『雫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雫
雫、無限の恋 泣いてるよ 雨の中 二人の行方など
誰も知らないけど
やまないで夕立 永遠に隠してよ 傘が二人の距離 縮めてくれるから
ちょっとだけ照れた顔 自信になってるよ
(幽閉サテライト 夕立、君と隠れ処の歌詞より引用)
この曲が私はとても好きだ。
…何故なら、甘酸っぱい恋の歌であるからだ。
聴いていて切なくなる。
この切なさが好きなのだ。
…綺麗で透明感があるのに、現実でありそうなことだから。
雫
溢れる想いの雫を流すのも
拭ってくれるのも
全て貴方がいい
霧雨の中 葉の上に溜まっていった雫が
一滴落ちた
傘の上で 音もなく降っている霧雨に
聞こえるはずのない 雫の音が聞こえた気がした
耳を塞いだ自分の周りは
静かに振られる 自然のものに溢れていて
しゃがみこんだ自分が
世界に取り残されているように感じた
綺麗な自然に
囲まれている自分が異様に汚く見えて
傘を投げ飛ばして 自然と一緒になりたいと願った
そんな自分も汚く見えた
雨の雫が、窓を濡らした。
雫が落ちていく音を、私は愛している。
1度きりのオーケストラのように、雫が世界を奏でる。
まるで贅沢な音楽を聴いているかのようで、私は雨の音を愛している。
雨の多い土地に生まれた。雷鳴と雨の音を子守唄に育ち、私は今を健やかに生きている。
雨ゆえの災難も多々あれど、それでも私は雨を愛した。
まるで、愛しい伴侶のように雨を慕う。
一つ一つの雫を懐(おも)う。それは土へ染み渡り、水の恵みとなるだろう。
月光は雫のように光を落とす。
とある小説に書いてあった一言だった。
この言葉が妙に頭に残る、印象深いといえば良いのかなんと言えば良いのか、正直頭に残っている以外にはない。
雫は月と言う源が落とす光、人類にとって水と同じように必要なものである。
月に手を伸ばしても絶対に届かない。
だけど月が落としてくれる光は感じられる。
それは一つの光を雫と形容し
願いを込める雫として
[雫]
雨が降ったあとの葉っぱには、雨の雫がついている。
時間をかけてゆっくりと、誰にもみられず、ひっそりと雫を落とす。
まるで、私のようね。
‐雫‐
♯41
「雫」
通り雨が過ぎ
顔を上げれば
すぐそこには新緑
葉の先から滴る雫が
空の虹と葉の緑を反射して
僕の目に世界の広さを教えてくれる
慌ただしくてごめん。
本当はもっとゆっくりしたかった。
君に甘えて、自分勝手だった俺。
あたしはあなたにはなれない。
エンドロールで俺が泣いてたこと、君は知らないよね。
君を迎えに行って
映画を観てから同じ家に帰って
ご飯を食べて一緒に眠りにつくことができたのなら。
君の隣でもっと素直に笑えるよね。
こんな思いをすることがなかったのなら
愛なんて知らなかった。
遠くから電話する今、思う。
雫
一雫の涙なら…
どんなに良かっただろうか…
大悟の事で流した涙は…
これまでに流した涙の中で
比べものにならないほど…
だけどそれ以上の笑顔も幸せも沢山
もらえてる私の一番大切な宝もの
今日の一日も…ありがとう…
また明日ね
『雫』
「…ン」
道を歩いていたら雫が降ってきた。
「急になんだよ。空から降ってくんじゃねーよ」
俺は雫にいう。
「ヘイヘーイ。ごめんなさいねぇー」
だるそうに答えた、天宮雫は、雫の妖精であり、
俺の愛すべき恋人である。
私を殴って跳ねた
あかいのも
置いてかれた私がこぼした
あついのも
みんなみんな
愛の雫。
しずく
あの子を許さない
何もかも完璧にこなすあの子が許せない
美しいあの子が許せない
誰からも愛されるあの子が許せない
───。
恨めないあの子が許せない
『一騎当千』
昔は良く思ったものだったよ
一瞬の事で壊されてしまうとは
夢にも思わなかったよ
雫
涙が溢れて止まらない
あの人を忘れられない
どうすればいいの?
どうすれはを笑える?
水面に映る私の大切な歪む
雫
もうずっと
会えてない
考えると
自然に
涙の雫
あなたの
気持ちが
知りたくて
なな🐶
2024年4月21日1033
ぽたぽた垂れて消えゆく雫のように
私も静かに消えゆきたい
ーハンカチー
『もう泣きたくない』
君がそういった時、僕は、
“君の傘になりたい“と思った
でも、時には降り注いでくる雨に
立ち向かわないといけない時もあるだろう
涙を流さないとやっていけないこともあるだろう
苦しみから逃れられない時もあるだろう
傘になってはいけない時があるかもしれない
そんな時は堪えずに、思いっきり泣いていいよ
その涙を全部僕が拭ってあげるから
泣きたいだけ泣けばいい
僕が君のハンカチになるから
あなたの笑顔も、
眼差しも、
優しさも、
愛も、
すべてが
わたしに降り注ぐ
ヒカリの雫
キラキラ輝く
ヒカリの雫
- 雫 -
―雫―
雫が流れ落ちた
それは無色透明で透き通った雫だった
それは無色透明で透き通った涙だった
この世のものとは思えない程の
耳を劈く奇妙な声が響き渡った
ヒステリックな声が響き渡った
呆気に取られていた
相手のペースに乗せられていた
死に物狂いでこちらに迫る涙と声の主が
ただ私の目に映っていた
でも私はその主の迫力に押され
壁まで引き下がることしか出来なかった
そんな私の目の前で
雫が流れ落ちた
それは深緋色でドロっとした雫だった
それは深緋色でドロっとした血だった
私は膝から崩れ落ちることしか
出来なかった
雫 / 2023.04.22
雨の下に雫が生まれる
悪天候の産物
まあ、
個人的には【悪天候】とかいう日本語は
結構
雨に失礼と思うから撤回
こんなにも可愛らしいものが生まれるのに