『雫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
涙の雫が私の頬を伝わった
ポタッポタッ
雫が奏でる音
その音に合わせる風
聴いてると気持ちがいいね
舞華
夜に落ちる雫は何を映す
いま
ひとしずくの水滴が
こぼれ落ちた
それは
誰かの
嬉し涙か
さみしい涙か
悲しい涙か
それとも
命癒す 恵みの水滴か
いつか大海へ向かう
『始まり』のひとしずくか
いずれにせよ
『雫』ひとつとて
同じ姿はあろうとも
同じ役割はない
それは少しだけ
機械の世界に
似ている
#雫
恋をして欲望を相手に押しつけている私
それは愛ではなくてただのわがまま
愛を知りたい、今はまだ知らない感情
雫が落ちた。
君の目から、頬を伝って。
君には泣かないでほしい。
幸せでいて欲しい思いもあるけれど。
泣いていても愛おしく、こんなにも君を追い詰めたいと思う気持ちはなんだろう
目の前であの人が死んだ。僕が目を覚ましたときからずっと一緒でフォークの持ち方とか言葉とかいろんなことを教えてくれたあの人が。
目から雫が溢れてくる。
これがなんて言うのかまだ知らないけど、悲しくて塩辛い味がした。
『雫』
葉っぱから
水が滴り落ちる
目を奪われたのは
キラリと綺麗な雫だったから
君の涙と重なった
スキマスチッチの曲をおもいだした
雨の音
嫌いじゃない
好きでもないけど
嫌じゃない
それだけの事
雫
私の頬を流れる雫は
一体全体誰のため
ぽちゃんと雫が落ちた。
その音を耳に入れるより少し早く恋が終わった。
貴方が愛した人は身長が高くて笑うとエクボができる素敵な人ならしい
毎日誰もいない早朝の校舎でふたり笑いあっているらしい。
そんな惚気を聞くのが好きだった。
貴方が幸せならそれで良かったのだ。
別に報われなくても良かったのだ。
桜が咲き散る頃には貴方はもう私に惚気さえ聞かせてくれなかった。
こんなことなら好きだと伝えればよかった。ばいばい。
窓の外から雨音が聞こえる。
雨は嫌い。頭が痛い。死にたい。
もう虹の橋に辿り着いて
暖かい場所で待っているのだと
思っていたのに、、、
虹の橋の手前に
『雨降り地区』があるなんて
今日、知った。
2年もの間、泣いてばかり
もう会えないだなんて思いたくないから
毎日毎日、写真を見ては
また泣いて、、、。
あなたを失って、
残ったのは後悔と深い哀しみ。
そんな日々を過ごしているうちは
雨降り地区から虹の橋を
渡れないのだと知って、
どうしょうもないくらい
罪悪感が押し寄せて来た。
そこは、寒いんだってね。
泣いてばかりいる飼い主のことが
心配で心配で動けないんだってね。
雨降り地区の雨は
飼い主たちの涙。
なるべく早く迎えにいくよ。
必ず迎えに行くから。
#雫
ワタシに愛された貴方の精液…
遠慮なく中出ししてエッチな喘ぎ声と共に溢れてくる貴方の精液…
全部舐めて飲み込んであげる
綺麗な貴方の雫という名の精液を…
『雫』
誰かの嬉し涙が
誰かの悲し涙が
誰かの悔し涙が
その、雫たちが
今、まとまって
湖になる
その、湖に
何を想うだろう?
嬉しい?
悲しい?
悔しい?
みんなの感情が
雫となり
出来た湖に
悲しい時
嬉しい時
みんながこぼした雫が
溜まって
溜まって
海になった。
「雫」
雫
落ちゆく雫に何を想うか…。
悲しみ…。いや、それ以外の何かなのかもしれない。
雫
昨日のことも
今日のことも
嫌なこと全部
私を溶かしてしまうから
流れる雫と一緒に空へ光にいけばいいのに
雫
雨の雫は
本当に
濡れるから
大変。
梅雨が
早くなるって
聞いたような?
外のイベントが
無くなるのは
やーめーてー。