私にとって「雪を待つ」ということは、誕生日プレゼントを待つことと同じである。誕生日プレゼントは、誰しもが必ず受け取ることが出来るとは限らないし、誕生日である日付が来るまで受け取ることが出来ない。雪というものも同じように、誰しもが同じ雪を見れるとも限らないし地域によっては雪が降ることがない場所もあるかもしれない、そして「雪を待つ」ことが出来るのは冬という限られた季節だけである。
だが、どちらとも必ず待ってしまいたくなるほど私にとってとても楽しみなものである。必ず見れるとも、受け取れるとも思ってしまっては裏切られた時に悲しくなってしまうので口には出せないが、私は誕生日プレゼントを待つように、毎年雪が降ってくれることを楽しみに待っている。
12/15/2024, 12:42:02 PM