって永遠に。私達から紡がれる縁が、残りますようにと。不安定な今でも、どうにか繋ぎ止めて、糸を結うように、昔を残しながら。この技術を、この文化を、この綺麗な風景を――――。
子どもの頃からずっと、貝殻を集めている。
べつに海洋生物が好きというわけでもない。それでも海に行けば海水浴そっちのけで貝をさがした。日曜日に連れていってもらった水族館でも、水槽に張りついたきょうだいをよそに展示室の標本をながめてばかりいた。きらきら光る魚はどこか落ち着かない。それよりも、からからに乾いてラムネ菓子くらいの重さしかないような貝のほうがずっと興味深かった。退屈しないの、と聞かれたこともある。とんでもない。あれでなかなかアバンギャルドな奴もいて、ゴーギャンイモガイというヘンテコな名前の貝を見つけたときは衝撃のあまり写真を撮った(※本当にいます)。
このちいさな炭酸マグネシウムの集合体の、どこにそんな求心力があるのかわからない。
ひとり暮らしを始めた私のアパートに来た母は、金魚の水槽に飾られた色とりどりの貝殻を見てため息をつくように、
あんたそのうち化石になるよ。
なんて冗談とも脅しともつかないことを言った。
それでもいいのだ。
きっと私は千年前も千年先も、ここでこうして貝をながめている。
(1000年先も)
「今から大体1000年前に書かれたのが源氏物語、皆は知ってる?紫式部の書いた…」
月曜の5限。
ふぁ、とぽかぽかの日差しが差し込む中教科書を捲った。
いくら大好きな先生の授業だからといって絶対に寝ない保証などできない。不可能だ。
だって、先生の声睡眠に最適な心地いい声だし。
「眠そうだねぇ、じゃあ!11番!ここ答えて、」
くすりと笑った先生は声を張り上げてそういった。
11番、私じゃないみたい。てっきり指されるかと。
戸惑ったような声を上げたその11番の生徒は案の定答えることが出来ずにちょっぴり先生に怒られて。
こんな時間が永遠に続けばいいのに。
難しいことはよく分からないけれど、1000年先もこうして先生の授業を受けることが出来たらいいなぁ、なんて考えた昼下がり。
2024.1.3『1000年先も』
牛が鉄になるくらいの時間を、
木簡がディスプレイになるくらいの時間を、
三十一文字が三分間になるくらいの時間を、
言葉は旅してきたのだ。
鉄が、ディスプレイが、三分間が
知らない何かに置き換わるくらいの時間を
そうしてまた、言葉は旅してゆくのだ。
誰かが紡いだ素敵なかけらを
宇宙の隅に取りこぼしながら。
ずっと先の未来は
私達も幸せになれるのでしょうか。
どのくらい先なのか分からない。
ではざっと1000年後…。
1000年後生まれ変わって
またこの場所で再開しよう。
1000年先も私は君を愛さずにはいられないのでしょう。
ー1000年先もー
1000年先?スゴいな。想像出来ないな。
一年365日として×1000=
365,000日!
…あれ?もっと凄まじい数字になるかと思ったけど
なんかそれほどでもない気がしてきた。
1000年先か。漫画とかアニメが古い芸術として語られてるかな?
(1000年先も)
「人が買ったグミ勝手に全部食うやつと千年もいられねーよ今すぐ消えろ」
「ごめん…ほんとごめんて…目がマジすぎる…マジグミすぎる…」
「反省がない」
2024/02/03 1000年先も
緑や花、海や川、虫や動物、そして人間が共存できる世界でありますように…
私は斜陽で御座います。
いやァ、思い返してみれば
オレにも青い春はあッたんだな、
って思えたよ。
臓物みてえに羅列されてた文と
愛くるしい程の外装。
見た目とは相反していて
内容は酷くて、でも何処か
惹かれちまッたんだ。
…犯人はそんなオレを、
性倒錯者だと罵ったんだけど。
此方はフィクション作品です。
性倒錯者とはひどいものですよね、
ですが差別的用語にも憐憫を。
:斜陽のひとこと。
時間、年月、月日、どれも同じだ。
この気持ちを言い表せられるのならどれでも構わない。
寿命が尽きたその先も
100年、500年、もっと、もっと。
そう、例え1000年先だって……
君と共に在りたい
2024/02/04_1000年先も
『1000年先も』
ふと聞こえた
あの音色
私は寄り添うように音を重ねる
交わって消えてゆく音
とても温かい
あぁ...この瞬間がずっと...このまま...
【#6】
【1000年先も】
ネガティビティバイアス、って知ってる?
人は幸福な事より不幸な事の方が記憶に残りやすいらしい。
だからきっと、何年たとうが君の中にいられるんじゃないかな。
あぁ、そんな顔をしないで。
最後は君の笑顔が見たかったな
1000年先も
『何度生まれ変わっても』
俺「やっと着いた!、これが日本、いや、世界最古の桜か」
親友「ホント遠かった、東京から電車とバスを乗り継いで、そして長いこと歩いて、疲れた」
俺「でも、すげー!やっぱスケールが違うな、今まで見た桜の中でダントツでデカい!」
親友「それに、綺麗!」
俺「来たかいがあったな」
親友「まじで、そうだわ」
俺は親友と2人で世界最古の桜を見に来ていた。
2人して桜に見惚れた。
2人共初めて来たはずなのに、前にも2人で来たことがあるような感覚だった。
親友「この桜には伝説があるんだけど知ってるか?」
俺「なんだよ、伝説って?」
親友「この桜の木の下には1000年以上前に魔王を倒した勇者が埋まってるんだよ、でっその勇者を肥やしにしてこの桜はこんなに長生きできてるっていう伝説だ」
俺「なんだよそれ笑、めちゃファンタジーじゃねーか」
親友「でもさ、この桜は1000年以上生きてて、これから先も1000年以上生き続けるかもしれないって思うとそういうファンタジーもあるんじゃないかって思わないか?」
俺「確かに、あるかもな」
俺「もし、1000年先まで生きられるなら何したい?」
親友「え〜、急に言われると迷うな、、、でもやっぱやりたいこと全部やるわな、1000年もあれば大抵のことはできるだろうし」
俺「例えば?」
親友「ん~、友達1000人作るとか?」
俺「笑える、小学生かよ笑」
親友「そう言うお前はどうなんだよ」
俺「俺は1000年先もお前とこうして旅をしてたいな」
親友「お前ホントに旅好きだな、お前の口から『なぁ、旅に出ようぜ』ってセリフ何回聞いたことか、旅行会社のキャッチコピーかよ!」
俺「でもいいじゃん、楽しいし」
親友「まぁ、そうだけど」
俺「だからさ、この旅が終わったらさ、旅に出ようぜ」
親友「またかよ笑」
彼女(実母)は思考する事を「止める」ことで、生きる上でのタスクを減らしていっている。
今や彼女は、小難しいことは一切考えなくなり、特別な判断は私が行っている。
たった100年前の世の中であれば、家の中で姑と呼ばれる女性は、日がな縁側に座り三度の食事を待つものであったし、それは人間の一種のストレス回避術で、防衛本能である気がしている。
だから、認知症は「神様がくれるもの」
とある精神科医のお話は、その通りだと思う。
『1000年先も貴女を愛してる。』
いつかあの人が言った言葉が耳を掠めた。
ねぇ、好きだったよ。
私がいっぱいいてさ、今まで間違えしまったこともみんなで一緒に謝れればいいのにね
一人で抱えるには間違えすぎてしまったなぁ
1000年先も、私は貴方の面影を探し続けるでしょう。
必ず、私は貴方を見付けられるよ。人生に希望が持てない貴方だとしても、
私が光を届けるから…。(魂の約束)
〝1000年先も〟
長く残る家を作りたい。
長く愛される家を作りたい。
そう言っていた父はもういないけれど、
家は残っている。
1000年先も、父の遺したのもは確かにあるんだ。
1000年先も
「時間は繰り返す」という考えがある。
そうかも知れないと思う。
時計の針は回り、地球も回る。
公然の事実だけど、これにはまだ深い意味があって、実は宇宙の真髄かもしれないと思っている。
そして、この世はフラクタル構造になっている。
宇宙で起こることは、連動して個人の中にも起こる。
個人は宇宙を内包する。
そして、人の営みも繰り返される。
世界中どこでも、どんな人種であろうとも、未来永劫宇宙(この世)が続く限り、繰り返される。
そう考えると、日常は、単なるルーティンではない。
むしろ、進化の種が休眠する畑のように思えてしまう。
1000年先まで、君を愛そう。
なんてくさいセリフを吐いてまでも、君が欲しい。
きっと君は笑うかもしれないけれど、それでもかまわない。
この愛は、本物だから。