『雫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あ、
ほろほろと流れる雫。
私はその雫をじっと見る。
空の色を反射してちょっと青色。
大きくもなく、小さくもない。
手にぽたぽたと落ちる雫。
ああ、でも何故だろうか?
なんだか、あったかく感じる。
少しその雫を舐めてみたら、
ちょっと、しょっぱくて
あまかった。
『雫』4/21
溢れ、墜ちる。
天高くから、降り注ぐ
数多の雫が地上へ落ちる。
それは希望なのか、絶望なのか。
空は、有限だった。
ただ、地上よりもずっと広かった。
時に、降る雫は、人類の希望だった。
しかし、空が墜ちた。
空は、終わり希望は絶望へと変わり
地上へ溢れてしまった。
絶望も命も呑み込み、一雫となった。
やっぱり寂しかったのかも。
「………」
「ねぇ〜聞いてる?……ん?」
「……なんですか。」
そう聞くと、先輩は慌ててハンカチを渡してきた。
「ちょっ…君泣いてるよ?大丈夫?」
「えっ?」
確かに頬を触ると生暖かい物があった。
「なっなんで…?」
「もしかして気づいて無かった?!」
「は、はい。」
「まじぃ?じゃあなんで泣いてるかも分かんない?」
泣いてる理由…か。…そうだ、
寂しかったんだ…。
「へぇ?寂しかったの?」
「えっ声出てました?」
「うん。めっちゃ。」
…恥ず。
「………忘れて下さい。」
「忘れられるわけないじゃん?」
へらりと笑っているが、目は少し申し訳無さそうに泳がせている。
「すみません…」
「怒ってはないよ。でも寂しかったら言ってくれれば良かったのに…」
「そんなの恥ずかしくて言えないですよ。」
「ツンデレかよwww」
「違いますっ!」
話してるうちに、涙も止み、心のもやもやが晴れてきた気がした。
「…今日は一日中歩くんで覚悟して下さい。」
「なに仕返し?残念だけど俺体力あるんだよね〜」
「………はぁ。」
思わずため息が漏れる。
「疲れた?休む?」
「少し歩いただけで疲れないですよ。ずっと歩いてたんで。」
「そう?ならいいけど、無理しないでね。」
「分かりました。」
「それと…」
「絶対に寂しかったら言うこと!何かあったら言う!」
「っ!」
先輩を見ると、緑色の瞳が俺を見据えていた、
「いい?」
「は、い」
「絶対だよ!」
「は、はい!」
何度も頷くと、先輩は満足そうに微笑み前を向いた。
「旅の再開だ!」
#雫
前回の続きです。
雫って漢字なんかかっこいいよね!涙よりも雫の方がかっこよく感じてしまう……
雫って名前の人なんか
多い気がするんだ
それは私の気のせいかい?
四組に雫
私のクラス五組に雫
三組に雫
そして後輩にも雫......
おおくない?多いよね?
雫って名前......人気なんかね〜
私はこのお題が出た時真っ先に思いついたのがこれだ
それだけ多いんだ
うれしい涙
悲しい涙
感動の涙
悔しい涙
いろんな涙があるけれど
幸せ涙を一雫
雫が滴るように私の心のなかにもクロのインクが滴る…
それは…じわっ…っと広がり
闇になっていったんだ…
あなたが誰かに優しくする度に、私の心に雫が落ちる。
黒々としたそれは器の水と混じり合って、そうしていつしか見えなくなる。
でも決して消えたわけじゃない。私の心は少しずつ、少しずつ、そうして濁っていく。
一滴、また一滴と落とされる雫の、その色はその度に違う。それでも濁ることには変わりがない。混ざり合った色はいつしかどぶ色へと近づくのだろう。こんな私にはお似合いだ。
それなのに、そんな私なのに、あなたは優しくしてくれる。
私の心に、雫がまた一つ。
あなたの一挙一動が、私の心に波紋を作る。
このままいけば、いつしか何かが溢れ出す。器に収まりきらなくなったものが、きっと溢れてしまう。
その瞬間をただただ恐れているのに、なのにあなたから離れることができないなんて。
愚かな私は、今日も心を揺らす。
ほら一滴。また、雫が落ちた。
高校時代、
いつもより早く教室についた朝。
後ろの席の女の子が、
一人静かに泣いていた。
「どうしたの?」とたずねると、
「彼といま、お別れをしたの」と返答があった。
ジブリのような、大粒の透き通った雫が
次々と頬を伝っていた。
こんな風に人は泣くものなのかと、
まだ人を好きになる感情を知らなかった私は、
不思議な感銘を受けたことをよく覚えている。
その子は悲しい涙を流しているのに、
その感情を知らない私は、
羨ましさのような気持ちさえ、感じていたのだった。
#雫
雫
ぽたりぽたり。
雫が落ちていく。
なんの雫?
よだれがたれてました。
お腹が空きすぎて我慢できましぇん。
雫っていっぱいあるよね。
私にあるのは、
頑張ってかいた努力の雫。
悔しい雫。
嬉しい雫。
でも
悲しい雫は
私は持ってない。
なんでだろ。笑
なんで泣いてるんだろう?
オレは、どうしたんだ?
ただ、そう、心にぽっかりと穴が空いたような気持ちになって。気付けば、涙が落ちていた。
大切な何かを失ったような気がしている。
大切な誰かを忘れているような気がしている。
煌めく雫のように、手のひらからこぼれてしまったものは、なんなのだろう?
お題 雫
頬に悲しみの雫が幾つも零れて
気分を変えようと新しい事に
挑戦してみるけれど
どんな事をしても頭に浮かぶのは
幸せを感じてる時のあなたの笑顔
いつかあなたとの想い出が溶けても
想い出だけは胸に秘めていたい
雫。
雫は
何の雫?
頑張った
汗の雫?
それとも
今日泣いたから
涙の雫?
嬉し涙の
雫なら
いいなぁ。
私の顔は、今にも涙の雫で溢れそうだ…ずっと、幼馴染の君を信じて待ち続けた…だけど、やっぱり、君に私は、必要無かったんだね…もし、君の彼女があの頃噂で君が好きな人と噂された、私の親友だったら…と考えてしまう…あの頃、私は、その噂が流れても、君を信じて待ち続けた…だけど、急に我に返ったんだ…「あっ。でも、私、親友に勝てる所何一つ無いや。顔も親友みたいに可愛くないし、親友みたいにお洒落じゃないし、親友みたいに性格良くないし…」と…だから、私は、決めた…もし、君の好きな人がホントに親友ならば、諦めようと…だから私は、その日から君を好きでいるのを辞めた…そして、最近、ふと、君に会いたくなって、君の住むお店に彼と訪問しに行ったら、君は、医学部に入って最近忙しいらしく、会えなかった…最近でも、君の住むお店に電話していたら…今日分かった事。君には、彼女がいるらしく、最近その彼女とよく遊びに行くらしく…何故だろう…?ずっと君の幸せを願ってたはずなのに、胸が苦しいよ…君にとって、私は、もうただの幼馴染でしか無いの…?あんなに「○○ちゃん、世界一好き」って言ってくれてたのに…そっか…君は、彼女が出来たから、もう、私の事なんてどうでも良くなったんだね…もう私に会いたくなくなったんだね…そっか…じゃあ、もう2度と君に会いに行かないね…今まで、楽しくて幸せだったはずの時間を沢山ありがとう…サヨナラ…そして、私の頬に、涙の雫が零れ落ちた…誰よりずっと側で君を見て来たのに、結局、君は、私を選んでくれないんだね…ずっと、君の事、許婚(いいなづけ)だと思ってたのにな…
辛いなぁ〜
苦しいなぁ〜
こんな事を考えている時間も嫌だな…
雫…?
雨なんか降ってないのに…
おかしいな…
あれ、止まらない…
なんで…
覚悟してたはずなのに…
泣いたらよけい惨めになるから、泣きたくないのに…
『雫』
夜露の雫が好き。
孤独で冷たくて、澄んでいて妖しい感じがする。
雫って、形も好き。
可愛いし、元々が丸なのもいい。
でも、涙の雫は、あまり見せたくない。
雫
窓にある雫
雨の日の雫
心の雫
雫ってなんだろ
可愛いね
皆自由だね
皆生きてる雫
また会おうね
しずく
一つ一つ流れる雨のしずく
いたみ、かなしみ、そして優しさ
溶け込む光のいろ。それぞれが
意味を持つ。
今日の雨は、あなたの感じかたに
よって感覚も色も形も違う。
私もきっとそうだから。
天気は晴れたけれど
今朝の私の空には
悲しみの雨が降り注いだ。
滴の落ちるのを待つ時間
「人がたくさん住んでいる国」
とある国では、赤ちゃんがたくさん生まれて、少子化なんて言葉は存在しない程、人がたくさん住んでいます。
人がたくさん住んでいるから、高層マンションに住んでいる国民は大半です。
人が多いから、とにかく賑やか。ショッピングモールや公園、映画館やアミューズメントパークや遊園地などの人が集まる場所はいつも一杯です。
この国は、都会みたいに建物が密集しているコンクリートジャングルの土地が殆どで、森林地帯は全体の4割以下です。
働いている人も多いから、色んな建物があって、色んな人が居て、色んな楽しい事があります。繁華街はさぞかし盛況している事でしょう。
楽しい事を考える人が居て、
一人の人を支える人達が一杯居て、
快適な暮らしにしようと頑張る人達が居て、
国を金持ちにしようと頑張る人達が居て、
楽しいひとときを贈る人も居て、
住んでる所を綺麗にしようと頑張る人達が居て、
安全な暮らしを守る人達が居て、
将来の為に学びを頑張る人達が居て、
健康な毎日を送れる手助けをする人達が居て…
誰かが失敗しても責めないであげるので、この国の人々は心の器も広いです。誰かが失敗しても、助けられる人が一杯居るからです。
「人間は誰しも100%完璧には出来ないの
だから、小さな失敗は責めないであげて
気にしないのが一番」
こう言う考え方の人が多いのでしょう。
人が多いと、色んな考え方の人が居るので、色んな知恵を絞って、色んな危機を乗り越える事が出来ます。そして、友達も沢山出来ます。これだけ人が多いと、気が合う人に出会う確率も非常に高いです。それなら、好きな人や大切な人に出会う確率も非常に高いでしょう。
この国、きっと毎日が楽しいんでしょうね。