『開けないLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
LINEてほんと人間関係を反映させるよね…
駆け引きとか
恋愛している時になかったツールだったので
ほんとに良かったと思う…
いやまた今後あるかもしれんけど。
開けないLINE
グリーンの
LINEロゴを定期的に見つめる私
割引 プレゼントの応募要項はLINEからと
このご時世メッセージアプリは必要不可欠
私もお世話になっています
しかしながらLINE
昨日も今日も開けない
明日も開けない
多分一生開けない
だって私
LINE未経験期間更新中
なんだもの
無理だわ
気弱な私だから、一つだって君に話しかけることはできない。隣の席で君ばかりが僕に話しかけてくれる。僕はそれに答えるだけで、そんな僕と過ごす時間はきっとつまらないだろうって思ってた。
人見知りでコミュ障な私だから、誰ともグループを組めない。それでも君は僕に一番に声をかけてくれた。何もうまく伝えられないのに君は笑っていてくれる。
そして突然君からLINE交換の申し出をされた。焦りでうまくLINEを開けないでいたら、君が愛おしそうに私を見て笑うものだから、変に期待しちゃいそうで怖くて怖くて泣きそうになっちゃって。それでも君は待っていてくれる。
なんでそんなに優しいの。ふいに口から飛び出た。
君だからだよ。間髪入れずに答えが返ってくる。
気弱で人見知りでコミュ障な私でも、貴方に期待してみてもいいですか。聞くまでもないように君は私の頭を撫でる。
嫌だな、青春なんて私にはできっこないって思っていたのに!
46.『開けないLINE』
2023/9/1 ♥400over ありがとうございます
私はLINEを開けるのが苦手だ。
というのも、例えば「連絡が来てすぐ返す」と言うのは、なんだか張り込んでいるようで怖がらせてしまいそうだと思う。かといって、時間が経ちすぎると話が進んで入れなくなる。通知欄のものを見て既読にした気にもなるし、返信をするタイミングを逃して一日経ってたりする。
ただ、これはLINEに限った話ではない。他にも電話も出るのが苦手だし、メールを返すのもなんだか下手くそだ。連絡系が、なんだか苦手なのである。
最近、とある魔法の言葉を教えてもらった。それによってLINEも、電話も、前よりは苦手感が減ってきた。なんとなく明るい方向に向かっていて、自分としてはすごく嬉しい。
『開けないLINE』
公式ラインしか入れてないLINE。
ラインの通知が鳴った。
一番くじの通知か?そう思って確認した。
知らない名前。
知らないアイコン。
どう見ても公式ラインじゃない。
不思議より、困惑より、恐怖が勝った。
知らないようで知っている、あの子のライン。
クラスのあの子。
高校で一緒になった女の子。
特に話したことも無ければ、
関わりがあるわけではない。
なんだか、疲れてしまって、返信気力が起きない。
仕事のことで、返信しなきゃ、
親に、お金はもう少し待ってって言わなきゃ、
父 金はまだか!!?
上司 返信遅いぞ?サボりか?
嗚呼…もう疲れた。
私は家を出ても縛り続けられて、逃げればいいのに、
やっぱり心配で、
馬鹿みたい…
返信するのが怖くて、私はLINEが開けなかった。
開けないLINE
「今から皆さんはLINEを開けません」
HRで担任からそう言われた。
面白がって笑う子達。顔をしかめる子達。
そんな大勢の中で俯く私。
事情は分からないが、私は少しホッとしていた。
「インスタはー?」そう聞く隣の席の可愛い子。
そんな可愛い子に聞かれ、
「開けないのはLINEだけですよ」と微笑む担任。
私は思わず唇を噛み締めた。
そんなんじゃ何も意味ないよ。
そんなんじゃいつもと何も変わんないよ。
そんなんじゃ私はまだ孤独だよ。
私にはLINEもDMもする相手はいないし
まず、親にスマホはまだ早いと言われている。
高校生にもなったのに。
もし皆SNSが使えなくなったら
私は可哀想じゃ無くなったかもしれない。
私はSNSの無い、たった一人の星へ行きたい。
どうせ孤独なのだから。
だけど、今だって孤独なのにこう思ってしまう。
たった一人の星で生きる人は孤独で可哀想
"3"
白い吹き出しを囲む緑色の連絡アプリのアイコンが示す数字。右上で赤く主張する"3"というその文字が自分の臆病な心を象徴するようで,視界に入る度に心にモヤがかかったような気分になる。
未読の連絡数を示すそれは常には表示されないもので,けれどここ数日間に限っては誇張するように存在を強調してくる。
あの人からの連絡だとトークでの赤いそれが伝えてくるからこそ尚更開くことを躊躇ってしまう。普段なら喜んで一刻も早く返信するというのに。
"ごめん"そんな言葉から始まる連絡をどうして受け入れられようか。例え何が変わらないのだとしても,だからこそ。その数字が消えることはないだろう。いつまでも。
『受け入れなければ終わらない。そうだよね?』
そんなはずないと知りながら微笑んだ姿はそれでも何故か美しく麗しいのだと,その形を反射する物言わぬ硝子だけが知っていた。
テーマ «開けないLINE»
ピコンっ。
こんな時間。
ウゼエ。
絶対アイツだ。
失恋自分語り超絶ウゼエ。
ヘラヘラして、自惚れて、最後は決まって
「ま、アンタはわからないと思うけど〜」
へーへー、恋愛するって
そんなにご立派なことなんですかねえ?
未読無視無視。
…違う。
ほんとは羨ましい。
あそこまで誰かのことを思って
うっとり語れるなんて。
だから未読無視できない。
だから返信してしまう。
私にも、いつかこんな恋がくるかな。
開けないLINE
ぴこん
遠くから通知音が聞こえる
誰からか、何の用なのか
知っている
知っているから、開けない
ぴこん
私のこんな気持ち
とっくに知っているのだろう
畳み掛けるように通知が来る
だけど私は動かない
動けない
今はまだ、そっとしておいてほしい
遠くに置いたスマートフォンに
手を伸ばすこともなく
私は静かに目を閉じた
ぴこん。ぴこん
何度か通知音が聞こえていたが
やがて静寂が訪れた
このLINEを開いたら、
さよならが待っている気がした。
「開けないLINE」
~開けないLINE~
スマホを壊した。
画面もつかなくて、データも残すことができなかった。
色んな友達との会話が、写真が、ぜんぶ無くなった。
あのLINEのアカウントは消すことも出来なくて、一生開くことのないまま、どこかを漂ってる。
9月1日ですね
最初のお題が
『開けないLINE』
…なんだか開かずの間みたいですね
でも待てよ
読み方で意味が変わりそう
「ひらけない」
なのか
「あけない」
なのか
主導権はどちらかで
イメージが変わる
あいつはいつでもヘラヘラ笑って憎たらしい奴だった。
でもあいつには「耐えられないもの」があって、あいつなりに「耐えていた」らしい。
目の前の深淵が、覗けずに黒いまま。
俺は焦った。
いくらあんな奴だったとして、それを見捨てていい言い訳にはならない。
俺は携帯でLINEを送ってみようとした。
「…あ、?」
俺は携帯を握りしめながら走った。
_2023.9.1「開けないLINE」
開けないLINE
通知欄に「実は報告があって…」と表示されたのが目に入り
心臓がキュと締め付けられたように感じる
何が書いてあるかは大抵分かる
「結婚します」か「子どもが産まれました」だろう
「ふっー」と大きく息を漏らす
私が幸せになろうと自ら捨てていったものは何だろう…
後悔はしていないが違和感は拭い去れないもんだなと
色々な思いを巡らせた
結果、やっぱりこういうのは
気合いと勢いで開ける!
だから今じゃない…
そう今は開けない…
一人寂しく、売れ残りのアジフライを口に運ぶ。
誰もいない家に咀嚼音が響くことにどこか虚しさを感じる。
スマホの通知音が鳴った。
どうせまた興味の無い公式アカウントだろう。
「は?」
鼓動が変に脈を打ち、背中に冷や汗がつたる。
僕は深呼吸をしてスマホを伏せた。
こんなもの既読をつけられるわけがない。
「こんばんは! 私はあなたのお腹の中のアジフライです♡♡」
〝開けないLINE〟
酔っ払った勢いで謎に新しくしたらしいLINEのパスワードが分からなくて0000からはじめて今1297通り目。
(物理的に)開けないLINE
開けないLINE
最後に開いたのがいつだったのかさえ覚えていない
今日は頭に靄がかかったようにはっきりしない
でもそれが少し心地良い
変なの
あ、これ夢か
ピロン
大学の夏休みも中盤にさしかかった夜、私はひとり部屋でスマホをいじっていた。私は殆どの時間をこうして過ごしていたため、その音がいつ鳴ろうと瞬時に確認できる状態だった。
もしこの通知音になんの心当たりもなかったら、きっと音が響くと同時に通知の文章に目を通していたことだろう。
けれど今の私には、心当たりしなかった。
というのも、それは引き受けた仕事の納期を守れていなかったことだ。現在進行形で。
この通知は、おそらくこの仕事___サークルでの出し物で使うビジュアルのデザイン___を振ってくれた企画責任者、”Aちゃん”たちからのLINEだろう。
これは先人からの受け売りだが、『期日を守ることは信頼と同値であり、それを破ることは信用を失うことと同意義である。』
なぜ私は今も通知に目を伏せながら、元からありもしない信頼を削り捨てて、部屋の床に這いつくばっているのだろうか。
なんてわざとらしく問いかけるが、おそらく答えはもう自分の中に最初からある。
正直本当は今すぐLINEを返せば事態は前に進むし、今以上に以上悪くはならないだろう。それなのにできないのはなぜか。
一から話せば長くなるが、手短にまとめよう。
要は、先延ばし癖とコミュニケーションへの自信喪失から、本来作る役目だったものを期限内に提出できず、とはいえそれは“Fちゃん”のデザインで統一するという話なので勝手にどこまで手を出していいのか不安になり、どう言えばいいのかわからないまま、連絡もできず面目と自信がなくなった状態で彷徨っているのだ。
商品のデザインや店の看板の話が宙に浮いたまま会話がストップしてしまい、その後なんて返せばいいのかわからなくなってしまった。
とりあえず、まずはLINEを開くところから始めようと思う。不安になりすぎて変な緊張と冷や汗と動悸がすごいが、きっと話せば案外大丈夫ってもんなのだろう。
今日のテーマ「開けないLINE」
LINEアプリのアイコンに通知が2件
来た瞬間に開きたい。でも一度手をとめる。ドクドクとなる心臓の鼓動。、、アイコンをおす。アプリを開くと「笑笑」という文字が見える。もう一件はなんなんだろう。気になるけど開けない。心のどこかで期待する自分がいる。でも、裏切られたくないからまた手をとめる。そして私はLINEアプリを閉じた。
開けないLINE。それは気になるあの人からのLINEでした。