風に乗って』の作文集

Open App

風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/30/2026, 2:50:28 AM

ふと、ここではないどこかに行けたら、と思うことがある。今の日常に不満を持っている訳じゃない。

ただ、時折吹く風が、私の中に眠っている「重力」を少しだけ軽くしてしまうのだ。

その日は、季節の変わり目特有の、湿り気を帯びた生温かい風が吹いていた。ベランダに干したシャツが、まるで行き先を急ぐ旗のように激しくたなびいている。それを取り込もうと手を伸ばした瞬間、指先を風がすり抜けた。

「……あ」

声が出るよりも早く、私の体はふわりと浮き上がっていた。

驚きはなかった。
むしろ、ずっと前からこうなることを知っていたような、奇妙な納得感があった。スリッパが脱げ、足の裏が地面から離れていく。見慣れた街並みが、ミニチュアの模型のように遠ざかっていく。

風は、私をどこへ連れて行こうとしているのだろうか。
眼下には、さっきまで私が守っていた「平穏な日常」が広がっている。机の上に置いたままの読みかけの本、飲みかけのマグカップ、そして明日出すはずだったゴミの袋。それらは愛おしいけれど、今の私を繋ぎ止める鎖にはなり得なかった。

私はただ、風の行く先を追いかけることにした。
目的地なんて、風が決めてくれればいい。

4/30/2026, 2:50:28 AM

ふと、ここではないどこかに行けたら、と思うことがある。今の日常に不満を持っている訳じゃない。

ただ、時折吹く風が、私の中に眠っている「重力」を少しだけ軽くしてしまうのだ。

その日は、季節の変わり目特有の、湿り気を帯びた生温かい風が吹いていた。ベランダに干したシャツが、まるで行き先を急ぐ旗のように激しくたなびいている。それを取り込もうと手を伸ばした瞬間、指先を風がすり抜けた。

「……あ」

声が出るよりも早く、私の体はふわりと浮き上がっていた。

驚きはなかった。
むしろ、ずっと前からこうなることを知っていたような、奇妙な納得感があった。スリッパが脱げ、足の裏が地面から離れていく。見慣れた街並みが、ミニチュアの模型のように遠ざかっていく。

風は、私をどこへ連れて行こうとしているのだろうか。
眼下には、さっきまで私が守っていた「平穏な日常」が広がっている。机の上に置いたままの読みかけの本、飲みかけのマグカップ、そして明日出すはずだったゴミの袋。それらは愛おしいけれど、今の私を繋ぎ止める鎖にはなり得なかった。

私はただ、風の行く先を追いかけることにした。
目的地なんて、風が決めてくれればいい。

4/30/2026, 2:31:01 AM

自分で舵を取って進む
いまの場所から越えていく
いつか必ず 心から望んだ景色に出会う



船に乗って

4/30/2026, 2:03:29 AM

「風に乗って」

蒲公英の綿毛がふわり舞い上がる娘の息と春風に乗って

4/30/2026, 1:57:18 AM

『風に乗って』
白のふわふわドレスを
ふーっと吹けば
ひらひらり
空に舞う

旅は風の気まぐれ
そっと優しく
風に乗る

4/30/2026, 1:54:47 AM

書く習慣:本日のお題「風に乗って」

風が強い地域にいるので、風に乗っていろんな情報がやってくる。春から夏へ移り変わる境目特有の、少しの埃っぽさと湿り気を帯びた暖かい風だ。街路樹の葉っぱの甘い香り、嗅ぎなれた工場の臭い、どこかの家の鰹節の出汁の匂い。実家で犬を飼っているので、犬との散歩中に風からいろんな匂いを感じて「○○の匂いがする」と考えるのが癖になっている。

風に乗って聞こえる音もさまざまだ。何種類かの鳥の声がする。カラスやスズメのお馴染みの声に、春ならではのイソヒヨドリの軽やかな歌い声。イソヒヨドリのオスは明るめの藍色をしていて、お腹から下は鮮やかなオレンジ色のエプロンを締めたような配色になっている。

もし来世生まれ変われるなら、イソヒヨドリになるのもいいかもしれない。

私がイソヒヨドリなら、日がな一日カーブミラーなどで自分の素晴らしい色づかいの姿を眺め、音楽を聴く代わりに自分で歌い続けて、一代限りで死ぬだろう。そしてアホのナルシストなイソヒヨドリを憐れんだ神様が、カーブミラーの前で事切れた小鳥を青とオレンジのバイカラー(二色)の花に変える。そして「この雑草には『自分の姿と声に魅了されたイソヒヨドリが花になった』という伝説がある」と後世まで語り継がれる。更に時代が下ったら「ギリシャ神話に類似のエピソードがあり、イソヒヨドリグサ(仮)はナルキッソスをモチーフに作られた比較的新しい民話である」と民俗学か何かで考察されるのだ。

さて、せっかくの連休なので、実家に帰ってみた。

愛すべき茶色のダックスフントと再会した。よく虚空に向かって吠えているので、以前は「幽霊!?」と人間がビビっていた。しかし今回の私はひと味違う。これはひとえに友人が「犬猫は人間より虫の気配に聡いから、人が気づかないレベルの虫に吠えたり目で追ったりする」と教えてくれたからだ。

その知識を頭に入れた状態で犬を観察すると、確かに刻一刻と顔の向きを変えて、何かを追う動きを見せている。

犬が顔の向きを固定したまま吠えている時、その視線の先を追ってよくよく目を凝らしてみたら、壁に季節先取りの蚊が止まって一休みしていた。まだ4月なのにずいぶんお早い登場だ。現場が天井付近だったため、背の高い父に退治を依頼した。

実家には虫がよく出る。田舎はそんなものだろう。我が家にやってくる虫の何割かは、この季節に吹く強い風に乗って侵入してくるのかもしれない。

4/30/2026, 1:44:59 AM

【風に乗って】

道に迷ったここ数年
頭の中では
同じことでグルグル悩む

どこにも進めず
さ迷い続けた

そんな日々も
ようやく出口が見え始める

手の届かなかった
光の向こうへ

未来へ進もう

4/30/2026, 1:41:12 AM

「風に乗って」

風に乗ってどこまでも

どこまでも遠くへ行けたらいいのにな


羽みたいに軽かったら

もっと強い風が吹いてくれたら


って…


なぜ自分の意思で

風に乗ろうとしないのか

他の力に頼って

それで上手く風に乗れなかったら

文句を言うんだろ?


どうすれば風に乗れるのか

乗れたとしてその後どうするか


自分でもう少し考えてみろ

4/30/2026, 1:37:53 AM

それはどこか遠くへ
いきたいなぁとなる
去年から始めた
懐かしい人たちの会
今年はどうなるかな

4/30/2026, 1:30:22 AM

風に乗ってドーバー海峡を横断した

イギリス特有の乾いた風と湿った空

面を捉えて水面すれすれを進む

あの日聴いた風の音は忘れないな



「風に乗って」

4/30/2026, 1:19:47 AM

うたうように
風にのって
どこへいこう
はるのみどりみにいく?

4/30/2026, 12:58:20 AM

ON THE WIND

What shall I send upon the wind?
My feelings for the one I love?
Gratitude for my family?
The things I want to tell my friends?

Perhaps it’s enough to simply let go,
to surrender to fate and drift wherever the wind takes me.

It doesn’t always have to "reach" someone.
And yet, I still want to entrust something to this breeze.

Because it’s only when we don’t know the destination
that we find what we’ve truly been looking for.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『風に乗って』

風に乗って私は何を届けよう。
好きな人への想い?
家族への感謝の気持ち?
友達に伝えたいこと?

ただただ風に乗って運命に身を任せて
流されていくだけでもいい。

必ずしも「届く」ということにこだわらなくていい。
それでも私はこの風に何かを託したい。

どこへ辿り着くか分からないからこそ、
見つけられるものがあるはずだから。

4/30/2026, 12:49:04 AM

風に乗って

風に乗って誰かの歌が聞こえた。
まるで誰かを思うような歌だった。
透き通る声がとても綺麗だ。
僕は毎日その声に聞き入っていた。
もう僕はその声の虜になっていたのだろう。
いつの日かあの綺麗な歌が聞こえなくなった。
どうしたのだろうか。
毎日毎日歌っていたのに、急に歌わなくなるなんて。
歌が聞こえなくなったあの日から
泣き声が聞こえるようになった。
ねぇなんで泣いているの?
僕は君に触れることなんてできないよ。
風に乗って来た君に歌に感想も伝えられないのに。

4/30/2026, 12:35:19 AM

『風に乗って』

煙が煙突からのぼって空にとけていく
それを見上げながら
ふと思う

自分の最期を勝手に選んだあの人を
いまだに許せていない
もう怒りは沸かないけれど
心のどこかで
許せていない、と感じる

でも
今があの人にとって
安らかであればいいとも思う
苦しみや辛さから解き放たれて
楽になっていればいいと思う

風に乗って
とけていく煙を見てそう思う
心から

4/30/2026, 12:27:47 AM

上空の風に乗って雲が行くよ。
下の風に乗ってタンポポの綿毛が行くよ。

遠くまで、さらに遠くまで。
風の終わりが、旅の終わり。
雲は消え、綿毛は種を落とす。

巡りめぐって風が行くよ。



2026年4月30日
お題→風に乗って

4/30/2026, 12:27:43 AM

あの人はメタルの風に乗っていた
 重低音に浮かされてた日々



#風に乗って

4/30/2026, 12:01:29 AM

子供の頃、
鳥って羽ばたいて
たくさん、たくさん
羽ばたいて、
飛んでいるのだと思ってたけれど

実際は、
飛び立ちは、羽ばたいて
風に乗ったら、羽ばたいてないんだよね

君もさ、
ずっと羽ばたくのやめて、

一旦、風に乗ってみたら?

怖いかもだけどさ、
案外遠くまで行けると、

私は思うよ

4/29/2026, 11:52:56 PM

風に乗ってどこか遠くに行きたい
いつまで耐えればいいの?外では普通にしてるつもりだけど、ほんとはきついこと周りに気づかれてるのかな…現実から離れたい

「風に乗って」

4/29/2026, 11:33:37 PM

"風に乗って"

ON AIR 兎のラジオはお便りに
飛んだ天灯読み上げていく

4/29/2026, 11:32:15 PM

風に乗って、といえば皆さんご存じ「風船爆弾」ですよね。

これは、気球に爆弾を搭載して、偏西風に乗せてアメリカ本土ヲ爆撃セシメン、という戦略で、陸軍登戸研究所で開発され、大本営陸軍部直属の気球連隊によって運営されたらしい。

1944年に帝国海軍がマリアナ沖海戦で大敗してしまい、米軍との兵力差を解決すべく特殊兵器の開発が急務とされます。そこから始まったのが風船爆弾(ふ号兵器)の開発でした。

しかもこの気球、丈夫な楮(コウゾ)製の和紙に蒟蒻糊を塗布して水素を注入したもの。この開発は極秘機密とされ、関与した和紙職人や蒟蒻職人の家庭が荒れるほどだったとか。実際に製作したのは、学徒動員された女子学生や景気が悪くなった芸者さんたちとかで、各地の蒟蒻製造業者が「蒟蒻統制組合挺身隊」として徴用(!)され技術指導したらしい。これが1日12時間以上の長時間労働で、例のヒロポン配給もあったとか。

気球連隊は第一大隊(茨城県大津)、第二大隊(千葉県一宮)、第三大隊(福島県勿来)の編成で、この3か所から1944年11月3日より放球開始。1945年3月までに9300発が放球されたらしく、そのうちアメリカ本土に到達したのは1000発程度。あまり戦果はなかったものの、もちろん開発目的そのものも当初から心理的撹乱です。でも、原子力爆弾を開発していた基地の送電線に引っかかったりもして、工程が3日間遅れたんだそう。またアメリカ政府は、この風船爆弾による攻撃を徹底的に隠蔽したそう。

そんな風船爆弾ですら、材料不足から1945年3月に製造中止になります。

いやいや、核兵器なんか開発してたアメリカが、歴史上で唯一本土爆撃を許したのが、女学生や芸者さんたちが和紙に蒟蒻ノリぬって作った風船(ふ号兵器)だった。これは近代戦の歴史に残すべき快挙ですよ。ラスボスをセコい技でハメる感がある。

敗戦後、連合国軍最高司令官総司令部は日本の航空機の実験、開発を禁止しますが、そこにはわざわざ気球も含まれていて、1948年に日劇がアドバルーンを上げたときなんか、慌ててGHQが2日間で中止にしたらしいですよ。トラウマですね?

「風船だから『ふ号兵器』でありますっ、製作には芸者衆を動員いたしますっ」「貴様、ふざけておるのかっ」「新橋の玉奴も、最近大佐もお見限りだし、東京もそろそろ危ないんじゃ、どっかで風船ぐらい作ります、と言っておりました」「採用っ」みたいなことやってた人たち、御炯眼でした。

Next