風に身をまかせ』の作文集

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風に身をまかせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/14/2024, 4:30:37 PM

#1「隣に居るのに、怒鳴らないでよ…」

何を書いたらいいかわからないけど、思ったことを書くとするなら、なんでそんなに怒るの?なんでそんなに怒鳴るの?ただ普通に言ってくれたらいいのに。だって私は隣りに座ってるんだよ!?なのに、あたかも遠くに私が居て、そんな私を全力で呼ぶような呼び方をしなくてもいいじゃん!そんな呼ばれ方をされたら、誰だって返事をしたくなくなるよ。たとえ、その場で私が返事をしたとしても、それはただその場をとりつくろう為だけで、アナタが怒らないように私が気を使ってるってだけなんだよって、きっとアナタは全く気がついてないんだよね。じゃなきゃ、何度もアナタは同じことを繰り返さないよね?だけど私も、そんなアナタと変らずに今もずっと一緒にいるってことは、似た者夫婦なのかな?もうそれはそれで慣れちゃって。それともただ、私も淋しいから離れられないだけなのかな?そんなことを考えてしまう今日このごろです。

5/14/2024, 4:25:43 PM

題名『スター』
(裏テーマ・風に身をまかせ)


 あれは何年前だろう。
 私はまだ高校生だった。
 友達がアイドルに憧れていて、あるグループのオーディションを受けるのに不安だから一緒に受けて欲しいと懇願された。
 私は歌も下手だし踊れないしリズム感も無いから恥はかきたくないと固く断った。なのに勝手に私の分も応募してて、オーディションの日になかば強制的に付き添わされて参加した。

 あれだけ憧れて毎日のように練習して努力してた友達は早々とあっけなく落ちたのに、私はなぜか残っていった。
 顔もスタイルも友達の方が綺麗なのにドブスの寸胴のペチャパイの私を運命はもてあそんでいるようだった。

 そして研究生として合格した。
「君はやる気がないところか面白い。でも、本気になったらもっと面白そうだから残した」
 審査員のどこかで見たような顔の人がそんたことを言っていた。

 そして練習の日々が始まった。
 私は基本やる気のないグータラが幸せの人だけど、負けず嫌いは筋金入りだった。ライバルに勝ちたいわけじゃなかったけど、負けて見下す目で彼女たちに見られるのが腹が立って本気になっていった。

 そしたら、グループに入ってデビューすることが決まった。いつの間にか同期で最初のデビューだった。
 
 ドブスだとコンプレックスを抱いていた顔も、メイクさんに言わせると化粧映えする顔だそうだ。本当かよって思ったけれど、プロのメイクさんの技術はすごい。私が完全にニセモノに変身していた。少し自分が好きになった。

 デビューするとSNSで少し話題になった。でも私は目も耳もふさいだ。どうせ悪口だ。わかってる。見たら傷つく。

 ある日、グループのプロデューサーに呼び出され、怒られるのかとドキドキして会いに行ったら、
「今度の新曲のセンター、お願いね」
 そう言われた。
 私は理解できずに返事もしないで立ちすくんでいた。ポカリと口を開けたまま。

 それからは記憶が曖昧だ。
 あまりに凄まじかった。歌は記録的な大ヒットになった。
 私はめちゃくちゃテレビに呼ばれるようになり、いつしかグループの顔のように言われていた。

 やったことのないドラマの仕事も頼まれた。映画にも出演したら話題となり女優としていろんな賞ももらった。

 グループとしてもヒットを連発して、下手だった歌もファンの中では歌も踊りも上手な子だと言われていた。

 人生は不思議だ。
 あの日、オーディションの日、友達を失いたくないから私は風に身をまかせる覚悟をした。
 なのに、その友達とは仕事が忙しくてあまり付き合えなくなっていた。たまにメールのやり取りはあるけど、めっちゃ気を遣われていることが伝わるから、私も気を遣うようになった。
 
 恋人は欲しいし、実は有名なタレントさんからもアプローチはあるけど、みんな断っている。
 私は私を応援してくれる人が一番大切だから裏切りたくなかった。風に身をまかせてって言ったけど、その風はファンの人が作ってくれた風だから。

 今、ギターの練習も始めた。
 作詞作曲をして、いつか私の想いを歌にして届けたい。

 女優も続けたい。
 演技も面白いけど、一番はいろんな人と会えることが嬉しい。
 協力して、作品を作り上げるプロセスが楽しいし感動する。

 風が止んで、ズッコケて?落ちるまで飛び続ける。
 本気の私を私が、見たいから。

5/14/2024, 4:23:02 PM

風が吹いていた。
 いつもの数倍は強い風だった。
 そういえば天使だったころは、みんなが強風に乗れるかチャレンジをしてたっけ。
 どのくらい風に乗れたとか、どのくらい遠くまで飛べたとかそういう子供の遊び。
 風に身体を任していけるとこまでいって、うっかり天界から堕ちたやつも沢山いた。
 大人は笑って見過ごして、堕ちても特に気にしなかった。
 天使は堕ちても死なないから大丈夫だって、そう言ってた。
 今はそんなことできない。羽がないから、そしてそんなことをできないから。
 バカみたいなことをしてる暇はない。
 迷い子を元の世界に返すことが必要なのだ、今この世界にいるためには。
 もう天使じゃない僕が生きるためには。

5/14/2024, 4:05:48 PM

「タンポポっていいよね。」
突然そんな事を言う彼女。俺はどうしてと聞いた。
「目立たなくても、力強く生きている所。」
この理由を聞いた時、俺の胸は張り裂けそうだった。 

彼女との出逢いは、病院での事だった。俺は定期検診のために、よくここに訪れていた。待ち時間が長く退屈だったので、中庭に行くことにした。そこには彼女が居た。彼女は病衣に身を包んで茂みに腰を下ろし、タンポポを眺めていた。その表情は優しさに包まれていた。気付いた時には話しかけていた。彼女は見ず知らずの俺に優しくしてくれ、俺達はすぐに仲良くなれた。そして、彼女の病気について知った。
「もう長くないんだ。だから、花を植えようと思って。」
彼女の思いに涙が出そうだ。そして俺は気付いた。俺は彼女に恋をしている。彼女にとっては迷惑な話だろう。だからこの思いは胸に閉まっておこう。その代わりに俺は、突拍子もない事を口にしていた。
「それなら、俺は君の花を守りたい。」
その言葉を聞いて彼女は、笑顔で涙を流していた。

彼女の死から数ヶ月が経過した。彼女と植えた花、タンポポは彼女の墓の前で生い茂っていた。彼女もこんな風に生きれたらいいのに、なんて何度も考えた事だ。きっと俺はまだ、彼女の事が好きだ。しかし、どれだけ思いが強かろうと状況は変わらない。世界の残酷さに嘆き続けた。それでも、タンポポは綿毛に成長し、風に乗って飛んでいく。知らない場所で力強く生きていく。
「眩しいな。」
そう呟いた時、俺は泣き崩れた。

俺は今日、綿毛のように風に身を任せて、彼女の下に飛んで逝った。

5/14/2024, 3:59:53 PM

〖風に身を任せ〗



過去も未来も何も考えずに

ほんの数分 数秒でいいから

今この瞬間だけは

風に身を任せたい

そのままどこに行くのかわからないけど

忙しない世の中で もがいた自分に対して

束の間の休息くらい与えてもいい

風に身を任せている間は

『無』になろう

5/14/2024, 3:56:57 PM

風向きも強さも今日がふさわしい いざ行かん旅立ちこれでグッド・バイ


風に身をまかせ

5/14/2024, 3:50:05 PM

眼下に広がるのは美しい緑の森などではなく、石造りの建物が点在する砂の海。その建物も無残な砲撃の跡が残り、砂漠も本来は美しい風紋が大きく乱れている。
ほんの少しの感傷が胸をちくりと刺す。
バラバラという回転翼の音と胸の痛みをかき消したのは、無線越しに聞こえる男の声だった。

「――聞こえますか?」
「あぁ、聞こえるよ」
柔らかな声。晴れた空を渡る風のようだと思う。
「間も無く降下地点です。着地点から見て二時方向に目標の建物があります。その地下に人質の女性一人と二人の子供がいます」
「了解」
「あなたのことだから大丈夫だと思いますが」
「あぁ、勿論だ。私がなんと呼ばれているか、君が一番よく知ってるじゃないか」
小さく笑う。きっと彼は今頃、唇を尖らせているだろう。
「本当は任務なんかじゃなくて君と空を飛びたいんだけどね」
「·····私もです」
無線越しの声が僅かに湿度を増す。
彼は数年前の任務で事故に会い、右足を失った。今は私を誘導する優秀なナビゲーターとして地上で活躍している。
それでも空を忘れられない彼は、休暇になると私とタンデムジャンプに向かう。風に身をまかせ飛び立つ瞬間、彼はこの世のものとは思えないほど美しい笑みを見せる。

長期化した戦争で、彼の顔を直接見たのはもう三年前の事だ。
「君に会いたい」
「私もです」
私はどんどん前線へ。彼は後方からそれを追うばかり。無線越しの声は互いの距離を離しはしないが縮めもしない。
「終わらせるよ」
そろそろ限界だった。
「――どうかご無事で。最強の騎士サマ」
ハッチが開いて、回転翼の音と風の音が戻ってくる。

眼下に広がる砂の海に向けて、私は足を踏み出した。


END


「風に身をまかせ」

5/14/2024, 3:45:05 PM

風に身をまかせ

向かい風に立ち向かうのもいいけど

今吹いている風に身をまかせたら
どこに行き着くのかなぁ?

自分では選ばないような所に行き着くかも

息苦しくなってきたら
そういう冒険するのもいいね

5/14/2024, 3:43:54 PM

風に身を任せ

「ここ」ではない「どこか」へ行こう

「いま」ではない「みらい」へ行こう

「ぼく」ではない「じぶん」へ

行こうじゃないか

5/14/2024, 3:40:56 PM

「風に身を任せ」

小さい頃、風に身を任せて遊んだことがある。
風に身を委ね、倒れようとすると、強風だと案外風は支えてくれる。
でも、完全に支えることは出来ないので、どうしても尻餅をついてしまい、皆で笑いあった。
そんな下らないことでも、笑い会えたあの頃は良い思いでだ。
今もそんな下らないを探して、日々を過ごしている。

5/14/2024, 3:34:14 PM

『風に身をまかせ』

このお題さ...2回目?だよね

僕が1回目此処に滞在してた頃合わせたらさ

3回目ぐらいだよね?

運営さんついにネタ不足...?

悪気はない

#22

5/14/2024, 3:31:36 PM

【風に身をまかせ】
私は、甲冑さんを喪ってから、また独りになりました。どこに行く宛てもなく、フラフラと枯葉のように漂っていました。
私の心は、それこそ枯葉のようでした。
カラカラと重みのない音を立て、それまであったはずの感情が、すっかり抜け落ちてしまったかのようでした。
その時です。
突然、地面がグラグラと揺れ動き始めました。私は怖くなって、それでいて半ば自棄になって、逃げることもせずに、その場に突っ立っていました。
ゴゴゴゴゴ……
地面に大きな亀裂が入って、私の足元のすぐ側まで、それは迫ってきていました。
世界が終わる。
そんな気がしました。
それは避けるべきことのようにも思われましたが、私としては、このイメージの世界が壊れ、現実に戻れるならば、むしろ好都合でした。
亀裂は私の足元を容赦なく崩し、私の体は、暗い闇の中へと落ちていきました。
白い世界が、遠くへ、遠くへと小さくなっていきます。
私は自分の体も心も、全て空を切る風にまかせて、ゆっくりと目を閉じました。

5/14/2024, 3:30:20 PM

風に身をまかせ


あたたかな
優しい風
揺蕩いながら
何処へだっていい
このまま何処かへ

いや
やっぱり
君のもとへ

5/14/2024, 3:28:09 PM

黄色い線 白い線

 内側までお下がりください

 ライン際 タップダンス

 感情線で面なんか見ない

 鶴が鳴き 雀鳴く

 休祝日もぜんぶ返上

 花の声 風の熱

 風雅に浮かれ千鳥足

 電話口 赤い線

 みんな数字に怯えてる

 ライン越え ライン切れ

 今日は日差しがいい天気

 春何番 身を拭え


 内側までお下がりください
















―――――――――
(風に身をまかせ)

5/14/2024, 3:25:20 PM

『会えたらいいのに』

何も気にせず
会えたらいいのに

誰も傷つけずに
2人っきりで

風に身をまかせて
あの人のところへ行けたらいいのに

#風に身をまかせ

5/14/2024, 3:24:13 PM

今日はどこにゆこうか。
海でもよし。山でもよし。街でも、田舎でもよし。どこに行ったっていい。今日は今日の、明日は明日の風が吹く。
人生の波に任せて、風に、気分に、直感に、身を任せて。どこまでだって歩いてゆける。どんな景色だって見にゆける。
さぁ、今日はどこに歩いてゆこう。

テーマ:風に身を任せ

5/14/2024, 3:10:20 PM

『風に身をまかせ』

明日旅行にいこう。
そんな風に決めてふらふら一人旅をしてみたい。
一人だと危ないよ、どこまで行くの?
後ろから聞こえる声に少しだけ耳を傾けながら。

気まかせ風まかせ。

5/14/2024, 3:09:07 PM

風に身を任せ
嘲笑に本当の静寂をさしてもいいだろうか
背負ったもののせいで大空に羽ばたかない君の代わりに
紙飛行機くらいはこえたくらいの成長を見せるために
わざとらしい蒸し暑い温度の風が僕の背中を押す
覚悟がいる
凡俗な自分が異常な無謀さで虚勢を張り
その後は堕ちるだけ

5/14/2024, 3:07:37 PM

風に身をまかせ

君は1本の葦だ!
川原で風に向かって立っていた。
遠ざかる白い雲を見つめて、微動だにしない。

君がつぶやく
見えない明日を見ていたと。

どこまで行けるかわからないけど
行ってみないか?僕と一緒に。

ポケットのコインと
未来の地図が僕らの味方。

君の瞳の奥へ沈んで行った夕日は僕の宝物だよ。

風に身をまかせ

だだよっていた向かい風を受けながら。
広い広い宇宙を見つめて、微動だにしない。

大地にすっくりと立つ君


どこまで行けるか分からないけど
行ってみようか?貴方を信じて。

二人つぶやく
見えない明日を夢見たいと。

さあ、出発だ朝日と共に
腹ペコの夢が僕らの味方

手つかずの明日が僕らの味方
さあ、手を携えて共に

歩き出そう

風に身をまかせ

2024年5月14日

心幸

5/14/2024, 3:06:35 PM

[風に身をまかせ]


うおぅ!

この前似たようなの・・・

そんな事なら
この前、乗せるんじゃなかったぜぃ

何ならチョウチョも・・・



高校生の時
友人のウエダが
「ブーツを買いに行こう」
と言いながら家にやって来た

はて?である

話を聞いてみると
ウエダは将来
風の向くまま気の向くまま
アメリカンなバイクに乗って
アメリカを横断したい
と思ったらしい

唐突だし
風と気の向くまま
だけど横断・・・

まぁ
そ~ゆ~ヤツである



その野望の一歩目として
大型バイクの免許ではなく
アメリカンなブーツ
に辿り着いようだ

ウエダのテンションは高い
仕方なく二人で地元の商店街へ(原チャリで...)

我々の地元はなかなかの田舎である
「靴の壱番館」にそれ程の品揃えはない

しかしテンション上がったままのウエダは
僅か数種のブーツを丹念に眺めている

やがて気付いた店長さんが来てくれた

店長
「ブーツをお探しですか?」

ウエダ
「はい!アメリカンなヤツを!」

店長
「あぁ・・・ウエスタンね」

ウエダ「・・・」

ウエダの夢は散った


結局
ブーツを買ったのか
いまいち覚えてないが

色白なウエダの顔が見る見る真っ赤に染まり
頭から蒸気でも噴き出すんじゃないか
と思う程の光景は鮮明に覚えている


夢破れたウエダがアメリカを横断する事は無かったが

あの時
ウエダの頭から蒸気と共に飛び出した
夢の破片は

きっと風に身をまかせ
アメリカの大地に辿り着いたと信じたい


ちなみに
その後ウエダは
何故か小型二輪の免許を取得し
買ったばかりのバイク(125cc)を
お披露目しにやって来た事がある

背中にギターを背負って

別の同級生の影響で
3日前に始めたギターを家で弾いた後
来た時と同じスタイルで
「キカイダーマン!」と叫びながら
帰路に着いたウエダのギターは

我が家の数メートル先で落下した
ベルトが外れたらしい

キカイダーの夢も絶たれた

蒸気と違い
ギターは風に身をまかせてはくれなかった

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