雪を待つ』の作文集

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雪を待つ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/15/2022, 1:55:38 PM

「雪を待つ」



いくら待っても

君はきっと、来てくれない。

12/15/2022, 1:55:10 PM

僕は、冬というものを経験したことがない。
冬の時期は土の中にもぐっていたから。
 今は夏、そして、ようやく今日初めて、土の中以外の世界を見た。
眩しくて暑くて、目がチカチカしそうになっちゃう。
 興奮のあまり、僕はジージーと鳴き声をあげた。
 すると、近くにいた鳥達の声が聞こえてきたんだ。

「暑いね~」
「こんな暑い中、セミの声なんて聞いてたら、余計に頭痛くなっちゃうよ」
「わかる~早く冬にならないかな~」
 鳥達が僕の悪口を言ってるようだが、お構い無しで僕は鳴く。
「冬は冬で寒いけどね」
「でも、シーンってしてて夏と真逆じゃない?」
「確かに、雪が降ると尚更だよね、人も出歩かなくなるしさ」

 鳥達の言っている、冬、は、なんとなく経験自体はしてるからわかるけど、雪、って、なんだろう?
 鳴きながら鳥達の会話を聞き取ろうとしたが、
「もー、うるさくてたまらない!」
「場所移そう」
と、飛び立ってしまった。

 雪、って冬にしか降らないものなのかな?
 僕は、外に出ると短命らしいんだけど、雪、みれるかな?
 大声を出しながら、僕は雪というものを待つことにした。

【雪を待つ】

12/15/2022, 1:52:05 PM

振りほどいた腕と、足もとから融けていく雪はただ、冷たく靴下になだれ込む
下手な結露の落書きも途切れ途切れにあらわれた白い息も、もう見つめることはない
それでもわたしは、それらをまるごと綺麗だと笑った君の顔に、見とれていた記憶を
いまだに思い出せる喜びを残して、ただ胸に浮かべている

12/15/2022, 1:48:31 PM

ゆきふらばわがつみがゆるされむ

室生犀星の詩だっけ?
いつ聞いたかも覚えてないのに、なぜか忘れられない。

雪国生まれではないから、
たまの雪には純粋にはしゃぎたくなるんだけど、
降り続くうちに世界が真っ白になっていくのは怖い。

外界が見えなくなるぶん、自分の心に意識がいってしまうのかな。
雪のニュースに浮かれてたことが嘘みたいに、心がとつぜん静かになる。

言えないこと、忘れたふりをしていたこと。
雪が降る日は、妙に思い出してしまう。

12/15/2022, 1:44:11 PM

雪を待つ



朝起きて

窓から外を眺めた

真っ白な雪達が輝いていた

寒いけど、冷たいけど、輝く雪の力に

なんだか、パワーをもらえた朝。

パワーをもらえたから、待ったかいがあった。

さぁ、今日も雪に負けず輝いて頑張ろう



★ぴゅあれい★

12/15/2022, 1:38:24 PM

雪を待つ


待ち合わせの時間はとっくに過ぎていた。
時計の針は約束の時間から二周近く回っていたが、それでもまだ君のことを待ちたかった。
久しぶりだから、と張り切って着てきた服もすっかり冷えきって、手袋をしているのに指先がかじかむ。吐き出した息が白い。
だんだんと空には雲が立ち込めて、雪が降るかもしれませんね、と今朝のニュースキャスターの言葉が思い出さされる。
なら、雪が降るまでは、君のことを待とう。
早く雪よ、降れ、なんて体は訴えるのに、頭が、心が雪なんて降るな、なんて考えるから、思うから。自分でもバカだなぁ、なんて思う。
だから、君が来るまで待とうなんて、もう思わない。ただ雪が降るのをずっと待っていた。

12/15/2022, 1:36:39 PM

雪を待つ

今年最初の雪が降ってきた。

雪国ではない街で育った私は、大人になった今でも
雪が降って嬉しくなってしまう。

ニュースによると、この街で雪が降るのは4年ぶりらしい。

次もまた4年後なのかな、と考えながら
今日も一日過ごすのだった。

12/15/2022, 1:28:59 PM

雪を待つおじいさん。

いや、服を着て下さい。

元気なのは良い事ですが。

12/15/2022, 1:25:36 PM

テーマ:冬を待つ #33

※この物語は#20からの続編です

月日が経つのは早かった。
僕はラクラ・クームとして生きていた。色んな場所へ行き、色んな人を見た。
この国の現状を知り、変えなければならないことも多くあることを実感する。いつもミデルは、僕の隣りにいてくれた。僕のことを信頼してくれていて、僕も彼女のことを同じく信頼していた。
「ねぇ、もうすぐで一年が経つね。私達が出会ってから」
ミデルはそう言って枯れ葉のカーペットを歩く。
「私、ラクラとこんなに仲良くなると思っていなかったよ〜」
ふふふっと笑うミデルは、いつにも増して上機嫌だった。なぜなら待ちに待った冬が来るからだ。
ミデルは、一年前見たイルミネーションが忘れられないそうだ。イルミネーションは冬にしか見られない。
「そういえば、ラクラ言ってたね。私に嘘ついていることがあるって」
「え?」
僕はミデルを見た。
「ほら、あの小屋に行ったときのこと。まぁ、言いたくなかったら言わなくてもいいんだけどさ〜」
僕は思い出した。そうだ、あの時。僕は自分の本当の正体をミデルに言おうか迷ったのだ。
そして事実を言うことができなかった。
それから一年も経ってしまった。そういえば、最初の頃は僕を探して色んな人が動いていたそうだ。
ラクラ・クームとしての僕じゃなく、ラック・クラームの僕を。
しかし、最近では動きも静かになったようだ。王宮のものを見かけることは少なくなった。
ふと、リオのことや母上、父上のことを思い出した。
元気だろうか。心配になった。
ミデルに本当のことを言ったほうがいい。そう思った。でも、あと少しだけ。この冬でラクラ・クームとしての仕事は果たせそうなんだ。
だから、少しだけ時間が欲しかった。
「ミデル、その話もう少し待ってくれるか? ちゃんと話すから。……冬が始まる頃に話すから」
ミデルは、目を丸くして僕を見ていた。そして
「わかった」
そう深く頷くと指を絡ませた。
「冬を待つよ。待ち遠しい」

12/15/2022, 1:21:56 PM

『雪を待つ』


赤と黒の吹き溜り
罪業に潰される嗚咽
遠く響く哀悼の鐘

如何に美しく
如何に醜いか

知らしめるだけの無音

12/15/2022, 1:09:36 PM

私、雪を見た事がないの

ほんとだよ

はやくはやく見たいの

見たことない世界を

この目で確かめたいの

多分私は、今この世界で

1番ワクワクして

雪を待ってる

12/15/2022, 1:07:58 PM

窓から外を眺める。

ガラスに息がかかり

結露で曇っていく。


今か、今かと待つ君は

子供のように無邪気で

とても可愛らしい。


ホワイトクリスマスまで

あと何時間……?



『雪を待つ』

12/15/2022, 12:58:09 PM

『冬の待人』


白くなった窓ガラスに人差し指を一本

軽く押し当てて優しく引く

一本の指の軌跡は

少しだけ向こう側を見せてくれる


空は冬の分厚い雲を纏って

白を落とすか迷っている


そのうちツンとした冬の空気が

部屋の暖かな空気とぶつかって

小さな軌跡をまた曇らせていく


だけどこっそりと窓の雫が静かに落ちて

向こう側の続きを見させてくれた


そこからそっと覗き込んで待ち続ける、

空の白を待ち続ける、


私はそんな冬の待人。

12/15/2022, 12:55:54 PM

雪を待つ

冬と言えば、雪だるまとか冬にぴったりな事したいな。
まずは雪が降るのを待つ事だろうね。

12/15/2022, 12:55:35 PM

雪を待つ

   雪が降ったら、雪合戦をする。
   雪が降ったら、雪だるまを作る。
   雪が降ったら、ちょっと触れてみて
   「冷たいね」なんて言ってみる。
   子どもみたいに、雪が好きな私。

12/15/2022, 12:51:24 PM

雪をまつ
いや、待ちたくない
子どものときは、鎌倉作ったり、雪だるま作ったり
雪で楽しんだ
最近はそこまで雪が降ることなくなったけど、
雪が降ったら大変。
きれいなのは積もって直ぐだけ。
交通網は麻痺するし、溶け出したらベチャベチャで
汚いし
だから雪は待ちたくない
風情はないかもしれないけど
安定した天候が一番だよ

12/15/2022, 12:49:04 PM

去年は 楽しかった
大雪が降っていたからだ
関東では珍しく雪合戦ができた
あぁ 今年も雪が降らないかな
ずっと待ってるのに

12/15/2022, 12:48:18 PM

さっき席を譲ったキャベツがバスを降りるとき「どうもありがとう」とお辞儀をした。

ぼくは「いいえ、うんと甘くなってください」と言い、キャベツは「うんと甘くなってきます」と答えた。

雪待ち畑へ歩いていくキャベツを、ぼくはバスの窓から見ている。

12/15/2022, 12:47:26 PM

雪を待つ
クリスマスに、雪が降ってくれたらいいのな

12/15/2022, 12:42:13 PM

時々貴方達が羨ましくなる。
私の愛してやまないあの人に
切り刻まれて
睨まれて
地獄の底に叩きつけて頂けるなんて。

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