『1000年先も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
現金はやがて消える。
通信機器の中で電子信号として存在する価値が、そこに取って代わる時代になった。
そこそこ身軽で、まだまだ危うい環境で。
芸術も、やがて変わる。
計算機械が創作するものは、人の感情を真っ当に捕らえる。生物が独自に形成する胸中の凹凸にも、自在に数値で寄せてくる。
宗教は、変わった。
関わる金も心も、ひと世紀前とは違う。進む道は広がったが、大きな原理からは遠くなった。
人間が作り出した自由な価値は、変化し、やがて消える。相応だ。
【1000年先も】
夫と夫の友だちとお茶をしている。
緊張のためか、トイレが近いわたしが、何回目かのトイレから戻ってくるとき、彼らの会話が聞こえた。
「奥さんのこと、永遠に愛せる?」
夫はさも当たり前かのように答える。
「永遠には愛せないよー」
戻るタイミングを失うわたし。「せめて」と夫は言葉を続けた。
「せめて、1000年くらいだな」
長生きしようとわたしは思った。
#1000年先も
1000年先も私でいたい…
何もかもが“普通”だけど
子供みたいに喜んで
感情のまんま怒り
引かれるほどしょぼくれて哀しんで
誰よりも楽しがる
素のままの私が好きだ
好きか?嫌いか?
どっちでもいいなんて絶対言わない
白黒はっきりグレーなんてない
本当はチキン!
だけどいつだって全力チキンwww
石橋なんてぶっ壊してでも前に進むし
出すぎて目立っちゃう強い杭にもなる
逆境? 楽しめ! 面白がれ!
チキンを苛める奴には負けない!絶対!!
破天荒で
猫に優しい
私が大好き♡
1000年先もこのままがいい(≧∇≦)bイェーイ
🌈黒猫のつぶやき🌈
生まれ変わっても“自分”(笑)
それか家猫だニャ~
野良猫は寒いの弱いんで無理かと…
「人間(ヒト)」といういきものが存在する限り、この地球上から例え小さな争いも尽きることはないだろう。人間とは、高度な思考能力で文明を築き栄えて来た。そして、そこには争い事が必ず存在している。それは遥か昔、遠い過去の記録が示している。
今のように防錆特性に長けた便利な調理道具や日用品や、いつでもどこでも簡単に火をつけることのできるマッチやライターなど現代人の生活の中には当たり前に存在するものがなかった時代。人々は日々、または年々と様々な技術を発見し身に付けてきた。今で言うところの「国」や地域ではそれぞれに文明の進む速度は違ったが、人間が地球上の生き物の中で食物連鎖の頂きに登るのはそう長くはかからなかった。もちろん、野に出れば人間の命などひと噛みで葬ることの出来る獰猛な獣や連携をとってで獲物を狩る俊敏な獣。毒や鋭いトゲで身を守り、敵を屠るこのとできる生き物もいる。しかし、人間は今日にかけて持ち前の賢さで様々な生き物を資源に生きている。
石などの投擲による集団の距離攻撃に始まり、弓矢による個人の戦闘距離の増大。剣や刀、槍といった近接距離での戦闘。今や個人でも数キロ先を攻撃することが出来、相手の顔を見ることも無く相手に気付かれず制圧することができる。集団攻撃は、軍隊のもてる兵器を用いて様々な攻撃を敵地または敵に叩き込むことが出来る。
人間だけでなく、この地球上に存在する生き物はみな進化や部分退化などを経て今の姿がある。植物にも進化の過程で、様々な能力を身に付けたものもある。昆虫や節足動物といった身近な存在も、生きる地域や環境で様々な進化を遂げてきた。周囲の環境に擬態するものや、種そのものの姿を他の種の姿へ変えたものもいるが、爬虫類や哺乳類、果ては霊長類に至るまで変わりゆく環境の変化に応じて変化を遂げている。さて、その殆どは身を守るため生き抜くためだ。しかし人間はいつしか、そうして身に付けてきたものを自ら争いに使うようになった。そして攻撃され侵略の危機に備え、同じように力を争いに用いる。強大な武器や暴力を前にして身を守る方法は、やはり同じく持てる限りの武器や暴力でしかない。そこに綺麗事は存在せず、あるのは命の削り合いだけだ。では、全てが無作為な侵略や略奪のための争いであるかといえばそうでは無い。より豊かな暮らしと安心と自由を求めたものもあれば、信じる物事や考えの違いによる戦いもある。思考能力が高いということは、一人一人がそれぞれのの考えや思想をもとに生きているということである。即ちら争いの中にも、この様々な人間特有の部分が如実に現れる。故に、当初そこは身を守る為の武器や暴力もいつしか違ったものへと変化していく。争いからの解放を願い叫び謳うものが現れれば、その苦難の中にあって魅力を感じないものなどいないだろう。遂に解放を目的に武力と暴力で争いを始める者たちが生まれ、さらに過酷で危険な暮らしが始まる。それはひたすら繰り返されていく。では、立ち返って当初の目的や思想に基づいて争っている人間はどれだけいるだろうか。多くはないだろう。人間とは実に弱く脆く稚拙で矮小で身勝手な生き物だからである。自分の意思や思考、思想すらも覆い隠し、或いは消し去ってしまう「大義名分」という兵器を持っているのだから。
地球上に存在する生き物には、地球を維持するための働きがあるというが人間には無いのだという。人間は存在するだけで環境を破壊し、無作為に他の種を狩り、人間というひとつの種だけに都合の良い環境を作っているからであるからだそうだ。例えばある種の昆虫が絶滅すれば自然環境は崩壊し、様々な生き物が死滅するだろうという話も聞く。しかし、人間だけは絶滅しても地球上の野生生物などには影響がないという。人類のいなくなった未来は、大地は再び緑が繁茂しそれまで使役され、家畜化されてきた生き物たちが本来の姿へと戻るという。もちろん、人類が生み出した生き物は人間と共に絶滅するだろう。
武器や兵器はやがて身を滅ぼすことになるが、捨てるに捨てられぬ現実がある。例え、一斉に「せーのっ!」で処分したとして終わるはずがない。武器を兵器を作ることの出来る技術と文明社会が存在しているうちは、また誰かが暴力に訴える。その暴力から身を守るために武器を持ち戦う。その武器から身を守るために兵器を使用するだ。私とて、武器や平気などの武力があっていいはずが無いと思っている。しかし、思ってはいてもそれは万人の心ではない。万人の考えでもない。誰かが、どこかの国や地域が強大な武力を有している限りは対抗しなければならない。例えば日本には自衛隊など要らないと、武器などいらないと宣う人々がいる。しかし、彼らはその声を上げるだけでなにを成し得たのであろうか。彼はの言葉では、「武器を持っていることは、即ち戦争を許していることと同義である」ということに他ならず、そこに他の考察も何も無い。そして、彼らの言うように自衛隊という集団組織を無くしたとして、災害の多いこの国で一体誰が今までのように救助や支援をするのだろう。重要なのは代替されるものであるが、この場合は自衛隊に変わる集団組織または、団体をNPOで組織することだろう。しかし、解決するものではないことは言い添えておく。国や各省庁隷下では自衛隊と変わらない結果になるだろう。行政の元に組織することも不可能だろう。組織したとして、そこに税金を投入するとなれば住民が許さないだろう。まして、その組織を常設するとなれば職員が足りないが職員を増やして問題が解決する訳では無い。当然だが結局は県独自、或いは町独自にチームを組織するだろう。簡潔にいえば、きりがない。
では何故、NPOで組織することが代替案なのか。では何故、代替案でありながら解決策では無いのか。非営利団体とはその名の通り営利目的を有さず、社会的な目的や使命の為に自主的に活動する組織だ。つまりは、国営でも県営でも市営でも無いことから税金が投入されることは無い。そして、日本では一般的にに民間人が武器等を所持することは出来ない。つまり、活動家の方々が危惧する点については解決している。では、災害などが発生した際はどうだろうか。自衛隊に変わる組織となるには、自衛隊と同じだけの機動力と即応力が必要である。そして、自衛隊という大きな組織だからこそ可能な人海戦術も必須である。これらをNPO法人で用意するには、寄付を募るなどの活動が重要になるだろう。そして、融資や寄付金からなる資金で人を集め需品や関連備品などを揃え組織しなければならない。また、構成要員にはボランティアで参加してもらう、または寄付金や災害時義援金などから手当等を充当することで有償活動が可能となるだろう。常設ではなく、非常時等に発動するものとする。年間に数度、定期的に技能習得のための教育または訓練を行い有事の際には現地対応に当たってもらうというのが考えられる一般論だろう。
さて、そのような事が現実に障害なく進められるだろうかといえば不可能に近いだろう。そして、万が一に他国の侵略による危機に瀕した時はどうして身を守れるだろう。占領され、日本人が築いてきた文化文明は葬られることになるだろう。災害に備えて有志を募り組織することが出来たとして、それを大きな単位で組織することは簡単ではない。大きな組織を管理する人間が必要になるが、それを非常時で正常に的確に制御できるだろうか。年に数回程度の訓練や教育では使い物にはならないだろうが、何よりも重要なのは一般人から構成した組織ではその構成要員が罹災すれば機能しなくなるということだ。そして、他国侵略の折には武器のない者にできることなど何も無い。
詰まる話、人間はという生き物が存在するうちは平和などというものは夢見物語でしかないのだ。戦争は到底許せるものでは無い。国家間の争いに罪のない尊い命が奪われるのは涙を抑えきれないほどに悲しく苦しい。憎くて仕方がない。しかし、これが現実なのだ。
人間が存在し続けるならば、例え百年先も千年先も争いは絶えぬだろう。
30xx年
「ねえねえ、知ってる?ずっと前の、機械時代!」
「うん、知ってるよ」
「あのねあのね、機械時代ってね、今とは違って、「電気」っていうもので色々動いてたんだって!」
「でんき?」
「今って、私たち魔力を使った魔道具でいろいろ動いてるでしょ?照明とか、洗濯とか、移動のワープとか、通話機とか、映像模写とか。だけど、機械時代は魔力がなかった、いや、なかったわけじゃないんだけど、見つかってなかった、っていう言い方がいいのかな。だから、電気っていうまた別の動力を使って色々動かしてたんだって。」
「へー」
「えーなんか興味なさそうなんですけどー」
「いや、まあまあ興味あるよ、機械時代のこと」
「あー、そうなんだ?」
「うん。調べたことあるし」
「なのに電気は知らなかったんだ?」
「...別のこと知ってるし」
「何知ってるの?」
「えっとね...機械時代の人たちは、みんな勉強してたんだって。今って生まれてすぐに基礎知識のメモリを脳の中に流すんだけど、機械時代の人たちはそういうのがなかったから、自力で知識をつけていってたらしいよ」
「へぇ、すごいね!機械時代の人!知識を自力でつけるって、どうやるんだろう」
「問題解いたり、大人に教えてもらったりして知識をつけていったらしい。しかも、子供はほとんど知識をつけるために学校に行ってたらしい。魔力の使い方を教える学校じゃなくて、知識を教える学校ね」
「へぇ、大変そうだねー。今は子供のときは魔力を伸ばしたり、魔力の使い方、魔法を覚えたりするけどね。魔力の使い方はメモリに入ってるけど、感覚はメモリにないから、1人1人教えなきゃ使えないからね」
「あと、機械時代の人たちってすごいんだよ。体の構造とか、地球の仕組みとか、宇宙の仕組みとか、歴史とか、そういうのが研究されて今に生かされているところもあるからね。お薬とかも機械時代の人たちが研究したらしいよ」
「機械時代の人たち、めちゃめちゃすごいじゃん!」
「そうなんだよね。僕たちが使っている文字は、機械時代より前の人たちが作ったけれど、安定させたのは機械時代の人たちなんだよね。だから、各家に【1000年後の孫たちへ】の手紙があるでしょう?その字が今も使われているんだから、すごいよね。しかもその内容も。今の私たちじゃあ思いつかないような技術が書いてあるんだよね。」
[生徒の皆さん、魔力の使い方の講座がまもなく始まります。自分が受ける講座の教室へ移動してください。なお、生徒の皆さんが一斉に移動するため、胸元にあるワーク石の処理スピードが遅くなる可能性がありますので、十分お気をつけてください。]
「...長いよね。聞き飽きたのことアナウンス!」
「わかる。けどテンパらないよりはいいよね」
「まあそうだけどさ」
「じゃ、行くか」
「うん!」
1000年先も
貴方のこと、ずっと覚えてる。
1,000年先も、2,000年先も、
何年先でも、貴方を愛しているから。
だからいつか、帰ってきて。
戦場へ行く貴方を見送って、
もう一年が経とうとしている。
手紙が送られて来たのは、
もう分かっているのに…。
1000年先なんて誰にもわからない。
人が生きているとは限らないし、もしかしたら月に住んでるかもしれない。
それにまだこの地球に住んでるかもしれない。
でも私という人間は生きてはいないだろう。
1000年後は一体どんな世界になっているのだろうか。
見てみたい思いはあるけど行きたいとは思わない。
転生、という新たな人生があるのなら行きたいかもしれないが。
でも1000年経てば家族や友達は生きていないのだ。
なら未来に行ったって意味がない。
私はこの人生で何を成すのかが知りたいだけなのだから。
誰の人生にどんな影響を与えて、誰に影響を与えられて人生を変えてゆくのか。
私は1000年先も誰かに覚えていてくれるような人になれるのか。
本当はただ、それだけが知りたいのだ。
「お父さんは火星に行ってくる」
そう言って、父は私たちを置いていった。
単なる出張、それがちょっと遠いだけ、
“いってらっしゃい”も言わずに、
そっぽを向いて、見送った。
『1000年後も』
ーーお ま けーー
思いついたものを書き殴ります。参考になったらいいな。
『火星にて』
会社業務の一環として、火星に配属された。
なんでも現地住民とのトラブルが原因で、酸素生成器が壊れ、大気が薄くなっているそうだ。
修学旅行でしか、地球外に行ったことない私に任せるのは、甚だ疑問である。
「まだ終わらんのか」
「申し訳ございません、只今、担当のものに当たらせているのですが、パーツ交換で手間取っているそうで…」
「ふん!」
鼻鳴らす高慢な老人は、トラブルを起こした町の長。
不手際は向こうなのに、と思ってしまう私は、社員としてまだまだ若い。
「全く、最近の若いもんは…、俺が若かった頃は、部品なんて揃ってることの方が少なかった。現地調達、別ので代用、今の奴らにゃ、考える脳が足りんで全く」
「はぁ…そうなんですね」
適当に聞き流しつつ、資料を確認する。
いつの時代も老人の話は
長いものだなと思った。
1000年先も
愛している
なんて言えない
1000年先も
もっともっと
愛しているなら
言えるよ❤️
お題
1000年先も
1000年先も
前付き合ってた人は
今世だけじゃなくて、
来世もずっといっしょなんだろうな
って思うくらい好きだった。
別れちゃったけどね、
それ以来それくらい好きになれる人が居なくて、
でも好きな人は今居て、
でもふとした時に元彼を思い出す。
まだ好きなのかなって思うけどそんなのはちがくて
ただ思い出に浸りたいだけで
今の友達って言う関係がめっちゃ楽しくて、
だからこういってしまうと
逆にね、
って勘違いされるかもしれない。
でも本当に思ってるから。
1000年先も君と友達でありたい。
千年前を生きた君は
千年後に僕に生まれ変わって
ときどき僕の心を支配する
そう考えると
辻褄の合うこともある
繰り返して
千年先にまた君に生まれ変わるであろう僕の
心を支配するのは君なのか
それとも僕なのか
1000年先も
1000年も寿命は持たんし
それまでには多分
愛も冷めとるし
知らん人に
「限りがあるから尊い」とか
言われるし
でも今は死んで欲しくないし
この先も生きといて欲しいから
生きとる間だけ愛させてや
1000年先も、で浮かぶものがなにもない。
SF小説とか近未来系の漫画とか、でもあんまそういうジャンルを見ないな。
未来の道具や登場人物が出てくるといえばドラえもんだけど、あれってどれくらい未来の設定だっけ?
調べるのめんどくさいから考えてみるか。たしかのび太の子孫がセワシだったよな。
でセワシ以外でのび太の子孫は聞いたことがないから多分孫じゃなくて子どもだろう。
んで作中の時代設定は多分昭和だよな。んー、なんかよくわからんくなってきた。
調べりゃ一発だけどなんか今日はひたすらだるい。もうドラえもんの未来は2000年ぐらいってことでいいや。
今は2023年だからドラえもんじゃ今回のお題はだめってことで決定じゃ!
1000年先ってなにを想定したお題なんじゃもんじゃって感じ。
そういや鶴は千年亀は万年って言葉があったような。
よし、それじゃ1000年先も鶴が生きていますように。といったところで終わりにしよう。
「1000年先も、2000年先も美依を愛してる」
(めっちゃ嬉しいぃ!
2000年先ってことは、ずっーと、ずっーーと
私のことを好きってことでしょ。
えっえっ、ちょっと待って。
1000年、2000年先って、私ババアじゃん!
しわくちゃじゃん!
どんなにケアしても無理ゲーよ。
…流石に死んでるか。
ん?ってことは生まれ変わってもってこと?
無理無理むりむり!
生まれ変わるたび、
違う人と好きになりたいじゃん!
っていうか、カズくん粘着系?
ストーカー?
怖い怖い怖い怖い!
GPSアプリ入れられてるかもしれない!
あとでノブくんに調べてもらおうっと)
「美依、どうしたの?」
「うん、すっごく嬉しい❤ありがとう」
#20 『1000年先も』
「1000年先も」
この世があるといいな
どんな風に進化しているのだろう
まだ有るか無いか分からないが土の中で
楽しみにしてるよ
〘1000年先も〙
私が私のまま、生きながらえるとして、
この世界はよい方へ変わっているのだろうか。
差別も争いもなく貧困で苦しむ人もなく、
誰もが夢物語のように語る、平和な世界へ。
1000年先も
1000年先の 何を考えればいいんだ?
ただ 地球が、残っていればいいな
そのくらいしか浮かばない程先の話し
1000年先も
大切な里山の景色は残っているかしら
温かな光 新緑の芽吹き
人知れず咲く花々 産み出される果実
命を繋ぎながら 動物は残れているかしら
愚かな人間のせいで
無惨な景色にならぬよう
どうすればいいんだろう
1000年先 私たちはそこにいないけれど
明日より
今日やりたいこと
おわらせたほうが
楽だよ
自分から
行きにくい人の
両思い
時間かかるけど
結ばれてほしい