『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
風に乗って(オリジナル)
風に乗って聞こえてきた音がある。
耳を澄ますと、どうやら何かの曲のようだ。
楽器は笛、だろうか。
立ち止まり、目を閉じ、どこから聞こえてくる何のメロディなのか把握しようとした。
とたん、立ち止まったはずの足が、勝手に動き出した。
「え?」
軍隊の行進のように。
音の鳴る方に向かって。
自分の意思に関係なく。
やがて、長い人の列に合流した。
皆、困惑と恐怖の表情を浮かべている。
私の脳裏にも、皆と同じ想像が浮かんでいた。
(ハーメルンの笛吹き男?)
あれは連れて行かれて洞窟に閉じ込められる話ではなかったか?
何の恨みも買った覚えはない。
恐怖から列を離脱しようともがくが、全くビクともしなかった。
「誰か!助けてくれ!この音を止めてくれ!」
私は大声で喚いた。
そこで、目が覚めた。
夢だった。
部屋の窓が開いていて、昼間の爽やかな微風が、汗ばんだ額に張り付く前髪を揺らした。
隣の部屋から、子供が練習する笛の音が漏れ聞こえてくる。
(これか)
私は頭を抱えた。
妻に内緒で子供と約束をしていた。
テストで100点取れたらゲームを買ってやる、と。
そこまで優秀ではない我が子であったが、まさかの100点を取ってきた。
妻が禁じているゲームを買う約束を叶えるわけにもいかず、うやむやにしていた罪悪感が見せた夢のようだ。
約束を守らない事は、子供の教育上よろしくない。
仕方ない。妻に怒られよう。
私は観念したのだった。
いつか生まれ変わったら、猫になろう
君と公園にでも行こう
僕は猫の言葉で、愛してると言うから
君の夢をずっと見ていたんだ
やせた指先が僕の頬に触れるたびに
目覚めたくないと脳が叫ぶ
それでも、風に乗って会いに行くよ
黒い尻尾を生やして待っていて
高い場所も、もう怖くないから
風に乗って
ため息が溜まってきた。
小刻みにしたため息を風に乗せた。
遠くに飛んで行け〜!
後悔と失望、挫折感も一緒に!
決して消えない歩いて来た我が道。
ため息がなくなると、
そこにまた新たな風が吹き始めた。
風に乗って
今、何かが、、、。
甘いにおいと眩しい光と共に。
きれいな花畑…。
こんな神聖な場所、前世にはなかったし…。
どう考えても今世かな。
妹は美しい。
輝くルビーの瞳と天使のような白い髪と肌。
弱々しくて、守られるべきで、武術が得意な私とは似ても似つかない。
手を離したら飛んでいってしまうだろうな。
風に乗るたんぽぽのように、白くて淡いから。
そう花といえば。
クローバーがそこら中に咲いてたから、四葉のクローバーを探した。
妹に似合うのは、“しあわせ”の四文字だけだと、決まっているらしいから。
春の風が吹くこの季節。
今世の私なら小学校に入学した時かな?
はじめて声をかけてくれた彼と、クローバー探しをしたのを覚えてる。
花といえばもう一つ、彼が倒れた日花束を送った。
名前はチョコレートコスモス。
甘党だった彼にぴったりだと思ったけど、反応は微妙だったな。
ずっと寝てたし。
はあ、思い出は全部飛んでいったら良いのにな。
花みたいにきれいなものも、消しちゃった方が楽なのかも。
大切な人はもう作りたくない。
また、散ってしまうのは、もう懲り懲りだから。
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2026/04/29
妹に会った。
転生してからできた妹だけど、本当に愛らしい。
私はこの世界では、名家の娘だけど、妹の方が大切にされてきた。
それはもう見てわかる。
あのきれいな花を汚すわけにはいかないからな。
大人さえいなければ、彼女も自由だったはずなのに。
【風に乗って】
風に乗っていけばどこまで行けるだろう。
追い風があればグングン進める向かい風があると進みにくい。向かい風はみんな嫌いなはず。
でも、人生を風に例えると、向かい風も必ずしも悪いものではない。
失敗して向かい風に流されることもある。
しかし、その経験があるからこそ、自分は強くなれるのではないだろうか。
ずっと追い風だけでは、成長できないかもしれない。
向かい風があるから、自分の進みたい方向を確かめることができる。
そしていつか、努力した先で追い風が吹く。
その時、人はまた前へ進むことができるのだと思う。
風に乗って
残りわずかな桜の花びらが舞う
春を告げる役目も終わったようだ
「風に乗って」
嫌な事、ムカつく事全て風に乗せて消え去ってあげたい。
人生色々あるけど、風が吹いた後は必ず穏やかに過ごせるから。
優しい風が吹く
〈君〉が好きな桜が舞う
あの日、〈君〉と見た桜流し。
〈君〉が言ったことば。
「I will always love you」
___もだよ。
風に乗って想いは届くだろう
例え愛する〈君〉が隣にいなくても
風は流れてどこへいくの?
風はどこから吹いてくるの?
私は行きたいところがあります
風よ吹け吹け
私を乗せていけ
【風に乗って】
気分の風に乗っても後悔ばかりで楽観的を目指す頃
爽やかな風が吹く重く砂まみれの風が吹くでも前を向く
風に乗って君のおでこを触りたい少しでも涼しくなったら
【風に乗って】
空高く綿毛となって溶けていくどこか遠くで新しいわたし
【風に乗って】
あの花びらのように風に乗りたい
あの葉のようにどこまでも風と共に飛んで行きたい
風に乗って飛ばされた子達はどこに行くのだろう
どこか知らないところがゴールだと思うと少し寂しいけど、ちょっと楽しそう
1回でいいからいつの間にか知らない所へ行ってみたい
風に乗って
私は今日故郷を捨てる。
風に乗って、空へ行く。
向かい風も追い風も、全部ワタシのものにする。
私は今日風に乗る。
刹那
仏教では。
どんな苦しみでさえも刹那、一瞬のことらしい。
初めて聞いた時は
『じゃあ喜びも一瞬じゃないか』と思った。
嫌だな、と思った。
この目で見つけた。
この手で触れ合った。
この心で、愛した。
その人との日々すら刹那と言われるのは嫌だ。
刹那で、良かった。
走馬灯、と言われるこの時間に。
君との日々を、余すことなく、思い出せた。
風に乗って飛んでいく綿帽子を眺めると、心が軽くなり、のどかな時間が流れます。昔は空を飛ぶ夢でふわふわする感覚を味わったり、ジェットコースターに乗っているようなキューッとする感覚を味わったこともありました。
空を飛ぶ夢はもう見ません。パラグライダーは興味ありませんが、山に登って風を感じると、飛んでいるような気分になれます。
今日も私は向かい風に吹かれる。
だって、風に乗って揺蕩うあなたと、
いつかすれ違えるかもしれない!
「風に乗って」 #352
あなたのところへ行けるなら。
毎日でも行きたくなってしまうから
人は風には乗れないのね
【この風は明日どこへ、この私は明日どこへ】
この風はどこまでも続いてる。
けど、明日に今の風は吹かない。
だからきっと、今の私も明日にはいない、新しい私なのだろう。
なら今できることを今、精一杯に。
行こう、風の続く限り、どこまでも。
私らしく、私だけの道を、駆けていこう
テンドロ「花風」
炯然たる蒼穹の中枢。一陣のまじ風が大狼のように走る。
私にはどうにもそれらが、今なお腹の底を煮立たせる元凶のように思えてならない。
それは、透けた光が放射線のように貴方の痩躯を射貫き、跡形もなく崩してしまいそうだから。
白磁のような貴方の手を引いて、遠く遠くの彼方へと連れ去ってしまいそうだったから。
だから、だから私は手を伸ばすのだ。
この非道な世がただ一人の尊ぶべき芽を摘まないために。
拝啓、硝子細工の貴方。
どうか私の傍にいて。
お題『風に乗って』
5分経過あたりから何書いてっかわかんなくなった。筆が遅々として進みません。下手すぎ没。
風に乗って
春なのに
頬をかすめる北風に
心細さが揺れて震えて
泣きたいのに泣けない
優しく包む日差しが眩しくて
強がりでゴメンね
カッコつけてゴメンね
貴方の前でまだすなおになれない
泣き虫は風に乗って
思い描く世界を彷徨う
いつか手を差し出す貴方の手を
掴めるその時まで