『風邪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#風邪
風に吹かれて
邪魔された
やりたいこと全部全部
それが風邪
君は風
風邪をひいた時は、よくアニメみたいに好きな人が家に看病しに来てくれたらなって想像する。
風邪
ここ何年も風邪引いてません。コロナ禍で病院に直ぐに行けなかった時は、真剣に対策してましたし。元々身体が丈夫でないから、余計に気をつけて生活してました。
コロナが普通の風邪と同じように受診出来ても、まだまだ対策して暮らしてます。循環器科に通っている手前気が抜けないのよね。
わたしの場合、一病息災ってのに入ると思ってます。風邪引かないのは良いだからね!
風邪をひいて学校休んだ時、家のテレビで3chの15分番組を見るのが楽しかった。自分だけ特別のことをしている気がして、学校にいるみんなはこの瞬間にはテレビを見れないのに自分だけ見れてる。番組の内容が面白いとかそんなのは関係なくて、ただただ日常という空間で非日常を堪能しているただ一人の自分に酔っていた。
風邪
何てタイムリーな。
まさに今風邪を引いている。
これが結構しつこい。
これだけの寒暖差だ。無理もない。
それにしても、
インフルエンザにコロナが流行り、
風邪と聞くと何故かほっとしてしまう。
いやいや、昔から風邪は万病のもとと
言うのだから、気を付けないと。
年末に向けてご自愛を。
paki
風邪
引くの1日なら
学校休めるし、ママがおかゆ作ってくれて優しいからいいのに。
続くと学校の友達に会えなくて寂しいな
そうすると、わたしってママと友達とどっちが好きなんだろう
きっと、好きっていろいろ、なんだな。
風邪
私はよく風邪をひく
いわば風邪のプロだ
薬から飲食物の備蓄なんでもある
もちろん普段からマスクをしてる
うがい手荒いもしっかりしてる
こんなにアイテムも装備もしっかりしてるのに
風邪には勝てないのだ
お題 風邪
「風邪を引いたので休みます」
職場へ休暇の連絡を済ませた私は、タオルを取ってきて寝汗を拭き取った。体温を計ってみた。37度5分だ。なかなか熱が下がらない。
週末に急激な寒波が到来し、一気に冷え込んだからか?
お腹はあまり空かないが、レトルトの粥を温めて食べた。美味しさなど感じない。
とりあえず枕元にポカリを置いておく。水分補給は大事だから。
こんな時一人暮らしは辛い。誰も介抱してくれない。実家は大阪だからここまで駆け付けてはくれない。
ベッドで休んでみたものの汗がハンパない。ふらつきながらも身体を起こして、タオルで拭き着替える。その繰り返し。
夕方になり、汗が収まってきた。少しお腹が空いたような……
ピンポーン
誰だろう?こんな時間に?
「はい」
「金山です。お見舞いに来ました」
同僚の金山さんだ。来てくれたのか!!
玄関を開けると、スーツ姿の金山麗華が立っていた。
「香住さんが風邪だと聞いたから駆け付けて来たの。食材も買って来たわよ。どう、体調の方は?」
「来てくれてありがとう。散らかっているけど、どうぞ 」
金山は失礼しますと言って上がった。
「早速だけどキッチン使うね。香住はベッドで休んでて」
そう言われてベッドに入る。しかし金山はいったい何を作ろうとしているのか?
「圧力鍋あるんだ。借りるね!!」
圧力鍋を使うのか?なにが出来るのだろう?
キッチンから圧力をかける時の蒸気音が聞こえる。
調理始めてから40分ほど経った頃、蒸気を抜く音とともに良い匂いがしてきた。鶏肉かな?
「出来た!!」
金山は鍋からお椀に料理を移して寝室に持ってきた。
「何を作ったの?」
「これ、参鶏湯なの。韓国の薬膳料理よ。すっごく美味しくて身体にいいのよ」
一口食べてみる。鶏肉からの出汁が美味しい。生姜が入っているからか、身体がぽかぽかしてくる。
「これを食べて元気になってね」
美味しい料理もだが、金山が見舞いに来てくれた事が、ぽかぽかして温かい。たまには風邪で休むのも悪くはない。
Theme:風邪
昨日から私は風邪で寝込んでいる。
身体が怠く食欲もないので、スポーツドリンクしか口にしていない。
消化にいいものを食べた方が治りが早いのかもしれないが。
一人暮らしは気楽だが、体調を崩したときが辛い。
幸い現在はネットショッピングや宅配サービスが充実しているので食品や物品に困ることはないが、ただの風邪とはいえなんとなく弱気になってしまう。
そんな私を元気づけてくれるのが、ベッドサイドに飾ってあるオレンジ色のガーベラだ。
通勤帰りに何となく惹かれてしまい、切り花を一輪購入した。
植物を育てたことはほとんどなかったが、切り花用の栄養剤を購入しこまめに水替えをしている。
茎だけになってしまっても、水を吸って一生懸命に花を咲かせているガーベラ。
健気な姿に励まされるようだ。
…ガーベラが頑張っているんだから、私もお粥くらいは食べてみようかな。
ベッドから起き上がった拍子にベッドサイドが小さく揺れ、大輪の花が頷いてくれたように見えた。
ゴッホが風邪を引いて咳をする度に
周りの人はクスリと笑ってたのか気になる
風邪を引いてしまった。
元々季節の変わり目には弱い。風邪を引きやすいのはわかっていたのに、もっと体調管理に気を付けるべきだった。
仕方なく家に引きこもってゆっくり休むことにする。あぁ、喉が痛い。鼻が辛い。息苦しい。頭がぼんやりする。
ベッドに潜り、浅い眠りについていた。それを遠くから聞こえるチャイムの音に邪魔される。
ピーンポーン……。
――待って。違うわこれ。遠くない。我が家のチャイムだ。
ピーンポーン。
ふらつきながら玄関を開ける。
そこにはよく知る人物が立っていた。
「大丈夫ですか?」
正直なところ、わざわざ誰かが自分を訪ねて来てくれるなんて思っていなかった。それなのに、そこには部活の後輩がいた。
驚きながらも、ひとまず家に上がってもらうことにした。
「風邪を引いたって聞いて。とにかく起きてないで寝てください」
――いや、さっきまで寝てたんだけどね。あなたの鳴らしたチャイムに起こされたんだけど。
とは思ったけど、弱っているからなのか、顔を見せてくれただけでも嬉しくて、それに何か言い返すこともせず再びベッドに潜りんだ。
「それにしても、びっくりしましたよ。馬鹿は風邪引かないって言うのに」
「おい、ちょっとひどいなー」
笑いながら返す。
「大丈夫です。馬鹿は風邪引かないって言う話をしただけです」
「今この流れで言うってことはそういうことじゃん!?」
「あ、そうそう。これ」
「んで、急に話を逸らすし」
「ハイ」
後輩が差し出してきた手にはフルーツゼリーが乗っていた。
「え?」
「お見舞いの品ですよ、ゼリーなら食べやすいかと思って。これでも心配してるんですから」
「……ありがとう」
思わず素直に受け取る。
だって、本当に思ってもいなかった。誰かがお見舞いに来てくれるなんて。こんな風に心配して、何かを用意してくれるなんて。
「やっぱり元気でいてくれないと……部活も物足りないですから」
風邪は辛いのに。そう言ってくれるだけで、風邪引いて良かったかも。とか、ちょっと思ってしまう。
――ダメだね。心配掛けてるっていうのに。
でもやっぱり、そう思ってくれて素直に嬉しいんだ。
「……そうだね。早く治して、またすぐに顔出すよ」
あなたのその優しい想いが温かくて、風邪なんてすぐ治ってしまうんじゃないかって、そんなことを思った。
『風邪』
私もローシャさんも、あまり風邪をひかない。
ローシャさんは寒い所が嫌いで、冬なら尚更防寒対策を怠らないので、滅多にひかないのだそう。
私は急激な気温変化には弱い方ではあるが反して体は強い方であるので、ローシャさん同様私もひかない方である。
しかし、私はたまに高熱を出してぶっ倒れることがある。とても重い頭痛が元々持っていた偏頭痛と混ざって私の思考を邪魔して、何も考えられなくなる。一番酷かった時は、確か42度以上出していた……と思う。
昔だったら母に看病してもらえばよかった話ではあるが、今となっては立派に一人暮らしをしている高校生である。その上母の住む実家と私が住んでいる家との距離はそこそこ空いているし、母はもう還暦近い立派な高齢者予備軍だ。そんな母に無理をさせる訳にはいかない。
ならそんな時、一体誰に看病してもらったのか。
そう、ローシャさんである。
元々私とローシャさんは、ただのご近所さんという関係でしかなかった。けれど、お互いに通勤・通学で同じ道を通っているうちに自然と仲良くなったのだ。それから紆余曲折あって友達となったわけなのだが……。
「零、大丈夫か」
「あ、ローシャさんだ……」
家にいた私はチャイムの音を聞いて玄関のドアを開ける。ローシャさんがスポーツドリンクや冷えピタが入った袋を持って立っていた。
「一人でも平気か?随分熱が酷いようだが」
「んぁー……たぶん?」
曖昧にしか答えられない。熱で脳が焼き切れそうで、頭がぼやーってして……。
立ち尽くしていると、察したローシャさんが中に入ってドアを閉める。すると私を姫抱きした後、寝室に入ってベッドに寝かせた。
「無理するな。こういう時ほど他人を頼らないでどうする」
叱られた。もしこれを言ったのがローシャさん以外だったら話を聞かなかっただろう。けどローシャさんだから聞く。
「ん……ごめんなさいローシャさん……」
「別に謝る必要はない」
目を細めて見つめられた。
買ってきた冷えピタのフィルムを剥がして、私の額に貼り付ける。ひんやりしてて気持ちがいい……というよりは、あまりにも重すぎた頭痛が少し軽くなった気がして安心した、と言った方が正しい気がする。
冷えピタを貼ってもらった時に気づいたが、彼の手は冷たい。そういえばローシャさんは「何故か俺のデスク周りだけ冷える」と前に愚痴っていた記憶がある。よくよく考えてみれば、一年中タートルネックを来ているような気がしなくもない。多分それは気のせいだと思う。
「粥作ってくる」
ローシャさんが私から離れようとする。待って、と届かなくなる前に手を掴んで離れないようにする。
どうした、と彼は寄ってきてくれる。掴んだ手を自分の頬に寄せる。ひんやりとして気持ちいい。冷えピタなんかよりよっぽど。
「離せ、粥が作れん」
眉をひそめてローシャさんは言う。ローシャさんなら無理やりひっぺがすなり何なりしそうなのにしないということは、意外と満更でもないのだろうか。
……あ、そうだ。ローシャさんを引き止めたのはこれだけじゃなかったんだった。
「ごめんなさいローシャさん、私お粥苦手なんです」
「む、そうか。おじやなら食べられるか?」
「はい……手、離しますね」
名残惜しいけれど、ずっとローシャさんの冷たい手を離す。風邪が治った後にいっぱい握ればいいし。……握らせてくれるかは置いておいて。
「ゆっくり休んでおけ」
最後に私の頭を撫でて、おじやを作りにローシャさんは部屋から出ていった。
(……そういえば、ローシャさんはなんで私の看病をしに来てくれたんだろう)
やっぱり親切心とか?いやでもあの人そういう心持ってるように思えないしなぁ……とか失礼な事を考えていたら、いつの間にか眠りについていた。
それからのことは覚えていないけど、まあ今こうやって生きている訳なので風邪は治っている。
ローシャさんは……相変わらず冷めているけど。
バスや電車の中は、風邪菌が蔓延しております。
今年はインフルも猛威を奮っておりますし。
マスクをお忘れなく。
「本当に期待を裏切らないわね」
咳払い。返事をしようと口を開いたのに喉から勝手に空気が出ていった。鈴音は呆れながら俺の額にある熱さまシートを変えている。
「病院はいったの」
首を振る。
「そう」
額が氷のように冷たくなる。しかしそれもすぐに熱くなる。風邪とはこれの繰り返しだ。
「じゃあ、…今度こそ家を出るから」
ありがとう。嗄れた声でようやく言うと、鈴音は俺から顔を背けたまま荷物を持って出ていった。
風邪をひいたら人恋しいと言うけれど、
私はいつでもあなたを恋しく思ってる。
恋は病のようなものだというから、
あながち間違ってはいないのかもね。
【風邪】
風邪と言えば、まさに今12月ぐっと冷え込みだし年末から年始にかけて
風邪 ここたん
子供の頃 喘息だった私は
毎年のように風邪をひき
学校を休んだ
体が弱く家にいた祖母は
よく手絞りの
林檎ジュースとオレンジジュースを
作ってくれた
風邪をひき苦しい中
あの美味しさを今でも覚えている
大人になり私は
同じく喘息をもち
毎年風邪をひく息子に
手絞りジュースを作る
だが、
今飲んでみても
同じ味じゃない気がする
あの味は
祖母の深い愛情の味
だったのだろうか
久しぶりに風邪をひいて
普段の健康のありがたさが分かった
体は暖かくても心が寒いの
あなたも?そう、じゃあ私があたためてあげる
だからあなたもわたしをあたためて?
風邪
からだがだるいと思い、帰ってきて体温計で測ると
39度の表示。体温計壊れてるわ…と自分に何度も言い聞かせながら、お腹は空いているので簡単に晩ご飯を作る。午後から鼻水が止まらなかったし、体温もいつもより高いと思っていたが、まさか39度もあって仕事していたとは……知らないってすごいな。
手足が冷たいので、温めてから寝たいと思い、湯船に浸かるためお湯をはる。……なかなか時間がかかる。頭も洗うと乾かす間に体を冷ましてしまうかもしれないから、髪の毛は洗わずにからだだけさっと洗ってしまう方向にする。やっとお湯がたまったから、体を洗って湯船に浸かる。もう少しお湯がほしいところだが、今日はこれでいい。着替えて暖かくなった手足を冷まさないようにふとんに潜り込む。とりあえず23時にアラームを設定し仮眠のつもりが、朝まで1回も目覚めず寝ていたので、熱を下げるためにからだが頑張ってくれていたんだな、と思うのだった。