飛べない翼で思い出すのは夢野久作の「瓶詰地獄」
ああ神様…………私たち二人は、こんな苛責くるしみに会いながら、病気一つせずに、日に増まし丸々と肥って、康強すこやかに、美しく長そだって行くのです、この島の清らかな風と、水と、豊穣ゆたかな食物かてと、美しい、楽しい、花と鳥とに護られて…………。
ああ。何という恐ろしい責め苦でしょう。この美しい、楽しい島はもうスッカリ地獄です。
神様、神様。あなたはなぜ私たち二人を、一思いに屠殺ころして下さらないのですか…………。
のこの文
アレは飛べない翼というよりかは「飛べなくさせられた翼」ノヤウナ気ガスル
11/11/2024, 2:27:50 PM