『雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雪を待つ
待ってない。
ここの地域は年に1回積もるか積もらないかだけどね。
正直云うと少しテンション上がる。
いつもと違う雰囲気 雪が積もった少し明るい外なんかは幻想的で好き。
だがしかし!
寒いのは勘弁!
雪の中超ミニスカートの
女子高生とムフフな事したい♪
マフラーに顔を埋めて待っていれば
「遅れてごめん」と走り寄る姿
「遅い」
「ごめんって」
ジトリと睨めば眉を下げて笑うその人は
自然な流れで手を取って上着のポケットに。
「そろそろ降りそう」
「もう、すぐそこまで来ているよ」
明日の朝は真っ白な街になっているだろう
# 雪を待つ
待つのは苦手だから
会いに行くよこっちから
#雪を待つ
ちらちらとぼたん雪が舞い散る中に、雪の結晶をきめ細やかな肌にし、雪煙を羽織るように身にまとい、雪化粧に冷たく彩られた雪女。
お雪がいた頃の武蔵の国にも降った、純白さに息詰まるあの純粋な雪を、怪談語りながら今も待っています。
(241215 雪を待つ)
お題「雪を待つ」(雑記・途中投稿)
めちゃくちゃ待ってるよ!!! 毎年!
……スキーの民です。「今年中に」スキー行きたいと毎年言いながら近年行けてない……。
現住所に引っ越してきた年には年内にスキー行けていた気がするんだけどなななな。
韓国では歴史的なドカ雪降ったらしいよ羨ましい。
乗り換え駅の間にあるイベントブースで、各地の観光呼び込みイベントが数日間だけのど短期で開催されているんだけど。
(イベントブースだから、観光イベントだけじゃなくて食器の安売りとか携帯会社の乗り換えとか他にも色々開催されている)
今の時期なら年末年始の旅行狙いだろうに、温泉ばっかり推しててスキーの紹介が全くないのは心底不思議だしスキーの民として困る。
まあ青森県だっけ? の月山(がっさんと読む)だけは冬期が通行止めで三月四月頃から開通してゴールデンウィーク辺りがハイシーズンとかいう春スキーの聖地らしいからまだ分かるんだけど。
蔵王とか温泉もあるけどスキーあるだろ紹介しろよ!!!
と思いながら見ていた青森編。
まあ一番嬉しかったのは漫画「お前はまだグンマを知らない」で興味を抱いた群馬県の紹介だったけども。聖地巡りの地図ないんですか!?(映画化された当時にはあったのか)って聞いたら「そういえば作った事ないなぁ」って返されて、後日漫画版の各話に出てきた場所と関係各所をまとめたチラシをもらった。
お題通りスキーの話にするか、聖地巡礼の話にするかは悩み中。
授業間の10分休みのたびに窓の外を見て
どれくらい積もっているかを確認して下校が早まるのを期待する。
家に帰ると親は「雪が積もっている」
と嫌そうな顔をして言う。いつから雪を嫌なものとして捉えるようになるのか。そうなってしまったら自分は大人になってしまったということなのだろうか。
雪を待つ
待ちに待った雪だ!
授業中にみんなで声を上げるほど嬉しかった。
先生の注意も聞かず
みんなで窓に張り付いて初雪を見た。
先生も思わずその姿にフッと笑みをこぼす。
休み時間先生が言った。
次の授業は雪合戦です!
「雪を待つ」
実は雪が積もった方が
あたたかいのは
雪国出身じゃないと
意外と知られていない。
今の地域では
年に数回降れば良い方だ。
やはり雪を見ると
雪国の血が騒ぐものだ。
私にとって「雪を待つ」ということは、誕生日プレゼントを待つことと同じである。誕生日プレゼントは、誰しもが必ず受け取ることが出来るとは限らないし、誕生日である日付が来るまで受け取ることが出来ない。雪というものも同じように、誰しもが同じ雪を見れるとも限らないし地域によっては雪が降ることがない場所もあるかもしれない、そして「雪を待つ」ことが出来るのは冬という限られた季節だけである。
だが、どちらとも必ず待ってしまいたくなるほど私にとってとても楽しみなものである。必ず見れるとも、受け取れるとも思ってしまっては裏切られた時に悲しくなってしまうので口には出せないが、私は誕生日プレゼントを待つように、毎年雪が降ってくれることを楽しみに待っている。
『雪を待つ』
澄んだ音が喉を掠めて
肺で解けてを繰り返す
白い結露が泣きながら
雪催いを急き立てる
「雪を待つ」
この地に雪が降るのは珍しい。
だから、子供の頃も、大人になった今でも初雪の日はワクワクする。
ただ、雪の降る頃、私は体調を崩しやすい。
初めてスキー合宿に行き、高熱を出したのも大雪が降った日のことだった。
朦朧として起き上がれず、朝食を届けてくれた友人の優しさは今でも覚えてる。
特別にペンションのお母さんが作ってくれた雑炊も美味しかった。
あれから30年、いまだに、雪が降ると、私は子供のように、雪だ雪だってはしゃいでしまう。
毎年は降らないこの町で、
私は
今年は雪が降るかなと
雪を待っているのである。
雪を待つ
雪が降ると綺麗ですよね
寒くて痛いけど
心は子供の頃に戻ってワクワクします
冬になると寒さに負けそうになるけれど
それでも雪を見たいと願ってしまう
雪が私を別世界へと連れて行ってくれてる感覚を
味わいたくて
雪に会いたいと願う
今年も雪を待っています
雪を待つ
「雪だるまつくりたい!」
と友達が最近よく言うようになった
友達の住む地域は雪が積もることはほとんどなく
雪だるまはつくれないらしい
私の住んでいる地域は
雪だるまをつくれるくらいには毎年降る
でも最近は雪だるまをつくる機会は減ってるな
幼稚園の頃は家族と一緒に大きい雪だるまをつくって遊んでいた
それはすごく心に残っていて
雪と私で一緒に思い出をつくっていた
雪が降る地域にしかできないことってすごく貴重
だからこそ今やってもいいのかもな
雪が積もるうちに
あと1年で高校を卒業して
マレーシアの大学に行く前に
あと2回雪を楽しめるから
今年は雪が積もったら
雪だるまをつくってみようかな
学校は同じだけれどお互い家の距離は遠くて
遊びに行くことはなかなか難しい私と友達
でも雪だるまを作ってそれを見せて共有したら
話が広がるし喜ぶかもな
道路にうっすら積もっている雪を窓からを見て
私はそう思った
雪が早く積もるよう、願って今日も雪を待つ
雪国では、雪を待つ人は多くない
雪遊びを楽しみにしている子どもたち
スキー場の人たち
除雪を仕事にしている人たちなど
雪を必要としている人たちは
雪を待っているが
やや少数派だ
いつからだろう
雪を疎ましく感じ始めたのは
バス停のベンチに並んだ
小さい雪だるまを眺めながら考える
【初雪】
「お母さーん、今日って雪降ると思うー?」
私は窓に顔をくっつけて、外の様子をまじまじと見た。
「ここは岡山だからねー、
降るかどうか分かんないよ」
お母さんはキッチンで朝ごはんを作りながら答えた。
「今日こそは、降ってくれたら良いのになあ…」
私が住む岡山は、「晴れの国」として有名だ。
なので、雪は滅多に降らない。
積雪なんか、10年に1度レベルだ。
だから、私は冬になると「雪よ、降ってくれ…!」と祈り続けるのだ。
それは近所に住む子たちも、きっと同じだろう。
ある日、起きると雪が積もっていた。
「お、お、お母さん、雪積もってる!」
私は珍しい光景に興奮した。
白い息で、窓が白くなる。
「お母さん、遊びに行ってくる!」
「気をつけるんだよー。滑らないようにね。」
マフラーと手袋を着けて勢いよく外に出ると、近所の子たちは雪合戦を始めようとしていた。
「ねえ、私も混ぜて」
「あ、ちょうど良かった。人数が足りなくて困ってたんだよ」
「一緒に遊ぼ!」
こうして、滅多に出来ない雪合戦をしたり、
雪でうさぎを作ったりした。
私は大学生になり、上京することにした。
私は楽しみで堪らなかった、
だって東京は岡山よりも雪がよく降るのだから。
11月になった。
空気がピンと張り詰めていて、冬の訪れを感じる。
寒いな、なんて思いながら信号が青になるのを待っていると、手に妙な冷たさを感じた。
上を向いて見ると、
雪が空から降っていた。
初雪だ。
初雪って、こんなに早いんだ。
私は目を輝かせた。
これが積もったなら、どんなに楽しいことが起こるだろうか。
私は今にも舞い上がりそうな気分だった。
「うわ、雪か。滑るから嫌なんだよなー。」
隣から声が聞こえた。
左を向くと、1組のカップルが話しているのが見えた。
「積もったら嫌だよね。歩きづらくなる。」
「電車止まったらヤバいんだけど。
明日、1限からなのに。」
右からも声がした。
「積もったら雪かきしないとじゃん。
ダルいわ。」
その時、私は理解した。
ああ、雪というのは、東京の人にとっては厄介な存在なのか。
私みたいに、目を輝かせる人は珍しいのか。
私は俯いた。
雪は、厄介。
厄介な存在。
信号が青になり、人が一斉に進みだした。
私も歩き出した。
雪なんかに、目もくれずに。
雪を待つ
会う為の口実が増えるから
正直理由なんてなんでもいい
場所がメインじゃなくてさ、
そこで貴方はどんな事を話すんだろうとか
どんな表情をするんだろうと胸馳せる
同じ時間を一緒に過ごしたいのです
空を見上げて雪雲を探すが今日の天気は快晴だ。雲一つない青空に鳥が飛んでいるのが見える。
早く雪が降らないかな?と待っているが、そんな気配は無い。
雪を待つのにも飽きてきた。
一度部屋に戻って温かい飲み物でも飲んでくるかとドアを開ける。冷たい風が部屋に流れ込む。
お湯を沸かし、ちょっと濃い目のラテを淹れる。
簡単な雪だるま柄のラテアートを施して上からパウダーシュガーを振りかける。まるで雪の様に。
窓の外を見つめながらちょっと独り言。
「もう、エルサったらまだ寝てるのかしら。」
その独り言が届いたのか、山の向こう側に少しずつ少し暗い雪雲が浮かびだした。
もうすぐ雪が降る。外に出て雪を待つ。
(雪を待つ)
アナと雪の女王のオマージュ、雪の降る量調整して適度に積もらせてあげてね。
ふと今思い出したことがある。
今にも雪が降りそうな日だった昨日、君は小学生の子に勉強を教えるとか言って帰ったこと。君の家の部屋にひっそり入ると、小4ぐらいの女の子と机に向かって勉強しているところだった。足が長い君が、女の子に合わせて椅子の座高を低くして目線を合わせて話していた。
私はまた、君の優しさに触れたような気がして嬉しかった。
何かのために全てを捨てる覚悟、
何かのために生きて人生を捧げる覚悟、
何かのために命を捨てる覚悟、
全てを失い、絶望を味う…そして乗り越える覚悟。
これを経験したことがない人ほど
うるさく臆病な人間はいない。
18歳の大人と45歳の子供、
生きた年数ほど人生が濃いわけではない。