『1件のLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『1件のLINE』
私の忘れられない「1件のLINE」
それは、「おねちゃんありがとう」
なぜこんな在り来りなLINEが忘れられないか。
それは私と妹の関係があまり良くなかったからである。
このLINEが来たのは、妹が大学に合格し地元を離れた1週間後のこと。
仲が悪かった為、妹は私と離れてせいせいしているだろうなと思っていた。
だか、離れて1週間。急にLINEが来たと思えば「おねちゃんありがとう。」
急に妹に会いたくなった。
気付いたら通話ボタンを押していた。
何を話せばいい…。
姉妹なんだから、なんでも話せばいい。
妹「もしもし?おねーちゃん?」
私「久しぶり。元気?」
そこからはもうお互いマシンガントーク。
終始笑って話していた。
そして、離れて初めて気付いた。
私は妹のことが大好きで大切だったんだと。
なのに、嫌いみたいに。
酷かったな…。
たった2人の姉妹なのに。
会いたいな。
今度帰ってきたら一緒にご飯でも行こうかな。
「話あるんやけど、ええ?」
親友から1件のラインが届いた。
「どうしたの?」
私はそう返信した。
「うちね、夏休み終わったら転校する事になってん!!
うちのオカン、なくなったん知っとるやろ?
やから、そのオカンの実家に引っ越しするんよ
ごめんね☆☆」
正直、なぜそんなに明るく言えるのか分からなかった。
「ごめんねとか言わんでよ、心配するよふつうに」
「いらぬ心配などかけるなかけるな」
「いる心配だよ」
彼女の性格だ、自分が苦しいけど無理して私を笑わせようとしてくれている。そういうところが彼女の良いところであり、心配な点でもある。
「別にさぁ、5年後でも10年後でも30年後でも会えるっちゃ会えるんやしさ、ね?
そんなに心配せんくてええんやで♡」
「それ絶対会える?」
「絶対会える。これだけは断言できる」
私は、彼女が言った言葉を信じて待つ。
_2023.7.11「1件のライン」
ちょっとでも喜んでくれたかな?
人って長く一緒にいると当たり前の関係になってくる
前はちょっと電話しただけで舞い上がって、ウキウキだったけど今だと電話は全くしない
LINEの頻度も減っていき、お金も使って当たり前って感じになっていく
前みたくまた電話とかちょっとの優しさで舞い上がってみたいな…
ホストって枕するってよく聞くけど
全くしたことない…
キスもないんだ…
私に魅力がないのかな
今日は文章書く気にならないので、また明日!!!!
谷底から、浮上させるもの。
#1件のLINE
【 7/11 1件のLINE 】
通知音が部屋に響く
君からの1件のLINE
こんなに心が踊ることなんてない
どう返信しようって考える時間すらも愛おしい
好きだって言えないのがもどかしいけど
この時間を大切にしたいから
まだ少しだけ私の気持ちは心に秘めておくね
今日も明日も明後日も、ずーっと
君からのLINE待ち
おやすみなさいまた明日ね
「1件のLINE」
「LINEやってますか?」
「すみません。スマホを持っていないので」
「そうですか……」
これでLINEについての会話は終了。
電話をかけるのは邪魔かもしれない。
もしも受けてくれなかったら
私が予想以上に傷つくに決まっている。
だから気になって
だから心配になって
だから頻繁に会いに行く。
会いに行く途中も
ずっとあなたのことを考える。
まずなんて声をかけようか、
どんな話をしようか、
行く道で グルグル グルグル
ずっと ずっと
あなたのことだけ考える。
あなたを目の前にして
私はひとつひとつの言葉を
両手ですくって そおっと
丁寧にあなたの目の前にかざすように
すべてのことばをあなたを輝かせるために
すべてのことばをあなたを微笑ませるために
決して「愛している」と言わずに
それに代わる言葉をえらんで
だいじに だいじに 唇にのせる。
帰り道も ぐるぐる ぐるぐる
ずっと ずっと
あなたのことだけ考える。
私のことばは足りてただろうか。
余計なことは言わなかったろうか。
傷つけなかったろうか。
幸せな気持ちで眠ってくれるだろうか。
あなたがスマホを手にしてしまえば
LINEでやり取りするようになってしまえば
こんなぐるぐるな想いはなくなるだろう。
だから「1件のLINE」までの
大事な大事な わたしのじかん
まるで宝物のような
ふたりのじかん
「1件のLINE」
1件のLINE
「大好き。付き合って。」
たった1件のLINEだけで人の人生は変わる。
「アイドルのマネージャーやってみる?」
1件のLINEにあなたはどんな返信をする?
_10end_
早朝、僕のスマホがなった。
1件のLINEの通知。
その相手を見た僕は震えと涙が止まらなかった。
LINEを送ってきたのは昨日亡くなったはずの彼女だった。
内容は
『今まで幸せにしてくれてありがとう。
約束守れなくてごめんなさい。
幸せになってね。さようなら。』だった。
僕も幸せだった。
すぐに前を向くなんてできない。
でも、君のお願いなら、君がそう望むのなら
僕は幸せになるよ。
こちらこそ、今までありがとう。
愛しているよ。今までもこれからも、ずっと。
【1件のLINE】
#77
仕事の帰りに、コンビニで買い物しようとしてたところにあの子からLINEが来てさ
足をくじいて動けないから迎えに来てって言うんだ
遊び慣れてる感じだし、試されてるのかなって思ったけど、行ったよ
ちょっと好きだったし
そしたらホントにヒールの足首を腫らしてて
「ありがとう」って泣きそうな顔で言われて、部屋までタクシーで送ったんだ
「お茶でも飲んで行って」って言われて、タクシーを帰したところで男が駆け寄って来てさ
どうやら彼氏と痴話ゲンカしたらしくて、「ゴメン、俺が悪かった」とか言って、僕の目の前で仲直りしちゃってさ
その後、最寄りの駅まで歩いて帰ったんだせ
まったく…
1件のLINEが来た。
彼氏からだった。
「別れよう」と書いてあった。
「了解」と返した。
1件のLINEが来た。
親友からだった。
「友達やめよう」と書いてあった。
「了解」と返した。
1件のLINEが来た。
私からだった。
「死ね」と書いてあった。
「了解」と返した。
そして、二度とLINEが来ることはなかった。
1件のLINE
LINEのKeepメモには、僕の目標がポンポンと一方的に送られている。目標を言葉にすると、ほんのちょっと、覚悟と勇気が乗ってくるから。
LINEの友だちの中から、緑色のアイコンをタップする。一つ、呼吸を置いて、できたばかりの目標を打つ。誤字がないことだけ確認して、送信する。
「いつか、君に好きだと伝える」
卒業までに、達成できるといいな…。
なんて思っていたら、メッセージの横に「既読」と表示された。あれ、これはKeepメモではなくて…?
改めて画面全体を見ると、目標の上には縦に二つ並んだ「よろしく」のスタンプ。
これは…。今日、君と交換したばかりのLINEじゃないか…!?
一件のLINEで意識が戻る。
外はまだ明かりすら見えない。
夢から戻りかけの重い瞼で目を凝らす。
「死にたい」
一言だけの通知。
昼間あれだけ喋っているはずの相手が、この頃やたらしつこくなった。
言うことといえばこの手の弱音ばかり。
いい加減うんざり。
もう面倒でしかないから関わるのを辞めたい。
明日の朝、一番の目覚めついでに封鎖してしまおう。
一件のLINE
LINEはアンインストール済みです
何年も前に
その手でいま手元にあるのは
Discordとメッセンジャーくらい
用途はメッセンジャーは料金系で
Discordはゲーム系
ゲームの内訳は
スプラ3 原神が主ですが
あまり使わない
この手の集まりは
ほとんど内輪であって
外部といたしましては残念極まりない
ちゃんとした集まりもあるらしい
そうらしいである
出会った試しがない
ある程度の人数が集まってからは
集団主義ぽい
TwitterとかLINEからの派生なら
まぁ仕方ないとは思うけど
所詮は他人事なんだけど
酒は飲んでも飲まれるな
これがどこでも基本なんですよ
巻き込まれないようにお気をつけてね
一件のLINE
テスト前日の夜。好きな人からLINEが届く。
『起きてる?
申し訳ないんだけど、ワークの24ページの答え見せてくれないかな?これって答え配られてないよな?』
LINEだと少し柔らかくなる話し方とか、
相変わらず腰低いなとか、
寮住みなのに同室の人に見せて貰わないんだとか、
頼れる人の中に私が入ってるんだとか。
このLINEがすごく嬉しくて、愛おしくてたまらなかった。
『はい。今後はちゃんと授業聞きなさいよ。』
そう添えて写真を送る。
この一件を送るためにどれだけの時間がかかったか。
ピロンッ
通知が届いた。
スマホをゆっくり見てみたが、
なんだ。ただの公式LINEだ。
内心がっかりしてしまった自分に驚いた。
ずっと私は心の何処かで待っている。
あなたからの1件のLINEを。
お題 : 1件のLINE #19
1件のLINE
今日のお題は難しいな。
何にも浮かばないし、書けそうにない。
LINEに大して意味を感じないし、単なる連絡手段だし。
そう!単なる連絡手段だし、なんならスタンプだけなんてこともあるしね。
言葉さえ要らない連絡方法があるって、人と人との繋がり方がこんなにも様変わりしたのだと実感する。
「1件のLINE」
あなたからだったりしないかなぁ って
スマホでお気に入りのサイトを見ても落ち着かなくて、小さくため息をつく。ちらりと見た黒板には、『令和○年度✕✕大学一般入試』と書かれた紙が貼られていた。
この嫌な緊張感を味わうのは二度目。前回は頑張れるところまで頑張ったが、だめだった。
ふと、一件のLINEがきていることに気づく。
《結紬。遂に本番だね。結紬は本当にすごいです。うちらは推薦で早めに終わらせたけど、うちらのいつめんグループの中で、結紬だけ最後まで努力してたよね。春休みみんなで卒業旅行に行った時、結紬だけちょっと苦しそうだったよね。ごめん。でもね結紬、あなたは私らの誇りだよ。誰よりもかっこいい人だよ。その結紬らしい真っ直ぐな気持ちを思いっきりぶつけてこい!
大丈夫。うちらはずっと結紬と繋がってるよ。大丈夫。》
時々送られてくる大学生活の報告に、嫉妬がなかったわけではない。心がちりちりしていたのを必死に隠していたけど、ばれていたのか。
深呼吸をして、一緒に送られてきたみんなで写っている写真を見た後、スマホの電源を落とした。
中2
一件のライン
嫌いな人から一件
まじで!!
きました
どうすればいいでしょう?
正解は〜〜〜〜
未読無視!!
既読つけたようがいいかな?笑
いいやーーー
お題
『1件のLINE』
ピコンッ
今日もいつものように推しを眺めている時だった。
私のスマホに1件の通知が来た。
なんだよ、、今推しに浸ってたのに……
そう呟きながらも渋々通知を開いた。
「好きです。付き合ってください。」
通知の内容は告白だった。多分……。
いや、付き合ってくださいって書いてあるから告白か…
送ってきたのはクラスの男子、あまり話したことはないがまぁ、世間で言うイケメン&陽キャ。
そんな人が私なんかに、、そう思ったが返信をすることにした。
『ごめんなさい。あなたのことよく知らないので』
思ったことをそのまま返した。そうしたら1秒も経たないうちに返信が来た。
「は?俺振られた??」
「なんでお前みたいなキモオタに振られなきゃいけねーんだよ」
私は戸惑った。
『えっと、』
思わず言葉を返す。
「え、気づいてない?w」
「嘘コクだよ?w」
嘘コク……。あぁ、私今いじられてるんだ。
”キモオタ”その言葉にも引っかかった。
確かに私はオタク。だけどキモイなんて付けないで欲しい。2次元だろーがなんだろーが好きな気持ちをそういう言葉でおさめんな。と嘘コクされた悔しさより怒りの方が大きかった。
『あ、そうですか。では』
そう冷静に返事をし、スマホを閉じる。
でも相手は懲りなくメッセージを送ってくる。
『うるさい。』
一言だけそういうと私はその男をブロックした。
何も言えてないけれどスッキリした。