『麦わら帽子』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
麦わら帽子をテーマにした、ちょっとくすぐったい歌詞のヒットソング
あれとはまたイメージが違うんだけど、高校生の頃、私服のときにカンカン帽みたいなのを被ってた女の子がいてさ
スリムでボーイッシュな子で、ショートヘアにカンカン帽がよく似合ってた
実はちょっといいなと思ってたんだ
卒業するまで、口を聞く機会はなかったけどね
麦わら帽子というと、今や日本だけでなく
世界中が一斉に通じるだろうと思うのは
「ONE PIECE」
「麦わらのルフィ!」
ファッション用語では、麦わら帽子のことを
ストローハット、またはカンカン帽と言うらしい。
(正確には形も違うのだが)
しかし、二次元などではなく、麦わら帽子が最もよく似合うのは小さな女の子だと私はそう思う。
真夏のワンピース。
小さい子の頭に合わせた、小さな麦わら帽子。
ひまわり畑の中にいたなら、完璧である。
麦わら帽子をかぶって笑う君は
ひまわりよりもずっと輝いて見える。
太陽に向かって手を伸ばす君は
どこか儚くも見えた。
暑さで陽炎が見える。
その向こうに佇む君は夢か現実か。
その向こうで僕に笑う君は、
手を伸ばす君は、
夢なのか現実なのか分からなくなるほど綺麗だ。
子供の頃は、夏になるとよく被ってた。否、被せられてた。
大人になってからは、自分では買わないなあ。
夏の風物詩。
麦わら帽子。
夏にぴったりの麦わら帽子。
私は被った記憶は残念ながらないけれど、
麦わら帽子を被って夏を涼むのなら最高でしょう。
そういった気候なら。
生憎、今年はそういった天気には恵まれていない。
そもそも天候が良い地域に住んでいないもので。
それでも何かを見つけ生きていかなければならないものでね。
お題を出してくれている方は良い環境に恵まれているかもしれませんが、私の住んでいる環境は是非一度お越しに来てみたらわかるんじゃないかしら。
お越しになられた事があるかもしれませんがね。
是非お越しになられる時は、是非とも麦わら帽子持参でこの夏にお越しくださいませ。
麦わら帽子
夏に、揺れた。
小さな日陰をひとつ、落とした。
麦わら帽子、夏に揺れた。
麦わら帽子、雨に泣いた。
ずっと近くにいた麦わら帽子。
麦わら帽子、飛んでった。
風に乗って。ふわふわ舞った。
麦わら帽子を追いかけた。
追いかけてたら、君を見つけた。
帽子を拾った、君がいた。
麦わら帽子、残夏を告げた。
麦畑のカカシに麦わら帽子を被せるのは
地産地消みたいで、
エコな上にシャレも効いてて良いけど
でもやっぱり
麦わら帽子なら可愛い女の子だよな
って、この村で唯一の友人に話したら
「可愛い……へー、ふーん、そうなんだ……」
なんて、
黄金色の麦畑の中、
麦わら帽子に白いワンピース姿の友人が
そう呟いた気がした
まぁ、カカシは喋らないから気のせいだろうけど
// 麦わら帽子
麦わら帽子をかぶった君へこの言葉を送る
似合ってるよ
「麦わら帽子」
夏休み
プールに行く途中
道の反対側に君を見つけた。
白いリボンの大きな麦わら帽子。
うつむいた君の顔は見えないけれど
友達と楽しそうに笑う声
名残惜しく思いながら
声をかけられなかった。
…………
夏休み
友達と遊びに行く途中
道の反対側にあなたを見つけた。
濃紺の野球部のキャップ。
声は聞こえないけれど
久しぶりにみた日焼けした眩しい顔に
恥ずかしくなって麦わら帽子で顔を隠した。
もしかしたらこの白いリボンが揺れて
私の気持ちをうっかり伝えてしまわないか
ドキドキしながら
声をかけられなかった。
ジリジリとした日差しと
夏休み 麦わら帽子の思い出
「麦わら帽子」
麦わら帽子
「でさー!わたし大爆笑しちゃったワケ!!ウケるでしょー」
「はいはいよかったねー。風強いし早く帰るよ」
……前に僕の苦手なタイプの方がっ、な、並んで歩いている……通れない……
「てかヤヴァイね風ー」
「なんでこんな時間になるまで買い物すんの?」
「折角給料入ったんだから当然でしょ!」
で、も……言えるわけがない……!!僕みたいな奴が声をかけていいような方たちでは絶対ないし、な、なによりなんだコイツ。って思われるのが一番怖い……
「あヤベ、帽子飛んだ」
「はっ!?なんでそんな呑気なの!?後ろに人でもいたら……あっ」
「あれま」
……取ってしまった、僕とほど遠いキラキラした方のキラキラしたかわいらしい麦わら帽子を……
とりあえず、謝ろう。そうしよう……
「……あっ、あの、すみませ」
「キミっっっ!!!ナァイッス!!!そうキミだよ!!なんか焦ってる顔してる感じだけど!!最高!!!ありがとね!!」
「は、はい」
「やめな?その距離の詰め方」
お、思っていたのと違う反応をいただいてびっくりした……優しい……?
「えー嬉しいんだもん。ヤバいな、嬉しすぎる。奇跡だよねコレ!」
「そうだねー。……あっ、ごめんね!これがおっきな声出してて」
「い、え、よかったです……」
なんだろう、僕も嬉しい……
「へへへへ〜てか違う学校なんね。どこ高?」
「やめろって、怖がってる」
………………や、やっぱ怖い……
想い出一つのような麦わら帽子のヘコみ
私の大好きな俵万智さんの短歌で〜す。
幽霊の私は、もう君に会えなくなった。
君と過ごした時間が大好きでした。
ーーやがて、会えない時間の方が多くなりました。
胸の中が空っぽになりました。
いっぱいいっぱい、泣きました。
それでも、君へは、届かない、可笑しいな。
ーーいつの間にか、私は、半透明になっていた。
君は、何故、私を避けたの……。
私は、君とは、イコールではけしては、ないけれども
君のことお慕いしていました。私と君とは、住む世界が違うって理解っていましたヨ^_^
私は、そんなにバカに見えますか??(´;ω;`)
君宛の私の手紙は何時も無難な内容ばかりだったな〜。片想いだって理解っていたから……。
一度でも、いいから、本音を書けばよかったな〜.。o○
でも、あれが私の精一杯の結び文だったんだヨ^_^
気付いてくれていたら嬉しいな〜.。o○
ーー今は、お盆なので、ふる里の海へ還っています。
お父さまやお姉さま達と、視えないけれども会っています。
さようなら……from、 mermaid
P,S,素敵な麦わら帽子のヘコみになるといいな……、時間はかかりそうだしけれども、ネ♫.。o○
麦わら帽子。持ってないなぁ。
日差し除けにピッタリの、つばの広い帽子。
夏本番って感じですね。
「麦わら帽子」
風で飛ばされそうなのを手でおさえて
波の音をきく
夏風を感じながら
入道雲を眺む
砂浜に素足を添わせ
夏に跡を残す
ラジオをつけたら懐かしい曲が流れた。
次のリクエストは吉田拓郎さんの夏休みです。
この歌を聞くと亡くなった父親を思い出すな
口下手な父が夏休み海に出掛けると
一緒に手を繋いで麦わら帽子が似合うと言ってくれた
帰りに車に乗って口ずさむ歌が子守唄だった。
また聴きたいや
そう思いながら
ハンドルを握りながら私もいつの間にか口ずさむ
あのフレーズを…
麦わら帽子と白いワンピースの似合う美少女、いつからの概念なのだろうか。彼女ははたして本当に人間なのだろうか。真夏の暑さが我々に見せた蜃気楼かもしれない。
いくたびの夏の
炎天の下の涼やかさ
乾いた藁のにおい
つばを押さえるしぐさ
陰から覗く眼差し
風に煽られ飛んでいく青い空
魚釣り ピクニック
麻のジャケット 揺れるワンピース
素朴で粋な
思い出いろどる 懐かしい目じるし
「麦わら帽子」
#192
麦わら帽子…被ったのはいつだったのかな?
今は被らないし…小さい頃が懐かしい✨
#麦わら帽子
8月生まれの君は、とっても夏が大好きだよね、
僕は暑くてアイスよりも先に溶けてしまいそうなのに、「やだー暑いね〜」と言いながらいつも満更でもない笑顔を浮かべている。
そんな君の笑顔が見られるから、少しだけ夏が好きになったよ。
毎年君の笑顔を守りたいと思ってるよ。
今日も日差しが強いけど、僕があげた麦わら帽子を君にかぶせて一緒に外に出る。
今日も君の笑顔は僕が守るよ。
僕は君だけの麦わら帽子だから。
題:麦わら帽子
麦わら帽子かぁ。
最近はたくさんの帽子があるから、
本物っていうかちゃんとした麦わらで作られた
帽子をかぶる人は少なくなってると思うの。
だけど、それでも職人さんは一笑懸命一つ一つ
丁寧につくってるんだよね。
ひとつの事にすごく一生懸命なれるのは
本当にすごいと思う。
みんなもそーいうのある?
私はあるよ。
ダンスが好きなの。歌もすき。
ダンスしてる時は自分に厳しくなって、
どこがダメか確認して、今日よりいいダンスを
明日出来るようにって
一生懸命になれるんだ。
熱中できる事があるのは大事だよね。
貴女は、とても美しいひとでありました。
皆が貴女に心惹かれるように、
僕もまたそうでありました。
風に運ばれそうになった麦わら帽子。
それを抑える貴女の白い花のような手。
貴女は陶器のような声で僕に云いました。
風で私から飛んで離れないで、と。