『0からの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
0からの
あなたと、この路を歩きたいから…そう想い乍ら、ずっとこの時を待っていたんだ…初めて、あなたを意識した時から、あなたの側に居たいと想い続けて、でも、なかなか一歩が進めなくて…幾つかの季節が過ぎて、漸くこの時が巡って来て…あなたに、素直な気持ちを伝える事が…
0からの
私は書道未経験者である!だが…書道の道に何故
か進んでしまった。
出来るはずがない、そんな事自分でもわかって
た…でも、書き続けた毎日毎日そしたら、賞をと
った!おしまい〜
え?なんて雑な文だって?仕方ないじゃないか〜
だってこれくらいの経歴なんだもん!
え〜まぁ賞はいくつか取りましたけど〜
生徒会と同時に書道やって成績は残してますけ
ど〜何かカッコイイこと言ったほうが良いの?
ごめんなさい…調子に乗りました…ウザいですよ
ね…
結構自分が気づいたことは、やり続けるという事
です。最初は皆なんにもできません。それは、当
たり前の事です。ですが…毎日の積み重ねで上手
くなるんです。楽して高い所に行ける事は99%な
いと思った方が良いですよ。毎日やっても苦しく
ないと思えて、続けてやれば怖い物はいつかなく
なって気付いたら山の上にいますから安心してく
ださい。
0からの成功
そんなものを望むなんて、
君は欲張りだなぁ
あっけない終わりだった
ほんの些細なミスで全てが終わった
親から引き継いだ大事な会社を
俺の代で終わらせてしまったことは
心苦しいが
今度は
俺がもっと大きな会社を起こしてやる
0からの再スタート
そう思わないとやってられない
0からの
(本稿を下書きとして保管)
2024.2.21 藍
0からの
0からいくつまで続くのだろう。
一、十、百、千、万、億、兆、京、垓…
永遠に続く
1%の壁が、まだまだ高くて届かない。
始める前から「身の丈に合わないぞ」と外から首を振られてしまったが、一度くらい己の限界を試してみたかったのだ。
やる気を込めて取り組んでいるはずなのに、確かに周りから返される現実はチグハグなまま。
容赦ない結果で沈みそうになる心を、それでも落ち込むのは後からだって出来るんだと何回も奮い立たせている。
目指す道の入口すら程遠いけれど、挑み続ける信念にこそ本当の意味があると諦め切れなくて。
そうして今日も、相棒たるペンを握り締めた。
【0からの】
あなたに会いたい
あなたは私の事どーおもってるの?
友達?
それとも?
出会いは仕事場
連絡先教えてって
そっから連絡を取るようになった
毎日おはようから始まって仕事場が一緒なら話す
あなたは私が困ってると手を差し伸べてくれる優しい人。
日本人にない優しさがある。
私はあなたの笑顔をみるだけで笑顔になれる。
元気を貰う。
頑張ろって思える。
辛くて泣いてしまうけど自分磨き頑張って
いつか必ずあなたに振り向いて貰えるように
ゼロから私は努力する。
だいすきです。
0からやり直したい。
そう思ったことは何度もある。
でも
この後悔ばかりの人生で
得たのは嫌なことばかりではなくて
幸せな思い出もあるわけで、
それを幸せと感じるのは
苦しい日々があったからでしょう。
だから
0に戻ることはしないよ。
すべて抱えて歩いていくよ。
「0からの」
題 : 0からの
0から1を作り出すことは、とても勇気がいる事だ。
新しい環境、見慣れない教室。見知らぬ人達が大勢いるこの場所で、どうすれば上手くやっていくかを考える。
それまで当たり前にいた友達をどうすれば作れるのか、頭をフル回転させてみるが、答えは出ない。徐々に焦りと不安が芽生えていく。
「友達になろうよ」
そんなくさい一言、言える人は限られているだろう。
0からのスタートというのは、とても難しく、そして大きな勇気がいる。
今までを全部リセットして、また0からスタートする。
私にとってこれは生活を一変させるように思える劇薬であり、同時に私を縛る呪いの枷でもある。
過去の呪縛からとかれたはずの私は気づくといつも「新しい生活」という名の網に捉えられて身動きが取れなくなっている。
希望に満ち溢れていたはずの新生活は些細なズレによっていとも簡単に瓦解して行く。
人生は代替不可能なノートのようなもので、いくらでも新しいページに書き込むことは出来るが過去に書いたページを無くすことは出来ないものだと思う。
もう、充分だった。
生きていくにはあまりにも窮屈すぎるこの世界で、どれだけ足掻いただろうか。
一冊にはまとめられないほどの悲劇、悲劇、悲劇。
微かに見えた希望も、瞬きをしている間に消えてゆく。
来世では、普通の幸せを得ることができるだろうか。
あと一歩踏み出せば、森羅万象に終わりを告げる。
下を見れば鬱陶しいほどに煌めく川と、青々と茂る木々。
生きようとする本能とは逆に、清々しい気持ちで胸がいっぱいだった。
肋が大きく広がり新鮮な空気を肺に詰め込む。
柵に手をかけて、乗り越える。
ゆっくりと目を瞑って、重力に従う。
今までの不幸は全て来世のためにあったのだと、そう信じて。
ここからが0からのスタートだ!
「0からの」
0からの贈り物
あなた自身で気付いたこと
誰かが先に気付いたことでも
恥ずかしがらずに受け取って
0からの贈り物を大切にして
0からのスタートはなかなかに手強いがそれでもなんとかやっていく頑張りすぎると大変だからやれる範囲でやっていくそれなりに楽しいと思えるぐらいまではそれなりに。どんなことでも最初はあるはずだからとりあえず手を付けてみる。うまくいくかはわからないけどそれでもやってみなければわからない。失敗してもそれはそれでそういう経験が積めたのだと思って生きるのも悪くない。人生の総決算は自分が満足出来たかだろうから大体は楽しいと思えるものに触れていく何者にもなれなくても自分でしかないわけだから。
「0からの」
いつでも0からのスタートでかまわない
またそこから頑張ればいい
『0からの』
・優(ゆう)
・先輩
「先輩。俺のことをどれくらい好きか、ゼロから十で表すと、どうですか!」
「ゼロ」
大好きな先輩はそう言い放つと、家への帰路をさっさと歩いていってしまう。優がそれを早歩きで追いかけると、先輩のスピードは早歩きから小走りに進化してしまった。
中学二年生の頃、初めて先輩を見た時から、これは運命だと優は一瞬にして悟った。彼の綺麗な顔、指の一本一本、まつ毛、爪など全てが、優は愛おしくて仕方がなかった。恋をするまでは遅くなかった。出会って、というより先輩を見て三秒で落ちたと思う。高校一年生になった今でも、勿論ずっとずっと愛している。
愛おしい、愛おしい、愛おしい、愛おしい。この小柄な身体にも関わらず意外と力は強いところや、学校内で有名なビッチだということも、昨日は同学年の男を口説きその男の家に泊まったことも。先輩のことは何から何まで全て知り尽くしたい。
「先輩! 大好きです!」
「知ってる。あと僕に着いてきてもいい事ないよ。ていうか来ないで」
いい事がない? そんなことありませんよ先輩。
貴方と居られる時間が長くなる、こうやって話すことができる、その真っ白に染めた校則破りの髪の毛を眺めることが出来て、唾液を飲み込む度に動く喉仏を見つめられる。
ずっと目を見ていたら少し照れて目を逸らすところ、これでもかというくらいに褒めちぎると顔を真っ赤に染めるところ、首筋に浮かび上がった赤い愛の痕と鎖骨より少し下にある痛々しい根性焼きがちらと見えるところ、制服で隠れているその身体には大きな火傷の痕があるところ、右太ももの内側にほくろがあるところ、まだまだある。その全てが愛らしくて、優は先輩のことが本当に大好──
「そんなに僕のことが好きなら、優くんの好きなように触ってみる?」
不意に先輩は振り返り、その顔に蠱惑的な微笑を作った。彼は優の首に緩く腕を巻きつけ、顔を首元に埋める。
首に先輩の柔らかな唇が触れ、彼といるだけでほとほと温まっていた身体はさらに発熱した。もし自分にもう少しでも理性の欠片が不足していれば、先輩のこのうざったい服を剥がして獣のように襲っていた頃だろう。実際、そうしてしまいたいと、本能のようなものが強く叫んでいるのが聞こえた。
しかし優はあえて、冷ややかな声で告げた。
「やめてください」
先輩がその言葉を聞いて、ぴくりと反応したのが伝わる。優は巻かれた腕を乱雑に振り解き、先輩の肩を押して少し遠くへやった。
「……なに。僕のこと、好きなんじゃないの」
「もちろん。大好きです」
優はにやけないように口元に力を入れる。
嗚呼、可愛らしい。いきなり突き放されて不安になったその表情が、堪らなく愛くるしい。先輩はどうしようもなく愛に飢えているから、ああやって冷たくされると直ぐに動揺してしまう。
「先輩とそういうことは、まだしたくないです」
優がきっぱりも言うと、あっそ、とだけ言い彼はまた歩き始める。優もやや急ぎ足で追いつくと、先輩は地面をじとりと見ながら訊いた。
「まだ、って、いつになったら抱いてくれるの」
「うーん……ゼロから、評価が上がったら?」
「やっぱり十になったみたい、っていったら抱く気になる?」
「なりません! それ、俺を好きなんじゃなくて、そういう行為をしたいだけでしょう?」
先輩は「そうだよ」と頷き、別れ際にばいばいと手を振った。優はその後ろ姿を最後の最後まで見送った後、自宅への帰り道を辿り始める。
己の首に触れると、彼の唇の感触が蘇るようで愛欲に溺れかける。いやらしい事を想像しないよう、優は頭を勢いよく左右に降った。
心の中で「待っててください」と密かに呟く。
先輩の優へ対する評価が、ゼロや十でもなく、そんな数字なんて概念では測れない程度に成長するまで。自分に深く依存してしまえと考えてしまうのは、悪い事ではないはずだ。互いに愛し合う、そして先輩は自分がいないと不安に駆られるようになってしまえばいい。それがゼロからの最終目標だ。
それまでは、例え評価がゼロだろうが先輩に愛を伝え続けるのだ。
「唇ちょっと乾燥してたなぁ……可愛い」
優は自分が粘着質な笑みを浮かべていることに気が付き、ハッと顔を引き締める。
薬局に寄るのを忘れては行けないな──優は同時に気も引き締め方向転換をし、リップクリームを買うため近所の薬局へと歩を進めた。
0から始めるのってすごく大変なこと
「怖い気持ち」「ワクワクする気持ち」
人によって色々あるよね
私も最初は怖い気持ちの方が強い
人間関係上手くいくかなとか迷惑かなとか
裏切り,いじめ,くらいことないといいなって
そんなことを考える春が近ずいてくる
出会いの春,別れの春そして
ゼロから何かを始める人がいる春
春は嬉しくて悲しくてドキドキして苦い
0からの始まり。今の私に何てぴったりな題材なのだろうか。今日私は、初めてこの日記を書く。
日記を書き続ければ文章構成は上手になるはずだ。そう、信じている。
美術部に一年の時に入部した私。
小さい頃からお絵かきが上手くて周りからは褒められていたし、絵画がコンクールで入賞したり、美術ではいつも満点の評価をもらっていた。
だけど・・・だけど。
3年の先輩の作品に出会ってしまった。
こんな絵を描ける人がいるなんて信じられなかった。
一目見て衝撃を受けた。
こんな色使いをする人を見たことがなかった。
こんな視点で物事を見ることができるなんて。
こんな発想力を絵画に全てぶつけることができるなんて。
私はただ、先輩の素晴らしさに、絵に衝撃と劣等感を抱いた。
私は少し絵が上手いだけ。
先輩みたいに、何もない所から100以上のものを生み出す才能はない、と・・・。
分かってしまったから。
コンクールが近い。
私は完全にスランプになっていた。
いつまでも描きたいものが定まらない。
今日も部室で一人ボーっと風に揺れるカーテンを眺めていた。
部員たちはだいたい絵を完成させて先生に提出して帰宅している。
「おつかれ」
不意に声をかけられ、振り返ると、3年の先輩だった。
「おつかれさまです」
「どうした?最近元気ないな」
私が挨拶に返事をすると、先輩に問いかけられた。
「そうですか?」
私は曖昧に答えた。だって。あなたのせいでこんなスランプになってるんですよ、とは言えない。
「先輩こそ、どうして部室に?コンクールの絵は完成したんじゃないんですか?」
私が問い返すと、先輩は、頭をかきながら言った。
「うーん、ちょっと今回スランプで」
「は?先輩が?」
思わず失礼なことを言ってしまう。信じられなかった。あんなに素敵な絵をいつも難なく描いているように見えるのに。
「はは、意外?たまになるんだ」
そう言いながら先輩は美術部員用の棚から自分のキャンバスを取り出すと、イーゼルに立て掛けて座る。
「描きたいものがいつもは浮かぶんだけどね。今回はなかなか浮かばなくて、困るよ」
「そう・・・なんですか」
私は聞きながら思っていた。先輩だって悩むことがあるんだって。私だけじゃないと知って少し心が軽くなる。
「あ、田崎先輩は、自画像にしてましたよ。自画像、どうですか?」
私がそう提案すると、先輩は、少し考えて言う。
「僕、自分の顔あまり好きじゃないからやめとくよ」
「え・・・」
私は先輩の顔をまじまじと見る。
普通にかっこいいと思うけどなぁ。
「そ、そうなんですかぁ、私はかっこいいと思いますよ」
私がそう言うと、先輩がこちらを見て言う。
「そっか、竹野の絵はいつもいいからな。竹野に描いてもらえば少しはマシになるかもな」
自嘲ぎみに笑う先輩。何か・・・こんなに自信のなさそうな先輩を初めて見た。
と同時に、私の絵を褒めてもらえた嬉しさも沸いてくる。
先輩は、凄く才能を持っている人だけど、だからといって自信があるわけじゃないのかな。
超人みたいな人だと思ってたけど、実は私みたいにいろいろ悩んでいて・・・。
そう思ったら、私は勢いよく立ち上がっていた。
「先輩!私、先輩を描きますっ、先輩は、私を描いてくれませんか?」
「え?」
いきなり立ち上がった私に驚いた顔をする先輩。
「私の絵を評価してくれるなら、きっと、先輩のこと素敵に描いてみせますから!」
私がそう宣言すると、先輩は、顔を赤くする。
「そっ・・・えーと、わ、分かった。人物はコンクールで描いた事ないから、描いてみようかな」
「はいっ!」
私は燃えに燃えていた。
絶対に、先輩を素敵に描いて見せる!!と。
コンクールの発表の後、部活が終わった後で、私は先輩と帰宅していた。
絵を描いた事で私と先輩は、親しく交流するようになっていた。
「あーあ、折角素敵に描いたのに、やっぱり先輩には叶わないです」
先輩の描いた絵が最優秀賞。
先輩の描いた私は、凄く色使いが素敵で、どこか夢のような儚い雰囲気が漂っていた。
さすが先輩だと、描いている途中で見せてもらって感心した。
それに、色使いとかも教えてくれて、今回の先輩を描いた絵も先生に上達したと褒められたし、私の絵は優秀賞に選ばれた。
「そんなことないよ。竹内が描いた絵、僕は好きだよ」
先輩が微笑んで私に言う。
私は先輩にそう言われてドギマギしてしまう。
「そうですか?尊敬する先輩にそう言われて嬉しいです。先輩は、自分の顔、好きになれましたか?」
私はそれをどうしても聞きたかった。
「うん、どうしてかな。自分の目で見るより、竹内の目を通して描いてくれた絵のほうが好きになれたよ」
「あ、私もです。先輩の絵に描かれた私、素敵だった。先輩は本当に天才ですよ。私、あの絵、一生忘れないと思います」
私は自分が描かれた絵を思い出す。先輩の視点からはあんな風に見えてるんだ、と思うとドキドキした。
「竹内、良かったらあの絵、くれないか?」
「えっ?」
先輩が私を真剣な眼差しで見ている。
「そんな真剣に言わなくても。もちろんですよ、先輩があんな絵でも欲しいと言ってくれて嬉しいです」
「竹内は才能があるよ。絶対だ。だから自信を持って」
先輩は、穏やかな声でそう言い聞かせるような口調で私に言う。
「先輩・・・。じゃあ、先輩も自分の顔、好きになってくださいね?」
私は先輩の言葉に励まされながら、先輩にも自信を持ってほしくてそう切り返す。
「竹内が僕の良いところをいつも教えてくれたら、好きになれるよ」
先輩は、そう言って、細い指で私の頬を撫でる。
いつも天才的な絵を生み出すその指が私に触れていると思うとゾクッとする。
「え、それって・・・」
私が意図を計りかねて困惑した目で先輩を見つめ返すと、先輩は、私の瞳を見つめて柔らかい笑みを浮かべた。
「僕はもう、竹内以外の人を絵に描く気はないってことだよ」
その言葉に私は痺れたようにその場に立ちすくんでしまった。
先輩の笑みが綺麗で、この笑顔をキャンバスに保存したいという強い想いを抱きながら。
0からのスタート。全部が終わりだ。何もかも失った。旦那も、子供も、会社も、不倫相手も、金も、友達も。全部全部取られた。あの女に。全てあいつのせいだ。元はと言えばあいつが紹介してきた男だった。はめられたんだ。私を地獄に落とすために不倫をさせて、離婚させ、会社にもバラしクビにさせる。でも何か気に障ることをした覚えがないのだ。前に会ったことあるのか?あ、まさか中学の頃に虐めていたあいつか。確かに、苗字は違うが下の名前はそうだった気がする。顔が違うから分からなかった。中学の時の地味メガネとは違い、すごく綺麗になっていた。じゃあ、私をこうして苦しめることも計画されてたんだ。ずっとずっとどうやって苦しめようか考えていたんだ。今更後悔しても遅い。こんな事を考えて夜道を歩いているといつの間にか道路を歩いていた。意識が朦朧としている時誰かの笑い声が聞こえた気がした。