彼女(実母)は思考する事を「止める」ことで、生きる上でのタスクを減らしていっている。今や彼女は、小難しいことは一切考えなくなり、特別な判断は私が行っている。たった100年前の世の中であれば、家の中で姑と呼ばれる女性は、日がな縁側に座り三度の食事を待つものであったし、それは人間の一種のストレス回避術で、防衛本能である気がしている。だから、認知症は「神様がくれるもの」とある精神科医のお話は、その通りだと思う。
2/4/2024, 6:04:35 AM