『1年前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
1年前
君と出会ってから私の知らない世界を見せてくれたね
また、1年後も隣で君の見る世界を見せてね
1年前は、まったく別の生活をしていた。
今と比べて、どちらが安定してるか、
不安のない生活かと考えると、
もしかしたら1年前かもしれない。
だけど、
君との喧嘩が落ち着いた今の方が、
ずっと幸せかなと思う。
#1年前
私は、1年前ビートガーデンを知った。
そのグループは、3人グループ。
そして、今年の4月1日ビートガーデンの
リリースイベントに行った。
リリースイベントは、とても混んでいた。
イベントは、2開戦まであった。
1開戦が終わったあとサイン会があった。
3人と話すことが出来た。
だけど、2開戦はメンバーの1人が体調不良
のため中止になった。
体調不良になったメンバーは、その日の夜に
体調が、よくなり今も元気に活動
しています。
今は6月。7ヶ月前は12月。
でも年を跨いでるから12月は1年前とも言える。
7ヶ月しか経ってないのに、一年前とはなんとも不思議。
1年前
一年前の日記を読むと絵本を描いてた。
絵本って言ってもノートに描いた自作の絵本。
見せるのは病院の先生だけ。
いつも褒めてくれるからいつも嬉しい。
一年前、一人暮らしを始めようと決意した
その為のお金を貯めることから始めた
それがもうすぐ現実になろうとしている
本当に自分の為に生きる時間が始まる気がする
一年前
日々の変化はある
でも決定的な結果は得てない
まだ続いていて
いまだに辞めてない
不可能だとは感じてない
ただし根拠はない
それにそれを辞めても続けていく
簡単ではないけど
可能だとは思えている
それを辞めてしまえる時には
他の何かがここにはある
失敗や諦めを使い継続していくだけ
経過であり
変化していく
ここが何処に行くかは知らないけど
何処か別の場所にいると思う
それが私だとは私にはわからなくても
私は変わらずにそこにいる
1年前の僕は、まだ君を知らなくて、楽しみはゲームとネットの動画
退屈だけど気ままな日々だった
君に出会ってすべてが変わった
つのる想いに胸がよじれる
君を見たいのに見るのが辛い
眠りたいのに眠れない
ゲームなんてやりたくもないし、何を食べてもおいしくない
僕は壊れてしまいそうだ
いっそ君を嫌いになれたら
いっそ1年前に戻れたら
ああ、君のことがたまらなく好きで、どうしていいかわからない
貴方に出逢わなければ良かった…
あの日が今年も近づいてきた
一年前の貴方が消えた日
今も貴方の優しい声 笑顔覚えてる
「いつも 一緒だよ」の言葉
嘘つき!
私から離れていったくせに
それでも貴方に逢えて良かった
そう思えるようになった
いつかきっと また逢えるよね…
貴方に…逢いたい…
〖1年前〗
皆さんは〖1年前〗と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
年にしてしまえば1年、月にしてしまえば12ヶ月、日にしてしまえば365日、人それぞれに感じる長さも濃さも違う不思議なもの、皆さんは幼少期と現在で1日の長さが違うと感じた事は無いだろうか?
私は哲学的なものは正直よく分かりません、頭の良い人ならそんな私も納得させられる答えを出してくれるでしょう。ですが私は答えを求めているわけでも、時間というものを理解しようとしているわけでもありません。
私が思う時間とは、誰しもに均等に与えられ、誰しもが触れることの出来ない絶対的なもの、ただ1つ思うのは本人が望めば、時間もその人にあった時間をくれる、そんな微塵の根拠もない事を信じてしまっている私がいる。
※仕事のため一旦ここまで、続編をお待ちください
m(_ _)m
『1年前』
一寸前なら憶えちゃいるが
1年前だとチトわからねェなぁ
なんて歌が 昔流行っていた
昔の事ばかり思い出すのは
年を取った証拠かな?
別にあの頃に戻りたい訳じゃない
戻ったところで 何も変わらない
昔は良かったなんて言うつもりもない
今は今の良さがあるのだろう
たぶん
戻れない過去に
難癖つけても 後悔しても
どうにもならないなら
残りわずかな人生を
未来に向かって歩む以外
成す術なんてないじゃないか
テーマ:1年前 #215
ちょうど1年前、彼と出会った。
明るくて人気者で、みんなに好かれる。
教室の隅で陰気を放っている私とは違う。
太陽のような存在の彼。
今思えば、彼のことを知らず知らず
気にかけていたのかもしれない。
私とは正反対の彼に告白されるなんて、
思わなかっただろう。
1年前は。
私の初めての恋人になるだなんて。
2年前はちょうど、好きな人ができたころだった。
彼女はいるのかなとか、私の事どう思ってるんだろうとか、自分磨きしてた。
だんだん距離を縮めて、体育祭では写真を撮って、ペアダンスを一緒に踊った。
夏休みは2人きりではないけど一緒に遊園地に行った。
沢山写真を撮った。
文化祭ではたまたま一緒に回ることが出来て、調子に乗って苦手なお化け屋敷に入ったりして。
後夜祭で上がった、小さくても立派な花火を見ながらまた来年も回りたいねって話をした。
後夜祭が終わったあと、今度近所で花火大会があるから、今度は大きい花火を見に行こうと誘われた。
珍しく冬に行われた花火大会では、寒くても彼が隣にいるからか、ずっと熱かった。
私は彼の横顔ばかり見ていて、花火に集中したのなんてほんの少しだった。
クリスマスには、初めて2人きりで出かけた。
映画を見て、軽くショッピングをして、イルミネーションを見た。
お互いクリスマスプレゼントを交換したりなんかもして、なんだか恋人みたいだと思った。
そのうち年が明けて、一緒に初詣に行った。
彼が凶で、私が大凶。こんなことあるんだと2人で笑って、逆に運がいいかもね、なんていいつつ、おみくじを結んで帰った。
バレンタインはもちろん彼にチョコを渡して、周りに騒がれたけど、彼も少し顔を赤らめていたのを見てまさかと、少し浮かれた。ホワイトデーのお返しもきた。写真を撮ろうと言われ、撮った写真は、初めて写真を撮った時よりも遥かに距離が近くなっていた。
終了式の日、私の教室にわざわざ来た彼は、私にある手紙を渡した。
こんなこと初めてで、メールで言えばいいのにどうしたのと聞いた気がする。
「照れくさいから」
そう言って笑った彼。改まってどうしたんだろうと思った。
「始業式の日に開けて」
中身は気になったけど、絶対ね、と念を押され、私は大人しく中身を見ずにバッグへしまった。
「ばいばい」
と手を振った彼に、私もいつものように手を振り返した。
そして新学期、張り出されたクラス替えの名簿に、彼の名前はどこにもなかった。
探しても探してもなかった。
海外転勤なんて、聞いていなかった。
最初から言ってくれれば良かったのに。
連絡先もSNSも、気づいたらすべてブロックされていた。
泣きながら開けた手紙には、ギリギリまで黙っていたこと、一緒に過ごした時間はすごく楽しかったこと、自分の忘れて欲しいという旨が書いてあった。
それから1年が経った。
私は彼とすごした日々の写真を、まだ消せていない。
テーマ:1年前
この頃はコロナ禍、真っ只中。
だけど一回、罹患したことで世界の見え方が少し変わった頃だった。
対策しても、消毒しても、マスクしてても
罹患する時はする
自分のピリピリモードだったのが少しマシになった
罹患前は、本当に異常なくらい警戒してた
みんなで頑張って対策もしたのに、罹患
頑張ってきた分、我慢した分……少しご褒美をあげよう的な
だからといって、対策を怠るわけでもなくね。
油断もせずにほんの少しね。
ただ、
会える人にも限界があって
友達には全然、会えてなかったな
会える距離なのに
素直に会えないもどかしさ
見えない壁は、分厚かった。
1年前と今、
色んな状況が良くも悪くも違うのだけれど
来年と今では、
色んな状況がちゃんと前に進めているといいな、それだけは思わずにはいられない。
(2023.06.16/1年前)
僕の一年前はね〜
受験勉強しようしようで、全くもってしない
授業もあまりしっかり聞かない
不真面目な生徒だよ☆
# 35
今日のテーマ
《1年前》
1年と少し前、わたし達の関係は今とは全く違うものだった。
単なるクラスメイトというだけで、挨拶など必要最低限の言葉を交わすのみ。
好意はもちろん嫌悪するほどの関心もない。
そんな、ごく希薄な関係。
それが形を変えたのは、今からちょうど1年前のこと。
その日、わたしはたまたま出席番号で割り当てられた片づけの当番で、彼女は教科書を忘れたことによる罰として先生から理科室の片づけを命じられた。
薬品類は生徒に触れさせるわけにはいかないから、わたし達がするのは授業で使ったビーカーとかの器具を片づけることくらい。
洗って拭くところまでは各班でやって、それを棚にしまうのがその仕事だ。
本当は男女1人ずつで担当するんだけど、この日はちょうど相方の男子が欠席で、わたしは1人でやらなきゃならなかった。
たぶんそれで先生は彼女の罰をわたしの手伝いにしたんだろう。
彼女はちょっと話しかけにくいタイプの人だった。
別に性格がキツそうとか、恐いタイプというわけじゃない。
物静かではあるけど、暗いわけでもなければ、愛想が悪いわけでもない。
だけど、どことなく他の子とは雰囲気が違っていて、壁のようなものを感じてしまう。
話しかければ落ち着いた受け答えをしてくれるし、物腰は柔らかで親切でもある。
たぶん、まるで先輩を相手にしてるみたいな、そんな気後れを感じていたのだろうというのは後になって気づいたこと。
そしてそう感じているのはわたしだけじゃなくて、クラスの子がみんな、程度の大小はあれ、そんな風に感じていたんだと思う。
「なんか、ごめんね」
「何が?」
「普段なら教科書忘れただけで罰当番なんかないでしょ。あれ、たぶん今日の当番がわたし1人だったから口実にされたんだと思う」
「だとしても、あなたが謝ることじゃないでしょ」
理科は苦手だから余分な課題を出されるよりこっちの方が良かったと彼女が笑う。
普段はしっかりしていて隙がなさそうな彼女が、笑うとこんな風に可愛らしくなるのかと、わたしはなぜだかひどくドキドキした。
わたしだけが特別な秘密を知ってしまったかのような、そんな優越感が胸を擽る。
もちろんそんなはずはない。
彼女にだって親しい友達くらいいるだろうし、その子達はきっと彼女のこんな笑顔は数えきれないくらい見てるんだろうし。
でも、少なくともうちのクラスではそういう相手はいなさそうだった。
孤立しているというほどではないけど、彼女はいつも休み時間は誰かとつるむでもなくただ1人静かに本を読んでいて、気安く話しかけにくい。
学年が変わって同じクラスになってから、誰かと笑い合ってるところすら見た覚えがなかった。
わたしが彼女を特別気にしてなかったから知らないだけという可能性もあるけど。
「こっちこそ、ごめんね」
「え? 何が?」
「私、クラスでちょっと浮いてるでしょ? さっきから気を遣わせちゃってるなって」
「そんなこと、ないけど」
「無理しなくていいよ。目が泳いでる」
くすくす笑う彼女に、わたしまで何だかつられておかしくなってきてしまった。
確かに彼女の言う通り、実はちょっと緊張してた。
でも、それは彼女と話すのが嫌だったからじゃない。
話してみたら意外と話しやすそうだったから、これをきっかけに少し仲良くなれたらなと思ったから。
正直にそう言うと、彼女は朗らかに笑って頷いてくれた。
「実はね、新学期になったばかりの時にすごく好きな本のシリーズの新刊が出てて、それを読むのに夢中になってたら輪に入り損ねちゃって。人見知りもあってそのまま何となくあぶれちゃったの。ハブにされてるわけじゃないし、面倒臭いからまあいいかなと」
「え、そんな理由だったの? いつも真面目な顔で本読んでるから、なんか『孤高の人』ってタイプなのかと思ってた。面倒臭かったんだ」
「そんなんじゃないよ、ただのコミュ障」
「そんな風には見えないけどな。物静かだけど陰キャって感じとも違うし」
「猫被ってるだけだよ。こーんな大きいのだけど」
そう言って両手を大きく広げる様は、普段のイメージと全然違ってちょっと子供っぽくすらある。
そのギャップにわたしはまた笑ってしまった。
「じゃあ、わたしがクラスで第1号の友達だね。班分けとかする時はうちのグループにおいでよ」
「いいの?」
「大歓迎。うちのグループ3人でいつも1人あぶれるから一緒に組めるしちょうど良いでしょ」
仲良しの友人2人はどっちも人見知りするタイプじゃないし、2人ともどちらかと言えば穏やかな人柄だ。きっと彼女とも気が合うだろう。
そう言って誘うと、彼女は嬉しそうに顔を綻ばせた。
無理して合わせてくれてる感じじゃなくて、そのことにこっそり安堵する。
そうしてわたし達は、他人から見たら――ううん、自分で振り返ってみても、こんなごくささやかと思えるきっかけでぐんと仲良くなった。
馬が合うというのはこういうのを言うんだろう。
それから瞬く間にわたし達は急速に仲を深め、今では無二の親友、周囲から相方呼ばわりされるくらいべったりである。
美人な彼女に好意を抱く男子は少なくなくて、わたしに取り持ってくれなんて言ってくる奴もいるくらい。
でも彼女は今のところ男子との恋愛よりわたしとの友情を育む方が大事だからとにこやかにそれらをあしらってる。
特別扱いされて嬉しい反面、彼女の恋路を邪魔しちゃってるんじゃないかと心配になる気持ちもあるんだけど、それを話したら、彼女はそれはそれは良い笑顔でのたまった。
「クラスに微妙に馴染めなかった私に仲良くなりたいって言ってくれたの、すごく嬉しかった。だからね、私の一番は男子なんかには譲れないんだ」
「そっか、じゃあ仕方ないね」
へらりと笑うわたしに、友人2人がなぜか憐れみの滲む顔で肩を竦める。
何だろうかと聞こうとしたけど、ちょうど彼女から今ハマってるソシャゲの話題を振られてそっちに気を取られている内に忘れてしまった。
彼女とは趣味も合うし、話してて楽しいし気が楽だし、わたしも暫くは彼氏とかいらないかなと思う。
1年前は彼女とここまで仲良くなるなんて思ってもみなかった。
でも今は、1年後も2年後も、ううん、10年後も20年後だって、彼女とずっと友達でいたいし、隣で笑っていられたらと思う。
そう伝えたら、彼女はそれはそれは嬉しそうに笑った。
わたしの大好きなあの笑顔で。
一年前、姉が死んだ。自殺だった。
とても美しい姉だった。美貌だけでなく、切れる頭も運動神経の良さも兼ね備えていた。スタイルも良くて、どんな衣装もメイクも映える人だった。人を圧倒する絵も描けるし、巧みな文章も書ける。歌うことも踊ることも出来るから、アイドルになれるだろうと親戚は囃し立てた。もう充分手の届かないところにいる人だったのに、とても優しい人だった。出来損ないの妹を気にかけ、悩みを持つ友人に寄り添い、両親の愚痴もいつも聞いていた。
ああ、なんて凄い人なんだろう。
姉と言葉をかわすたびに思った。
ああ、わたしはなんて醜いんだろう。
姉の美しい笑顔を見るたびに思った。
姉は神様のような人だった。容姿も優れ、実力もあり、さらに性格だってとてもいい。姉は、両親の誇りであり、友人の誇りでもあり、親戚の誇りでもあり、学校の誇りでもあった。
姉はわたしの恥ずべき汚点であり、やはり女神でもあった。
そんな彼女が自殺した。葬儀にはたくさんの人が参列した。
みんな涙を流して、姉の死を嘆いた。どうして自殺なんて、とたくさんの知らない人が泣いている中、わたしはひとり泣けずにいた。
わたしはあの日、美しい姉の恐ろしい姿を見てしまった。
平日の午前七時。いつもは朝ごはんを食べているその時間になっても、姉は起きてこなかった。母がわたしに目もくれず言った。
「起こしに行って。」
階段を上がり、一番奥にあるのが姉の部屋だった。何度も入ったことがあるけれど、常に綺麗で塵の一つもない。整理整頓が徹底されていて、余裕がないようにも見える姉の部屋を、わたしはどうしても好きになれなかった。
ノブを回し、扉を押した。
そこにあったのは、呼吸を止めた姉の身体だった。
「大変だったね。」
みんなが言う。姉が去って一年が過ぎたのに、みんなわたしの顔を見るたびに姉のことを口にする。
「大丈夫?」
姉が死んで、両親は変わった。父は目を背けるように仕事に没頭するようになり、母は自傷行為に手を出すようになった。
幸せだったはずの家族が、一瞬にして目を向けられないような姿になったことは、いろんなところに広まっていった。わたしは、姉の影響力の凄まじさに呑気に驚いていた。
どこまで、なにが広まったのか。わたしはすべてを計り知れていない。
だから、時折こんなことを聞く人に出会う。
「家族の死体を見て、きみはどう思った?」
ニヤニヤと笑うその人の瞳にナイフを刺し込みたくなる。よくそんなことが聞けるな、と思いながらわたしは答える。
「もう覚えていないです。あの頃の記憶はもうあやふやで。」
姉が死んだ。全部変わった。
姉がなにを思っていたのか、もう分からない。聞くことすらできない。そもそも、わたし達は姉を崇めてばかりで、姉の心に寄り添おうとしたことはなかった。
時折悪夢を見て目が覚める。そういう時は必ず、死んだ姉の冷たさを思い出す。
一年前
長年労ることを怠ってきた
からだのメンテナンス開始
ここもわるい
あそこもわるい
そこもわるい
つぎからつぎへと見つかったわるいところ
ひとつひとつ丁寧に労った
長い間ごめんね
1年経ち
ここもよくなった
あそこもよくなった
そこもよくなった
つぎからつぎへと見つかるよいところ
ありがとう自分のからだ
これからもよろしく
ただ
息を吸って吐いて
朝から晩まで働いて
休みなんて
あるようでなくて
毎日同じことの
繰り返し...
一年前と変わらず
君がいた頃は
そんな日々も
楽しくて幸せで
でも...
今はただ...
生きてるだけ
きっとこの先も
君に会える日まで
ただ...
生きてるだけ
だろうな
変わったばかりの環境に慣れることは難しくて、外にいるだけで息が詰まった。家に帰れば気づいたら朝になっていて、自分の好きなものを楽しむ時間も余裕もなかった。