『雫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ただの水滴なのに雫というだけで価値ある存在に聞こえる。日々の繰り返しもまた雫みたいにポタポタと繰り返される。でも同じように価値あるものだとは思えない。何の生産性もないのは一緒のはずなのに。
題『雫』
雫?!
パッと
浮かんできたのは
最近見かけた
ワインのアニメ
香りと味で
各々の情景が
広がっていく
なんだか
味わってみたくなる
まずは…
やっぱり
生まれた年の物
気になるな…🤭
✨732✨雫
春のミューズ君の吐息雫となり
僕の心の泉にたまる
#雫
「君以外、何もいらない」言ったことあったかもね若気の至りで
#何もいらない
流された涙の雫をぜんぶ集めて、奴等を溺死させてやりたい…
そんな殺伐とした事しか思い浮かばない。
#雫
指先で掬う。
一瞬、粒の形を成したそれは跡形もなくこぼれ落ち、虚空へと消え去る。
それにはなんの感情も抱かない。
必要ない。
冷たい水の跡が残っている。
────それが、どうしようもなく気に食わない。
だけど、拭うことも出来ない。
ただ、こぼれるだけのそれを、ぼやけた視界で見つめるだけ。
なんでだろうな……。
どうして、あの子じゃなきゃいけなかったんだろう。
選ばれたのが、彼女なら良かったのかな。
そうしたら、彼女に僕と同じ苦しみを味わわせてしまうことになる。
いやだ。
いやだな。
もうすこし、このままでいたいと思うのは……。
雫は、零れ落ちた瞬間にだけ確かな形を持つ。
指先で受け止めようとした途端、ただの冷たさに変わってしまう。
言葉にできなかった想いも、きっとそれによく似ている。
胸の奥で揺れているうちは綺麗なのに、外へ出せば輪郭を失う。
雨上がりの窓に残る一粒だけが、妙に孤独を知っているようだった。
誰にも気づかれず落ちて、静かに地面へ溶けていく。
それでも次の朝には、何事もなかったように光を映している。
雫とは、儚さなのかもしれない。
雫
ぽたぽたと
落ちながらも
光を受け
きらきらと輝く
地面には
また違う世界が広がり
暗い影を落とす
『雫』
零れて
伝って
滴って
落ちて
溜めて
流れて
波打て
漂って
昇って
曇って
降って
廻って
既に声も無き彼らの 一滴さえ溢さず いただきます
#10 雫
title︰雫
誰よりも前に
そう踏みしめた地面と
もっと早く
そう振り絞った身体と
多くの時間と努力をしてきた
それでも、かなわないものがある
それを分かった後、動ける1歩が
ゴールに向かうと信じて
額から流れてきた努力の雫が
やっと夢の芽をつくる
雫
刃先から
滴り落ちて
安堵する
涙なんかじゃ
癒せないから
【雫】
涙の雫がこぼれてしまったら
もう止まらなくなっちゃうから
必死で気持ちを逸らそうとしている気がする
人前で絶対泣きたくないのに
涙もろくてすぐ鼻の奥がツーンってなるのが嫌
泣くなら1人で思いきり泣きたい
あなたには、
まだ涙を見せたことがないですね
手を合わせ、横に倒して
向こうの瀬戸際と同じように
湧いて出た勇気を呑み込んで
力とするのですよ
『朝霧ワルツ』
泣き虫でもないのに 目から雫 感動的な映画で泣いたことない 目から雫 隣室ではおそらく格闘ゲーム
感傷にひたる暇はなさそうだ 歯磨きして しゃんとして 漫画の続きを思い浮かべながら 早朝 自転車を走らせる
初めて眼鏡をかけた時、水道の蛇口をずっと見ていたのを覚えている。
栓を捻ると、柱のようになった透明な水が、シンクの中へ落ちていく。また捻ると、それは姿を変え、小さな宝石の形になって、一滴ずつ滴り落ちていった。
私はそれを触ったり、触らなかったりしながら、ただひたすらに眺めていた。
生活の中で記号化されたすべての行いが、レンズを通した世界では、ただ鮮やかな絵画のように輝いていた。
これを読む人の明日が、心躍るものでありますように。
雨の雫、葉っぱから落ちる雫。
……といえば思い起こされるのはあの形だが、それはいつからあの形だと理解されるようになったのだろう。
昭和? 大正? 明治? 江戸? それよりも前?
ギリ肉眼でも見えそうだが、落ちるスピードが早いので何度も何度も実験観察しないと難しそうだ。
しかもその時代に雫をじぃっと見ていたら間違いなく変人扱いされるだろう。
というかお金にも身のためにもならないことを周りがあたたかく見守るはずもない。
……やはりカメラや映像技術が向上してきた現代、もしくは昭和の後期とかなのだろうか。
だとすると雨の雫があの形と世間に広まったのは最近なのだな。
……平安時代や縄文時代から理解されていたらどうしよう。
……どうもしないか。
「雫」
あぁ…
今日1日終わった。
朝いつも通り起床して
いつも通りメイクをし身支度をして
仕事に行く。「行ってきます」
一人暮らしを始めてもうすぐで1年になる。
誰もいない玄関で一人「ただいま」と呟く。
慣れない仕事や対人関係にも少しずつ
慣らしてく毎日。
1日が終わる度、私は偉い!本当に
乗り切った頑張ったって呟く。
その度雫が溢れ出す。
あぁ…
今日1日終わったと…
少しでも自分の心に寄り添い、そして
自分を労る事忘れずに明日も無理なく
頑張りたいと思える。
そんな事を考える日々に涙一雫溢れ出す
私は少しでも強くなれたかな?…
ザリ、ザリ。
静かな部屋に音が響く。
「痛かったら言ってよ」
剃刀の刃が頬を伝う。その度にザリ、ザリという音が響き、ピリピリした感触が広がっていく。
「·····」
〝髭、伸びてきたね〟
言われて頬を撫でれば、確かに少し伸びていて不揃いになっていた。
〝暇だし整えてあげようか〟
突然の申し出にポカンと口を開けていたが、相手はそうしようそうしようと勝手に話を進めていく。
剃刀、洗い桶、タオル、クリーム。一通りの道具を並べさて、とこちらを向く気配。
〝昔、ちょっとアイツにやってやった事あるから大丈夫だよ〟
一抹の不安を抱きながら、言われるがまま椅子に座り顔を上げたのが、少し前のことだった。
穏やかな午後。
季節は春の盛りで気候はぽかぽかと温かい。
思わず寝入ってしまいそうになるが、ザリザリと剃刀が当たる感触がそれを許さない。
それは今、髭を剃ってくれている相手の所為でもあるのだが·····。
「·····?」
ほとりと、不意に頬に何かが当たった。
続けてまた一つ、何かが当たる。それが上から落ちてきた雫だと気付くと同時に、剃刀の動きが止まった。
「どう、したんで·····?」
恐る恐る聞いてみる。
相手は答えない。頬に落ちる雫は一つ、また一つと増えていく。やがてカタンと音がして、髭を剃る手は完全に止まってしまった。
「·····悪い、もう終わったよ」
身を起こし、頬に手を当てて落ちてきた雫を拭う。
――この、水滴は。
そそくさと片付け始めたその手を掴んで引き止めた。
「泣いてたんで·····?」
「なんでもない」
「なんでもないって事は無いでしょう」
「·····君には見られたくないところばかり見られるなぁ」
ぼやく声が、何故か艶めいて聞こえる。
涙の理由は分からない。――けれど。
「私じゃ、相手になりませんか?」
掴んだ手の中で、長い指がピクリと跳ねる。
「見て見ぬふりは得意ですから」
そう言うと、少しの間があって。
「うそだぁ」
とおどけた声がした。
END
「雫」
寝る前に少し涙がでるの。
あくびしたからかもしれないけど。
こんな時抱きしめられたいと思う弱い私。
何も言わずに、ぎゅって。
そんな夢みたいな話はないだろな。
私は多分、ずっとこの涙を流し続けるよ。
自分で拭いて寝るつもり。
だから、今を大切にね。
雫のように綺麗じゃなくても。
おやすみなさい。
私は、身近な人の死を経験したことがない。
だから、人が死んだらどんな気持ちになるか、わからない。だから、簡単に死にたいと言えてしまうのだろうか。
想像の域を出ることができない。
泣くのだろうか。後悔に苛まれるのだろうか。虚だろうか。
知らなくて、いいのだろうか。
誰かを亡くして得る経験など。