飛べない翼』の作文集

Open App

飛べない翼』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/11/2024, 2:40:42 PM

転生するなら、鳥になりたい。何故鳥なのかって?だって鳥はどこにでも自由に行けるじゃない。空を飛んで、海を越えて、世界中どこへだって行けるの。人間もそうだろうって?確かに人間も飛行機や船を使えばどこへでも行ける。でも、自分の力じゃないでしょう?私は私だけの力で世界を巡りたいの。素敵でしょう?私には想像力という翼があるわ。想像すればどこへでも行ける。でも、それは所詮想像でしかなくて、本物の世界を見ることはできない。これを一言で表すのなら、そうね、「飛べない翼」じゃないかしら?あなたにあるのは、本物の世界を体験出来る「飛べる翼」?それとも、私と同じで本物の世界を体験することは出来ない「飛べない翼」?どちらも素敵なものよね。でも、ここまで考えてみてもやっぱり、私は転生するなら人間より鳥になりたい。
#飛べない翼

11/11/2024, 2:35:10 PM

ペンギンも、鶏も、ダチョウも、みんな翼を持っているけど飛べない。

それでも必死に生きているんだ。

だから、飛べない翼を授かったことに悲んでないで、行こう。

その翼が、もしかしたらどこかで誰かを救えるかも。

11/11/2024, 2:34:38 PM

飛べない翼があってもきっと大丈夫
コツコツ努力して、
諦めなければきっと飛べる翼になる

11/11/2024, 2:34:36 PM

前に進みたくても前に進めない
いつまでも箱の中に閉じこもり。
飛び立ちたくても飛べない。
本当は怖いんだ。新しく飛立つ事が。
            ☆飛べない翼☆

11/11/2024, 2:31:55 PM

青く冴え冴えとした水面の上で、白鳥が眩く白い翼を、羽ばたいていた。
飛沫が上がって、水面は歪む。
しかし、いくらその立派な翼が羽ばたいたとしても、白鳥の体が、その青い水面から浮き上がることはなかった。

私は伸びをして、中庭に歩み出した。
中庭に大きく作られた、青い池に、白鳥や水鳥がのどかに浮いていた。

池に浮いている鳥たちは、どれも、とても美しく大きな翼を持っていた。
しかし、奴らはこの屋敷で飼われている鳥だ。
風切り羽が切り取られている鳥たちで、その美しい翼が彼らの体を空へ浮かすことは二度とない。
飛べない翼を煌めかせた美しい鳥たちだ。

空を見上げる。
人面を顔に貼り付けた鳥が、小さな翼を目一杯広げて飛び交っていた。
呪術師が使役する呪獣たちだ。
おそらく主人から言伝を賜って、届ける最中なのだろう。
彼らはしゃがれた羽をはためかせて、それでも空を舞っていた。

目の前を、ずんぐりとした蜂が飛び過ぎていった。
不恰好な体に見合わなぬ、ちぢれた小さな翅をうるさく動かしながら、飛び去っていく。

うん、いい暮らしだ。

王家お抱えの呪術師一族が治める、呪術師の地に、二ノ妃として嫁いで、そろそろ二週間が経とうとしている。

呪術師の家に嫁ぎたがる娘は、なかなか居ないらしい。
しかも、その家の第二の嫁としてなど。
よっぽどの変わり者しか行きたがらないというので、この家に嫁ぐ娘を出す家は、持ち回りで決まっていた。

私の家は、ちょうどこの世代にあたっていた。

一ノ妃は、ぽってりとした唇とスッキリとした目鼻立ちが美しく、夫にも大切にされて、煌びやかで、私よりもずっと美しかった。

だから、私にはちょうど良かった。

私は変わり者だった。
お洒落にはあまり興味がなく、自由を愛していた。
人に幸せにしてもらうなど、真っ平ごめんで、夫に普通の人を当てがわれるのも、真っ平だった。

だからこの縁談を父から頼まれた時、一も二もなく受けた。

私は、あの池に浮いている鳥たちのような、綺麗な大きな翼は欲しくなかった。
ちょうど目の前を飛んで行ったマルバチや、空をしきりに飛び交う呪鳥のような、醜く小さな羽が欲しかった。

飛べない翼なんていらなかった。

だからワクワクしながらこの地へ来た。
実際、この地での暮らしは楽しい。

当たり前の教養として語られる呪術の話は、どれも目新しくて、好奇心を満たしてくれる。

二ノ妃ということもあり、身分はそこまで上に扱われないため、自由はよく効く。
呪獣の世話や書籍の読破や散歩や…構う人のいない時間は、そうやって有意義に充てられる。

私用の館の一角、二ノ館は私が管理するよう承っていた。
一ノ妃には補佐がつけられたらしいが、妾にあたる私にはそれがない。
が、それも楽しい。
なんやかんやとやりくりをし、使用人たちの人間関係を鑑み、時には一緒に雑用をするのも、暇ごなしになって、達成感もいっぱいだった。

豪奢で美しい一ノ妃とのお話は、初めは気を悪くされるのではないかと不安だったものの、杞憂だった。
一ノ妃は美しく、優しく、しなやかな、良い方だった。
真綿に包まれるように育ち、呪獣に触れないように守られた方ではあったが、その分、文化的な機転が素晴らしい人で、話していて飽きがこなかった。

私がうるさく飛び回るマルバチだとすれば、この館では最上の身分と傅かれ、非常に大事にされる、一ノ妃は、あの青い池とこの広い中庭で主として、翼を広げて暮らす、白鳥だった。
飛べない翼。しかし、眩く美しい翼を大きく広げていた。

その姿は素晴らしく気高くて、美しかったし、尊敬の対象だ。
しかし、私には真似できないと、素直に思うし、私はそこまで大きな翼を欲しいとは思わなかった。

そんな私たちだったので、待遇の差で絶妙に噛み合わない会話も、さして不満を持たない私たちの間では、ただ面白い話のタネである。

中庭を歩いて、まっすぐ一ノ館へ向かう。
今日は、その一ノ妃と、一緒に朝の散策に出る約束をしているのだ。

今日はどんな話をしようか、そんなことを考えながら、中庭を突っ切る。
日がゆっくりと照り始めている。

国中で一番恐れられている、呪術の地の領主館の朝は、平和に過ぎていく。
朝日が、穏やかに輝き始めていた。

11/11/2024, 2:27:56 PM

飛べない翼


 空を飛んだとして。
 後ろ指さされるなら、飛ばなくていいと思った。誰よりもいちばん高く飛べないなら、飛んでも意味ないと思った。飛ぼうとすることを、やめた。
 折角生えている翼も、普段から飛んでいないと衰えていくばかりで、存在すらなかったことになっていた。良い羽を持っているからよく飛べるなんていう方程式は、心の奥で腐っている。

 宙を舞ったとして。
 いつ落ちるか分からない世界なんだ。安定して舞踊り続けられるものはひと握りしか居ない。自分は、たっぷり人間が入れられた箱の、底の底にいる人間で、神様のひと握りに選ばれるわけがなかった。

 神がいた。
 私の目の前に、降臨してくださった。
 神は仰られた。
「ワタシのことを信じる者は、幸せになれる」
 神は全員に、平等な愛を注いでくださった。それは私も例外でなく、初めての愛に深く感動した。
 向き合ってくださって、私は初めて、羽を手入れすることにした。

 また、神がいた。
 私の目の前に、降臨してくださった。
 神は舞っていた。
 それは、空を舞っているのではなく、地に足つけて、舞踊っていた。
 誰も神を見ていなかった。でも、神は楽しそうだった。私は神の後ろを追った。
 背中を見せてくださって、私は初めて、自分の足で歩くことを知った。

 飛べたとして。
 神を信じていれば、いつか報われるという自信があった。神の教によると、自信が大切らしい。私はきっと、大丈夫になった。
 舞ったとして。
 浮く必要はない。選ばれる必要もない。楽しければ、それでいい。私はそうありたい。

 翼が全てではなかった。
 道を自分で切り拓くのも、一興であった。
 鳥籠は、自分で自分を閉じ込めていた。
 そこから出たとき、翼を広げた。

11/11/2024, 2:27:50 PM

飛べない翼で思い出すのは夢野久作の「瓶詰地獄」

ああ神様…………私たち二人は、こんな苛責くるしみに会いながら、病気一つせずに、日に増まし丸々と肥って、康強すこやかに、美しく長そだって行くのです、この島の清らかな風と、水と、豊穣ゆたかな食物かてと、美しい、楽しい、花と鳥とに護られて…………。
 ああ。何という恐ろしい責め苦でしょう。この美しい、楽しい島はもうスッカリ地獄です。
 神様、神様。あなたはなぜ私たち二人を、一思いに屠殺ころして下さらないのですか…………。

のこの文
アレは飛べない翼というよりかは「飛べなくさせられた翼」ノヤウナ気ガスル

11/11/2024, 2:24:08 PM

足したり引いたり、そこには明確な答えがある

物事の仕組み、制度は確かにあって知ることは大切

今ここで私が感じていること
言葉にしたいこと
私から出てくるもの
私の目にはそう映ったもの

それは私の答え

貴方には同じものが見えている?

見えていないなら、口を出さないでいて

貴方の答えとは決して同じにはならないから

11/11/2024, 2:20:50 PM

飛べない翼

人は空を飛ぶことに憧れた。
鳥が飛べるのに
人も飛べるはずだ。

確信を持った挑戦者たちは
危険を省みず飛んでみる。

いくつもの羽を
腕に巻き付けて
飛ぶ。 落ちる。

大きな翼を背中にしょって
飛ぶ。 落ちる。

モノクロフィルムで見る
挑戦者たちはある意味、
滑稽で、執念深い。

飛べない翼から
飛べる翼を持った現代は
空への執着はいかがなものか
次は宇宙へと想いを馳せるのかな。

11/11/2024, 2:13:12 PM

図書館が好きだった。
いろいろな本が置いてあって、何時間でもそこにいられた。
図鑑も、専門書もさまざまな種類の本が綺麗に並べられ、そこにいるひとはみな、自分の時間を持っているように感じられた。


「何を読んでいるの?」
「…今日は、鳥の本。」
「あなた、昨日も一昨日も来てたわよね。
昨日は動物の図鑑で、一昨日は短編集を読んでいた、違う?」


急に大きな体のお姉さんが話しかけてきて、びっくりした。
大事な本の時間を邪魔されたのが嫌だったけど、それより読んでいた本を全て当てられたことに驚いた。

「なんで知ってるの?」
「おばさんね、あそこで受付してるの。あなたがいろんな本を読んでいるの、ずっと見ていたわ。」
「……」
「本が好きなの?」
「図書館が好きなんだ。ここならゆっくり過ごせる。」
「違う場所だとゆっくり過ごせない?」


核心をつくような質問をされて、唾を飲んだ。


「…ぼくは、足も早くないし、成績も良くないから」
「そうなの?おばさんには分からないわ。」
「ぼくが学校にいると、みんな嫌なんだって。
家にいると、みんな悲しい顔をするから…ここが…」



口淀むのを遮られるようにおばさんはまっすぐな目で見つめてくる。


「そうなのね…。あなたにとってのみんなは、あなたの良いところをなーんにも知らないのね。」
「いいところ?」
「例えば、この鳥はね、飛べないけど海を泳げるの。後、この鳥はダンスができるのよ?派手だからすぐ天敵に見つかっちゃうけど。」
「そうなんだ。」
「私にはね、君はとっても綺麗な羽根があるように見えるの。まだ小さいから、君にも、他の人にも見えないんだけれどね。」

ニコニコと笑みを浮かべながら背中を軽くトン、と叩いて、「ここにあるのよ」と続ける。


「本を読む時とても姿勢が良いところ、図書館に入る時ゆっくり歩いて音が鳴らないようにしているところ、本のページを折らずに丁寧にめくって読むところ。ほら、私が知ってるだけでこんなに綺麗な羽根がたっくさん。」
「……そんなことでいいの?」
「そんなこと?粗末に扱う人も多いのよ。その点、あなたは優れているし、私はあなたのその羽根は”まだ”飛べない翼に見えるの。」
「まだ?」
「そう。まだ飛べないだけで、あなたはいつかどの鳥よりも大空を飛べる立派な鳥になれる…例えだけれどね。」


実際、飛ぶわけじゃないわ。人間だもの。とお姉さんは続けて笑っていった。そして僕の手を取って、カウンターのそばの椅子に寄せてくれた。






覚えていますか?
今でも私は飛べませんが、あなたのおかげでこの翼で大事な人を守れるくらいには大きくて立派な鳥になりましたよ。




【飛べない翼】

11/11/2024, 2:08:25 PM

飛べるまでの時間と努力

見てない貴方が簡単そうに言う

「私も翼が欲しい」

多分、無理だよ

貴方じゃこの役は務まんない

11/11 「飛べない翼」

11/11/2024, 2:06:50 PM

飛べないんじゃなくて飛ばないんだ
きっと飛んだら何処までも飛んでいくから
この枝に座って空を見てるだけでいい
ここにいれば…
本当は何処までも飛んでいきたい

『飛べない翼』

11/11/2024, 2:06:35 PM

飛べない翼と言われると、ちっと歴史とか好きならイカロスを思い出すんじゃないか。俺も名前は知ってるが詳しくはよく知らん。イカロスは空に飛ぶのを憧れて蝋で固めた翼を作り、空を飛ぼうとしたが太陽の熱で蝋は溶けてしまいイカロスは墜落死したとそう言われてる。

いわば、憧れるものに対して一生懸命になったがどうしようもなかったと悲しい話だ

イカロスもよう頑張ったで、俺やったら空は飛びたいと思うけど、難しそうやから諦めてると思う。

だが、挑戦することは良いと思う。イカロスは中傷の的の様に使われるけど、何かやろうと行動することは実はなかなか出来ないことだ。ほんまは讃えるべきである

それを笑うなんて。紀元前頃から無理難題と言われてることに挑戦する人を嘲笑する人々はなぜいるのだろう。

人の本質は長い事歴史が積み重なっても変わらないようなことがあるんだな。

多様性と言われてる時代。良くも悪くも人は変わってきていると言われている。

もう多様性でも何でもええから、一定多数いる他人を中傷するのに躊躇がない奴らは淘汰されて欲しい

俺もイカロスと比べては月並みだが、これから勉強に重きをおいてやっていきたい。

俺は飛んでみせるぞ、イカロスよ。


ラブリーちゃん

11/11/2024, 2:01:31 PM

【飛べない翼】

いつからだろう。あんなにも不安も恐れもなく自由に飛べていたはずだったのに。あるのはもうボロボロになってしまった薄汚れた自分自身。純粋だったものはすでにズタズタに土足で踏み荒らされ元の綺麗なものに戻る勇気は霞のように消え失せる。どうしたって現状は変わらない。それでも立ち上がれと鼓動の奥で叫びが聴こえる。理想を掲げるばかりで現実を飛び続ける翼は今はまだ閉じたまま。傷付けて痛め付けてそれでも羽ばたこうともがき足掻いた結果飛び立つことが出来なくなった。そんな姿を視てもなおも暗闇に引きずり込む。辛い。苦しい。このまま消えてしまいたい。跳べ飛べ翔べ。脚が千切れようが腕が捥げようが、お前にはあの空を羽ばたくことでしか生きられないのだから。

11/11/2024, 2:01:02 PM

かのひとは少々世間に疎くはあるが飛べない翼を持つ籠の鳥ではないのだ。自分を選ばない可能性も大いにある。待ちぼうけの時間にそんなことにまで考えが及んでしまい、鼻の奥がツンと痛くなる。

「飛べない翼」24.11.11

11/11/2024, 1:59:28 PM

【飛べない翼】


んな事ぁない


飛べない理由が

先日の雨に濡れたせいなのか

足枷のせいなのか

傷がまだ癒えないからなのか

だとしても翼があるならきっと飛べる


翼が乾けば

足枷が外れたら

傷が癒えたなら


翼さえあれば

きっとまだ飛べる


だから


んな事ぁないと


俺は言いたい

11/11/2024, 1:58:20 PM

私は、自分で言うのもなんだが努力家だ。
小さい頃から漫画家を目指して頑張っている。
睡眠時間を削って絵を描き、物語の流れを考え⋯。
小さな努力を積み重ねてきた。
買い物も宅配で済ませ、風邪をひいても休まず、頑張ってきたはずだったのに。
結局努力は報われなかった。
私が手に入れたのは、小さな「飛べない翼」だけだった。

11/11/2024, 1:57:16 PM

飛べない翼を持った鳥もいます。
 
 それでも彼らは、別のやり方で何の問題もなく生きています。
 泳いだり、走ったり、彼らの世界を駆け回ります。

 貴女もそれで良いのです。
 貴女が自分は飛べないと信じているのだとしても、それにかかずる必要などありません。

 貴女は貴女の生きやすい場所で、のびのびと生きれば良いのですよ。

11/11/2024, 1:51:00 PM

飛べない翼

飛べない翼ってなんだろう。
ニワトリのこと?ペンギンのこと?

それとも私のこと____?

そんなことを言ってる間はただ翼を休めて
今は飛べる日を待つ。

ニワトリもペンギンも私も、

いつかは絶対飛べるんだから。

11/11/2024, 1:50:57 PM

飛べない翼


飛べなくても翼が生えてたらきっとかっこいいよね。
いいなぁ。
私もほしい。

Next