『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『1000年先も一緒にいよう』
あなたがそう言ってくれたから私は今まで生きてこれたのに。
どうしてあなたの隣で笑っているのは私じゃないの?
その子は大人しそうで、ショートの可愛らしい子ね。
私とは正反対。
私はあなたと小学校の頃から一緒にいるのに。
ずっとずっとずっと隣にいたのに。
みんなで騒いで楽しんでたじゃない。
私の茶髪のロングの髪をとても綺麗って褒めてくれたじゃない。
だから私はずっと髪を伸ばしてるのよ。
あなたが褒めてくれたから。
なのに、、、
今のあなたの瞳には私は写ってないのね。
酷い。
あなたが私を見てくれるなら何でもする。
たとえどんな事でもね。
私はそう心に決めてあなたから貰った結婚式の招待状を手に結婚式へと向かった。
その後、花嫁のドレスを奪い、殺害したとして逮捕された女がいたのはまた少しあとの話。
『涅槃の人』
感情の波 ジェットコースター 悩みの種 明日には
大樹になる 小さな人よ あなたは素晴らしい 命なんて繋がなくてもいいじゃないか 小さいけれど偉い人 いつまで○✖️ゲームを続けるのか 君が起きぬけにスマホを探している いつかその手が未来を掴むことも知らないままに
僕は君の涙を見た日から決めていた。
1000年先まで守り抜き、1000年先も愛すと。
エルフは1000年先も世界を歩き続けた。そこは未来の風で満たされクリーンなエネルギーが溢れていた。
復元された森の秩序は健やかで心地よさを感じながら歩いた。
街では人々が幸福を追求する新たな技術をさらに創り出しているようだった。
人々も長生きになり笑顔で過ごしている。
世界は豊かさに満ちていてエルフは安心しながら歩き続けた。
でもどこからか争いの音が聞こえてくる。エルフがそこに近づくと人々の間の大きな争いを目撃した。
エルフは、人間の本質は変わらないのだと改めて理解した。
エルフは2000年先も歩き続ける。
題「1000年先も」
récit œuvre originale
1000年先のことは、全く考えられない。50年先ですらムリだ。
手塚治虫の鉄腕アトムは、空想上の2007年頃を描いている。…今は何年?
北斗の拳は世紀末、つまり1999年に世界がほぼ滅亡しかかった世界という設定で…いや、今何年だよ。
まあ、これらは娯楽作品でどちらも名作だから未来が外れてるとしても十分楽しめるし、怒る人はいないだろう。
私は中国に関心があって何回も旅行している。
80年代終わり頃、中国映画祭と銘打ってそれまでほとんど見ることがなかった中国の映画を初めて、まとめて見ることが出来るようになった。
当時の中国はとんでもなく貧しく、人々は素朴で、真面目に頑張って生きているようだった。
社会主義の理想を信じても、現実の無惨さに打ちのめされる、そんなストーリーもあった、
ある教師が、眼鏡を壊してしまったが、それだけで生活が圧迫されてしまう。修理もままならない、新品も買えない…。
そんな中国が鄧小平の経済政策によってなんと世界第2位の経済大国に成長してしまった。
その姿を私は興味深く眺めていた。
しかし、何を思ってか習近平は、かつての貧しかった頃の中国に回帰しようとしているようだ。
実際いま、中国経済は破綻しているらしい。
これは冗談では済まされない、娯楽ではないのだ、他人事ながら中国人民の阿鼻叫喚が聞こえるようだ。
私の短い人生に於いても、こんな予測不能が起こる。
まして1000年先は想像しようがあるまい。
ずっと前から
君はここにいて
変わらない景色を見ている
全てのものは満ちて欠けて
そしてこの先も
きっと君は変わらない
いいじゃない
どうせ生きてや
しないわよ
千年後には
キスも無効よ
「1000年先も」
1000年先も僕たちはきっと同じことを繰り返しているよ
「千年先も」
そんな保証
「歴史」がしてくれるだろうか
今や人類は「歴史」に媚びて
自分たちの栄華を延ばそうと
必死になっている
しかし「歴史」もそろそろ
人類を放棄したくなってないか
滅ばないと学べない奴らばかりで
1000年先も
生き続ける。
孤独や悲しみを乗りこえて
最終的には永遠に生き続ける。
未来は変わっているだろう
1000年も経っていたなら
1000先も
この地球の何処かに
今この時代に私が存在したという痕跡か残っていることってあるのだろうか?
誰かに見つけてもらいたいわけではなく
私の一部がこの地球の一部になっているなら
それもいいかな…なんて思った
もしそうなら、できるだけ地球に優しく栄養たっぷりな私のほうがいいかなwww
豊かな水があり
豊かな緑があり
美しい空気の中
調和して生きる
当たり前なんて
あるのだろうか
未来に繋げる為
今できることは
『1000年先も』
1000年前は平安時代。
蹴鞠とか和歌とかのイメージ。
庶民は石蹴りや童歌だったらしいけど、
双六(すごろく)や囲碁が、貴族だけでなく、
庶民にも普及した時代らしい。
1000年先も『遊び』を大切にしたいけど、
スマホ時代の今の遊びって何だろう?
もっと真剣に『遊び』と向き合っていくのも
必要な気もしないでもない。
――1000年―― (!この話はフィクションです!)
「1000年って長いと皆は思うのでしょうか。」
「私には短く感じますね」
そう彼女は言った
普段誰も来ない様な人気の少ない河川敷。
僕はここを毎日、日の昇る少し前から散歩に来て、座って
後悔に溺れる様な生活をしている。
そんな私はただの社会人。
世間の偏見という名の常識や、
当たり前の毎日残業
人間関係のいざこざに付き合ったり、
上司のイライラに付き合い愚痴を聞きやけ酒する毎日
嘘に塗れる汚れた世界に、
体調面、精神面でも限界を感じていた。
そんな僕は最近よく
――「川に流れて消えてしまいたい」
そんな縁起の悪い言葉を呟く様になった。
そんな日々の一時突然横から聞こえた言葉。
「1000年って長いと皆は思うのでしょうか。」
僕は思った。
―そりゃあ長すぎるよ。僕は1000年も生きていたくないね。
けれど決して言葉にはしなかった。
彼女の容姿を確認しようと思い横を向いた
彼女は人ではなく
妖怪と言われる九尾の狐だった
ふわふわとしたその身体に
少しキリッとしているが優しい目をする彼女
言い伝えられている程不気味では無く
逆に愛おしいとまで言える見た目に僕は見惚れていた
「私には短く感じますね」
「なんですか、そんなにじっと見て」
そんな風に言う九尾の狐に上手く僕は言葉を発せなかった
少し時間が経って九尾の狐はこう言った
「本当は貴方を連れ去って行こうかと思ってた」
僕は一瞬目を見開いたがすぐ微笑んでこう言った
「僕を連れ去ってください」
「この汚れた世界はもう嫌ですから。」
「あのね坊や」
「私達九の尾を持つ狐は1000年以上生きている」
「私は生まれた頃の記憶が無いけど、
貴方みたいに1000も生きるなんてゴメンだった」
「無理に生きろなんて言わない。嫌なら逃げればいい」
「自分の限界を知っている様な大人が限界を迎えても一生懸命 に務める理由は分からない」
「あと2日でいい2日生きてみろ」
「その2日は楽しい事を中心に考えてみろ。それからだ」
そう言って狐は消えていった
―――あれから10年
私には今、嫁と子供がいる
今があるのはあの狐のおかげだ
九尾の狐に会ったあの日から2日間色々あった
社に今の嫁が入ってきて私は一目惚れした
もしあの日消えていたら得られなかった感情
なんとなくでも生きる意味はあるのかもしれない
―――――――――――――――――
長くなってしまいました、
10年後は一人称を私にして表現しにくい心の変化を表したんです!
1000年先も
今怖い人がいる
それは…私だ
sarangは忘れてるかも知れないけど…
◯歳過ぎてお互い独身だったら結婚しよう?
って言ったの覚えてる?
と彼が言った
全く覚えていない…
その◯歳が、その今なのだ
冗談っぽく言ったんでしょ?
ううん
前向きな感じで言ってたよ
◯歳って!何で◯歳って言ったんだろ…私
ね?すごいでしょ?
彼と会話する内に、薄っすらと記憶が戻って来た…
髪が長くて、巻き髪の私がいる
彼はまだ結婚してなかったはずだ
でも、彼は今付き合ってる彼女と結婚すると確信した
彼からは結婚の話しなんて出ていないし、
結婚の予定もなかった
私は忘れてしまったけど、
彼女がどんな人か詳しく聞いたはずだ
その時私が感じたのが、
離婚はする
でもすぐじゃない
◯歳過ぎだ
と言う事だった
思い出した
だから、
◯歳過ぎて、お互い独身だったら結婚しよう?
と言ったのだ
彼と彼女は合わないとなぜか思った
長年彼を知ってるせいか、どんな人と合うかくらい分かる
その後、彼は彼女と結婚した
数年が過ぎ、彼は離婚しなさそうだな
私の読みは間違ってたのかもと思い始めてから、
その考えは忘れてしまっていた
結局、私の読みは当たっていた
この感じだと、来世の私たちも分かるかも知れない笑
1000年先、
生まれ変わっても一緒にいたい気がするが、
私から解放してあげたい私もいる
自分も他人も助けたくて守りたいと思ってやった行動を全否定された気分になった。
誰からも理解されないと思ってたはずなのに、仲が良くなったらもしかしたらって期待してた。
そんなこと、あるわけないのに。
取り繕うことも出来なくて、気を使わせたことだけ分かってしまって、誰かのために頑張りたいなんて、想うことが、もうつらくて、苦しくて。
それでも私は、これからも誰かに優しくしたいと思うのだろうか。
そうやって好かれて、喜べるんだろうか。
私の心はすり減っているのに、誰かの笑顔を見れるならいいやって、思えるんだろうか。
1000年って単位って長いのか短いのか割と認識しづらい。
3世代が100年かけて生をつないでいるとしたら、たった30世代かそこら遡っただけで1000年戻ってしまう。
35人、まぁ、両親並べるとして70人並べたら1000年が過ぎる。
あるいは、人生100年の人間が死ぬときに次の新生児にバトンを渡して繋いでいくとして、たった10人で1000年が経つ。
1000年って言うと長く感じるけど、人の命とそんなに果てしなく乖離した時間感覚じゃないよな。
千年単位の年月のことを考える時に思い出して、なぜかうっとり感じ入ってしまう事象があって、それが海洋深層大循環だ。
海の水ってグリーンランド近くで深層に潜り込んで、海底をゆっくりと水平移動する。アフリカの南を抜けた水は、太平洋で海面へ上昇し、そのまま赤道を西へと移動、再び北大西洋へ至る。この大循環する海水はおよそ2000年で地球を一巡する。
2000年前といえば、ヨーロッパはローマ帝国、キリストが生まれたくらいだ。
いま日本を通りかかるこの水の群れは、2000年前に日本を通りかかった水と同じ群れで、今この海に落とした一滴の水が、またここへ戻ってくるのは2000年先だ。
まったく私のあくせく生きてる毎日を足蹴にして、水の時間は進む。別に足蹴にはしてないだろけども。痛快だ。
そんなわけで、「1000年先も」というお題もまぁ何となく愉快だ。
私の命も永続させたい願いもちゃんちゃらおかしい時間軸で、世界の海を水は行く。
人間なんかと無関係に生きているもの・進んでいる時間、に何故か陶然としてしまうのだ。
さっきは1000年なんて長くもない、と言ったけども。
望むらくは水よ、1000年先も健やかに進め。とかなんとか。
ちなみに今あたまの中で鳴ってる曲は100sの『ももとせ』。
1000じゃないじゃないか。人生100年とか書いたからか。
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【49】1000年先も
1000年先も
私のこと忘れないでね。
私は貴方のことを死ぬまでずっと忘れない。
だから貴方も1000年先でも私の事忘れないでね。
『1000年先も』
彼女が、死んだ。
交通事故だった。
飲酒運転に巻き込まれて呆気なく逝ってしまった。
会社のパワハラで病み、橋から飛び降りようとした私を止めたのは彼女だった。
何故止めた、私には何も無い、邪魔しないでくれ、と叫ぶ私にビンタをし、
『私はあなたに何があったら分からないけど!人間生きてれば何とかなりますから!!死んじゃダメです!!!』
初対面なのに泣きながらそう叫んだ彼女の顔を今でも覚えている。
泣きながらその場で全てを話しても彼女は憐れむ事をせず、全てを聞いてくれた。
『そんな会社辞めちゃいましょう!大丈夫です、私も手伝いますから!』
それが、彼女と私の出会いだった。
私の身に何があろうと彼女は私の側にいてくれた。
火事に巻き込まれ顔を火傷した時も、彼女は私から離れなこった。
『火傷の跡ってカッコいいじゃないですか。男のクンショーって奴ですよ!もし気になるなら眼帯とかどうですか?』
私は彼女に救われていた。
だからこそ、恐ろしかった。
この先、彼女の声や匂い、顔を忘れていく事が何よりも恐ろしかった。
だから私は決意した。
この片付けが全て終わったら、彼女の後を追いかけようと。
葬式を執り行った後、彼女の家族と遺品整理を行った。
片付けている間も、彼女が居ないという事実が私の心を蝕んでいった。
そうして全て片付いて、彼女の両親に頭を下げて帰ろうとしたその時、「あの、」と彼女の母が止めた。
『これ、あの子からの手紙なんだけど『私が死んだら〇〇に渡すように』って書いてありまして………〇〇って、あなたの事ですよね?』
そこから先は覚えていない。私は直ぐに家に帰ると迷いなく手紙の封を切った。
『親愛なる〇〇へ』
『この手紙を読んでいるという事は、私はもう死んでますね?もしもこの手紙を読んでるなら言いたい事があります。』
『私の後を追いかけようなんて真似、絶対にしないでください』
『私は、〇〇に生きてほしいのです』
『これは私のエゴだと分かっています。それでも私は、生きれなかった私の分まで生きて、人生を全うしてほしい。別の人と付き合っても結婚しても私は許します』
『この先、辛い事も苦しい事もあるかもしれません。けれど人間、生きてればなんとかなります』
『だから、貴方は貴方の人生を生きてください。あと、辛かったら忘れても良いですけど、たまに私の事をちょっとでも思い出してくれたら嬉しいです』
『10年後も、100年後も、1000年経っても、〇〇が幸せでありますように!大好きだよ、〇〇!』
『××より 愛を込めて』
流れる涙を拭う事も忘れ、私は手紙を読む。
ああ、これは呪いだ。
こんな事を書かれてしまったら、死ねなくなってしまうじゃないか。
「忘れるか、忘れてなるものか………!」
生きよう。彼女の為に死ぬまで生きて、彼女の為のお土産話を沢山作ってから、彼女の元へ行こう。
「愛してます、××………!」
そうして、私は声を上げて、泣いた。
終わり
この先〇〇は新しい彼女をつくらず、××の事を想いながら生き続けます。
そして××の上からは毎日沢山の花が降ってくるとかこないとか。
1000年先も
もし
馬鹿馬鹿しい事だけど
私が紡いだ詩が 1000年先も残っていたら
私は 少しは何かができたのでしょうか
何か残せたのでしょうか
劣化しないデジタルの時代において
私の詩は 消えずに残り続けるのでしょうか
ええ もちろん
私たちの信念は変わりませんとも
今を精一杯 我武者羅に 格好良く
周りにとって馬鹿げていて
自分にとって誇らしい
そんなものを本気で追い求める
それが私たちの 当初からある生き様なのですから
1000年先なんて 誤差ですって、ね