『1年前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
恋愛成就ののぼりを見た君は複雑な表情を浮かべた。二人で神社なんて初めてのことだった。戸惑いを隠せない君を盗み見するのはちょっと楽しい。僕が神社に行こうと言ったのが意外だったとか、今の関係に何か不満があるのかとか、すごく悩んでいる。何度も躊躇った挙句、口を開いたのは拝殿に到着しようという頃だ。「……神様にお願いする前に、まず私に言って欲しいんだけど」
僕は小さく笑った。率直な言葉が君らしいと思った。
「わかってるよ。これはお礼参り」
「お礼参り?」
「1年前、君と出会えるようここでお願いしたからね」
「……そういうのは先に言って」
叩こうとする君の手をひょいと避けて、僕は手を合わせる。パタパタと足音が隣に並ぶ。1年前と違うのは、隣に君が立っていることだ。
僕は心の中で感謝し、末永い未来を誓う。
一年前
アタシの推しが燃えた。
いや、厳密には元推しというべきか。
女性関係だとかはどうでもよくて、それを受けてへらへらしてるような元推しのことが許せなかった。
そのうち存在自体が肯定できなくなり、アタシは好きだった時の自分を抹殺したくなり全てをシャットアウトさせて泣いた。
わかってる。
勝手に幻滅したのはアタシ。
推しは悪くないのだ。
あれから一年。
アタシは新たな推しを見つけたりして忙しくしつつも少しずつ立ち上がり、今日一日一日を生きている。
元推しは何事もなかったかのようにへらへらしていて、許せないこともあるけど、今はもうどうでもいいかな。
まさに今、
絶望している君へ
全て大丈夫になるから、
今のうちに存分に絶望しましょう
どうせ生きてる間は不安とも絶望とも
縁を切ることは出来ないのだから
仲良く手を繋いで黄泉の国まで一緒に行きましょう
恋人繋ぎも素敵だけど、
手汗かいちゃうから時には緩くほどいてね
1年前の絶望は1年後の糧となり
今の絶望は明日の私の優しさを作ります
君のすべてを素直に認め、許容してあげて
どうか君が
今この瞬間に幸せであることを祈ります
題名1年前
みんなは1年前の自分って覚えてる?
わたしはあんまり覚えてないわたしは興味のないことは
言われてもすぐに忘れちゃう。
けど興味のあることは覚えてるなんでなんだろう?
みんなはこうゆうことってある?
1年前、
1年分、新しかった、若かった、知らなかった
1年前、
1年分、好きだった、知らなかった、ときめいていた
1年前、1年分、未来は続いていた
高校受験
それは人生の中で初めて、
自分で決める事のできる大きな選択。
周りの皆は自分の実力にあった、
自分の行きたいと思った高校にそれぞれ進んだ。
でも、私は違った。
父と母は昔から私の為に色々してくれていた。
自分のしたい事を言う前に、
親からの"期待"が私にとっては重荷だった。
私の為にいっぱい働いて、お金を貯めて。
どれも私の為に、自分達よりも優先的に使っていた。
いい所の塾にも通わせてくれた。
小学校も私立に通わせてくれた。
だから高校も、期待に応えていい所に行かないと。
なんて気持ちで受けた受験は合格。
そして私は今、高校二年生。
あれから親は私の事を自慢に思ってくれている。
そしてどんどん、私の心への重荷は増えていった。
『期待に応えなくちゃ』
応えれなくて、失望でもされたら私は...
これから先、何もできないだろう。
お題〚1年前〛
「1年前」
小さな鉢植えから始まった僕のインドアガーデンは、
今はささやかな森のよう。
植物にまるで興味のなかった1年前の僕は、
今の僕を見てどう思うかな。
今後のこともいろいろ計画しているんだ。
1年後が楽しみだよ。
1年前
わたしは
お花畑の美容院を
まだ
知らなかった
ちょうど一年前、私は不安障害になった
人生で初めての出来事。
ショックというより、
やっぱりのほうがしっくりくる。
今の職場に勤めて1年になる。初めは軽い気持ちで働きはじめた自分が馬鹿だ
仕事内容はかなりハードで
すべてのミスも許されない環境
その状況に体が追いつかなかった。
働くということは、責任がつきものだと思い知りました。
自分でできることとできないことをしっかり分けて業務にとりかからないと身も心もボロボロになると知り貴重な経験だと思うことにした。
ネットで知り合った人とほぼ毎日連絡取り合ったり、2週間に一度くらいご飯食べに行ったりして、そこでのしょーもないやり取りが楽しかったし、おもしろかった。
リアルでは公私共にあれこれ大変すぎた時期でもあったから、現実逃避なような毎日だったな。
ちょうど一年前、私は彼とふたり家族だった。
今は別のひととふたり家族。
一年間って、長いようで、早いようで、何とも絶妙だ。
例えば彼がいなくなってしまったことはまるで昨日の出来事みたいに胸を苛むのに、一昨日の朝ごはんに何を作ったかなんてそんなことは思い出せないのだから。
窓から射し込む朝の光に目を細めていると、ぱしん!と頬を叩かれる。眉を寄せてゆっくり体を起こした。
「んー⋯⋯まぁ!」
「もう、叩かないでってば」
彼そっくりのくせっ毛を直してやって、よいしょっと掛け声をつけて抱き上げる。随分と重くなった。
一年前は影も形も無かった癖に。
「朝ごはんは何にしようかなー」
「ぱぁ、あぶー」
とりあえず。彼のことを忘れるのには、一年じゃあまだ足りないみたいだ。
死にたいと思っていた1年前
もう少しだけ…
もう少しだけ…
そう思いながら生きて今があるよ
盲目だったが、青がここまで連れてきてくれた。
過ぎ去る時に自覚なし、
だが事実はそこにあって紛れもない(自己の中の)史実
1年前、4月新しい新居で感謝でいっぱいのはずなのにどこか足りない気持ちがあった。可愛くなってまた会いたいと考えてしまっていた。また、卒業して図書館司書の資格取り、本部勤務就職する事が目的だったのに、恋にうつつをぬかして失敗してしまった。6月遊びすぎた髪の毛よりも健康のことを考えるべきだった、食べてるものも高カロリーだった。
7月占いに引き寄せられていた、これからは後ろを振り向かず、退職の事だけ考える。一般職の事を考えるのは本部勤務がしっかり終わってからの事。来年2024年度3月に本部勤務合宿に行く為に一生懸命ひのきしんに取り組む。合宿では、朝早く起きてトイレ掃除をしよう。絶対落とされたくない。
ポジティブに頑張っていこう。
※この物語はメリーバッドエンドです。苦手な方や不快な方は回れ右してください。
お題「1年前」
「僕たちはこれが幸せだった。」
とある暑い夏の日。
1人の幼なじみがそう言った。
そして1年が経った今彼女と彼はもう居ない。
あれは1年ほど前の夏だった。
「千夏〜遊びに来たよ」
「あ!深春!」
「あ、深春やほ」
「秋人、千夏こんばんは」
病室に入り幼なじみの千夏と秋人に挨拶をする。
ベッドに横たわる彼女は手を伸ばしプリン!とドヤ顔をしながら言い放つ。
「はいはい笑」
箱から2つプリンを取り出し千夏と秋人に手渡す。
「プリンだぁ!!」
「僕まで良いのかい?」
「もちろん」
「ありがとう」
はしゃぎながらも、美味しいと食べ続ける彼女に笑みがこぼれる。
「ほら千夏口元付いてるよ」
「んぁ、ありがと秋人」
2人の世界に入り込んだ所を見守りながら病室を後にした。
そしていつもの様に次の日も病室へ行く。
だが、そこに居たのは白い布を顔に乗せて横たわっている千夏と泣きながら彼女に呼びかける秋人。
プリンの入った箱が、手から滑り降ちる。
「ち、なつ、、?」
「ぁ、み、はる、」
涙でぐちゃぐちゃな顔で振り向き私の名前を呼ぶ彼。
私は静かに千夏に近づく。
「ち、なつ、、?嘘、よね、?」
肌は青白く冷たい。
「ねぇ、昨日はあんなに元気だったじゃない、なんでなの、?」
「深春、嘘じゃ、ないんだ、」
泣きながらボソボソと喋っている彼は心做しか震えていた。
「いやよ、、いやぁ!!ちなつぅぅ!!」
泣きじゃくって千夏の身体にしがみつく。
「僕たちはこれが幸せだったんだ。」
秋人は窓から身を乗り出し飛び降りた。
「あき、ひと、?」
そして残ったのは私一人のみ。
体が強張り動かない。
何故なのか、幼なじみが2人死んだ。
そして騒ぎを聞きつけ医者や看護師が病室に入ってくる。
「大丈夫ですか!?」
「、、あああああああああああぁぁぁ!!」
私は狂った。
そして1年が経った今、2人の元へ旅立つ。
「これが私たちの幸せだね」
私は笑いながら飛び降りた。
そして死後の世界で2人とずっと幸せに、、。
「前世は幸せでした」
3人口を揃えそう呟いた。
#38「1年前」
今年は従兄弟が亡くなってから1年目
ずっと笑顔で
頑張り屋で
頭良かった従兄弟
12年という年月で亡くなってしまった
僕は従兄弟が好きだった
大好きだった
葬式
もう届かないとわかっていても
お礼は言わずにはいられない
僕は思わず従兄弟の体に向かって
「凄く楽しかったよ。ありがとう
また沢山遊ぼうね
俺のところにまた来てくれる?」
辛かった
泣くまいと抑えていた涙が溢れ出す
火葬
もう、従兄弟の体は二度と見られない
あの世へ旅立ってしまったことが信じられなかった
ねぇ、どうしたらまた話せる?
ねぇ、どうしたらまた遊べる?
ねぇ、どうしたらまた声を聞かせてくれる?
ねぇ……また会いたいよ
大好きだよ
もっと早く、伝えるべきだったなぁ……
1年前 私はあなたに告白した
結果は散々だったけれど、笑わず 真剣に聞いてくれたことすごく嬉しかった
まずはお友達から始めようって言ってくれたね
あれから毎日話しかけたり
一緒に遊んだりして仲良くなったよね
そしたらあなたのいい所もちょっと悪い所も知ってあなたのことがもっと好きになったの
この気持ちは嘘でも冗談でもないよ
だから もう一度言わせて
私 貴女のことが好きです。
【1年前】
1年前、僕はつらいと思うことが沢山あった。
幸せなことを見つけるのが下手だった。
けど、一年後の今
僕らは青春を謳歌する
題「1年前」
少し短いよ〜
#1年前#
1年前の自分と、
今の自分
少しは垢抜けたかな?
あの人に振り向いて欲しい、、、
いつか両思いになる時を、、、
ずっと待ってる
きっとくるよね…
1年後にまた会いに来る。
そう言って友人と固い握手を交わした俺は、放浪の旅に出た。着のみ着のままあちこちの諸国を巡り、同じ場所にいたら味わえないような未知なる体験をして、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってこようと意気込んでいた。
けれど、やる事なす事どうにも味気ない。毎日が無味乾燥していて、1日が過ぎるのはこんなにも長かったかと、あまりにも遅い時間の流れがいつしか億劫になった。
そうして気付いたら、俺は元いた場所に戻ってきていた。別れを告げたはずの友人が、帰って来た俺にすぐに気付いて、「おい、こら、どうしたんだ。約束の1年はまだ先だろう」と、不思議がりながら問い掛けてくる。どうやら1年どころか、俺が旅に出てまだ半年くらいの月日しか経っていなかったらしい。俺はその事実を知ったのと、友人の声を聞いたのとで、まるで夢から覚めたように我に返る。
「あれ? もう1年くらい経ったと思ってた。お前がいないと毎日が退屈でさ、時間が経つのも長く感じたからそのせいかも」と、ようやく俺は味気なかった日々の理由を理解した。
俺の様子から何かを察したらしい友人は、呆れたように「バーカ。なら旅に出るなんて言って、俺を置いていくなよ」と、叱りながらもどこか楽しげに苦笑していて、あ、そうか、俺が今よりも大きくなりたいと望んだのは、この友人の懐の深さに憧れていたからだったんだと悟る。
「・・・・・・だって、俺、お前みたいになりたかったんだよ」と、意図せず本音をポロリと漏らせば、「俺だって、お前みたいになってみたかったよ」と、友人が返してくる。
その後に友人と共に過ごした半年は、本当にあっという間に時間が過ぎた。
俺はふとあの日を振り返る。
1年前の俺と今の俺とは、はっきり言って然程変わっていないだろう。けれど、1年前のあの旅が、きっと俺にかけがえのない大切なことを教えてくれたのだと、それだけは胸を張って確信できた。
【1年前】