狐朝

Open App

テンドロ「花風」

炯然たる蒼穹の中枢。一陣のまじ風が大狼のように走る。
私にはどうにもそれらが、今なお腹の底を煮立たせる元凶のように思えてならない。
それは、透けた光が放射線のように貴方の痩躯を射貫き、跡形もなく崩してしまいそうだから。
白磁のような貴方の手を引いて、遠く遠くの彼方へと連れ去ってしまいそうだったから。
だから、だから私は手を伸ばすのだ。
この非道な世がただ一人の尊ぶべき芽を摘まないために。

拝啓、硝子細工の貴方。
どうか私の傍にいて。



お題『風に乗って』
5分経過あたりから何書いてっかわかんなくなった。筆が遅々として進みません。下手すぎ没。

4/29/2026, 12:28:59 PM