無名 むめ

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『雫』

「…ン」

道を歩いていたら雫が降ってきた。

「急になんだよ。空から降ってくんじゃねーよ」

俺は雫にいう。

「ヘイヘーイ。ごめんなさいねぇー」

だるそうに答えた、天宮雫は、雫の妖精であり、

俺の愛すべき恋人である。

4/21/2024, 10:06:24 AM