『閉ざされた日記』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
閉ざされた日記
君の想いは聞きたくなくて。
君を感じたくなくて、
君をアイしたくなくて、
君を忘れてしまいたくて_____
でも、それももう、叶わないのかな、笑
私には君しか居ない。
ねぇ、聞こえていますか?
ハヤクカエッテキテヨ、
自動録画 頭ン中
お揃いの記憶は多い方が良い
なのに思い出すのは
割とどうでもいい事ばかり
それも こっそり奪われていく
ハロー バイバイ 繰り返して
そうやって来たんだ ここまで
約束なんて 要らないでしょう
思い出せたら また会えるから
「閉ざされた日記」
もし、目の前に“閉ざされた日記“があったら、
どうするかな?私、きっと気になってしょうがないだろう。
どうして閉ざされてしまったのか?
書いて最期を迎えたのか?
書くのが辛くなってしまったのか?
三日坊主なのか?
理由は色々だろう。
日記を書いてた人がどういう人なのか知りたい。
でも、他人が勝手に見ていいものではない。
あ〜気になる。
16923
かわいい後輩が勝負を申し込んできた。ボコボコにしちったけど、悪くなかったぜぃ。
ボコ…っ!?大人気ない…。三留だからなおさら…。
最近強くなってきたよなー!加熱途中!みたいな!?
…案じています。
101223
おーぃ、見てるかぁ?最近どうしちまったんでぃ?林間学校から変だぜ?今のオマエ、勝負しても全然、楽しくなさそうだぞ
一致したくなかったけど…これに関しては私も同じ。何か嫌なことでもあった?迷惑かけていいんだよ。
たまにはおれの料理でも食っとけって!
……皆心配しています。
うるさい
『…おや?この先のページは破れていて読めなかった!』
_2024.1.18.「閉ざされた日記」
pkmn部活動記録。ももたろちゃんは「頼って」じゃなくて「迷惑かけて」って言ってくれると信じて疑いたくない。
16923→23年9月16日
101223→23年12月10日 ちょうどあと4日。
某月某日、天気は晴れ
マンションのベランダから猫が入ってきた。
ニャーと鳴いてすり寄ってくる。
寒い夜なので、一緒の布団で寝た。
某月某日、天気は晴れ
家にキャットフードが無かったので、
味噌汁用の煮干しをあげてみた。
その後、台所でガサゴソ。
お気に召さなかったみたいだ。
某月某日、天気は晴れ
チャミと名付けた。
名前を呼んだらニャーと鳴いた。
気に入ったかな。
なんか、声が低くなった気がする。
某月某日、天気は曇り
トイレは…どうしてるんだろう?
猫を飼った経験がなくて、まるで頭が回らなかった。
時折、扉の閉まる音がする。
…トイレを流す音も。
某月某日、天気は晴れ
友達から電話。
猫を飼い始めたことを話す。
「ベランダから入ってきたって…あなたんち、4階でしょ?」
そうだけど。
猫だったら、そのくらい登ってこられるんじゃないの?
某月某日、天気は小雨
お風呂に入っていたら、脱衣所の方でガサゴソ。
ドアを開けてみると、ニャーと鳴く。
「チャミ、いるの?」
姿は見えない。まあ、仕方ないか。
某月某日、天気は晴れ
今日はヘルパーさんが来る。
朝から家の掃除。
チャミはどこにいるのかな。
すぐそばに、気配は感じるんだけど。
ピンポーン。ヘルパーさんだ。
目の見えない私のために、
一週間に一度、食料を運んでくれる。
玄関のドアを開けると、
目の前でヘルパーさんの悲鳴が轟いた。
閉ざされた日記。
閉ざされた日記には
ゆうの事を
たくさん書こう。
アプリの日記には
ゆうの事を
たくさん書こう。
幸せな事ばかり。
椎名林檎の音楽
まず、これから「少女性」について論じるに当たってその意味を明確にする。世間一般ではこの言葉はあまり馴染みのないものであり、辞書にも記載が無いため、使う人によって意味が違っていることがある。ここでは、「幼い女の子のような」という直接的な意味では用いず、藤澤佳澄さんの論文である『女性における「処女性」に関する臨床心理学的研究:「少女性」との対比から』より、『「何にも制限されず、自分のなりたいもの何にでもなることができる」自由な意識そのものであり、またそのような「自由」を追い求める心性でもある。』という意味を借用する。
わたしは椎名林檎が作る音楽を聴く中で、少女性を感じるとることが多い。『重く濡らした瞼は今よろこび映す日の為心を育てているのね(カーネーション より)』『生きている 夜と昼 泪に暮れても 今日はなにかいいことがありそう(幸先坂 より)』『これが人生 私の人生 鱈腹味わいたい 誰かを愛したい 私の自由 この人生は夢だらけ(人生は夢だらけ より)』など、彼女の作品には、悲観的にならずに人生そのものを肯定するような歌詞が多く見受けられる。それらは、人生のすばらしさやよろこびを、さまざまな視点から修辞的な文章で写しだす。その姿勢が、少女性を孕んでいると感じる理由であろう。
しかし、彼女の作品はどこか大人びていて、少女性とは相反する成分があるとも感じる。それは、文学的な歌詞の書き方や、ジャズやクラシックを感じさせる音楽性や、楽器隊の技術の高さから感じるものだ。
椎名林檎の音楽は、対立するこの二つが同時に成立することにより、誰もが子供時代に一度は考えていたような都合のいい理想の世界を、知識や人を動かす力を大人になって得ることによって、あどけなさを感じさせることなくうまく表現している。それはまさにユートピアであり、そのために人々は彼女の音楽に魅了されるのではないだろうか。
テーマとは全く関係ないです…
ずっと閉ざされた日記がある。
それは、自分を守るために閉ざしていた過去である。
でも、あなたに出逢えたから、、
あなたという陽のひかりとやさしくて暖かな風で
そっと過去のページも包んでくれた。
あなたのおかげで、閉ざす必要もなくなったよ。
ひとつひとつが今の私をつくる大切なおもいで。
あなたのおかげで強くなれた。
今度はわたしがあなたの日記に彩りを与えたい。
閉ざされた日記
誰にだってきっと見られたくないものはあるだろう
誰にも打ち明けられないほどの想いを自分の中にしまって気づいたら隠すことにも疲れてしまうかもしれない…
でも…今だけは閉ざされた日記のようにしまっていてもいいのかな…
1人で抱えきれなくなるまでは…
私の前に閉ざされた日記があります。
あなたと別れてから、私の日記は止まったまま…
日記を書き始める日は何時…
ツタが絡まるほそ道を進み
おとぎ話に出てくるような
可愛いらしい山小屋の
固く閉ざされた 古い扉を開けた
部屋の隅には
引き出しのついた小さな机があった
そっと引き出しを開けると
セピア色に染まった
小さなノート
おっと…
ではなく
まるで鍵でもかかっているかのような
閉ざされた日記があった
閉ざされた日記?
秘めゴト!?
開けるのは はばかられ
そっと 引き出しを閉め 想いを馳せながら
もときた道を戻って行った
もし次に引き出しを開ける時があるならば
あの日記に 続きのお話を書き留めたい
小さなお姫様を迎えにきた王子様の物語を…
閉ざされた日記
昔書いてた日記
キラキラして充実してて毎日が楽しそうな日記
もう見たくなくて捨てちゃった日記
今書いてる日記と正反対
いつからこうなったんだ?
部屋を掃除していたら「✝︎禁断の書✝︎」と書かれた
A4ノートを見つけた。
『この封印されし「✝︎禁断の書✝︎」を開く者よ
おめでとう
我らはサタンに選ばれし闇の同胞である
来たる吉日
ワルプルギスの夜に我らは紅き月の下
再開するだろう
若く美しい娘を生贄に
その芳醇で濃厚な血で盃を交わし
我らは破れぬ血の盟約を結ぶ事となる
もし約束を破れば
我がブラッディ・ホーリー・エスパーダ
の餌食となるだろう
それをゆめゆめ忘れることなかれ
闇の同胞よ』
私はこのノートを処分した。
お題「閉ざされた日記」
日記を書くことは過去のことを振り返ることだ。このことにより記憶力が上がり正確に思い出すことができる。だから日記を書くのはよいことなのではないのだろうか。
閉ざされた日記
今日をもって、この日記の役目は終える。たくさんの言葉をしたためてきた。楽しいことも辛いことも受け止めてくれた一番の味方。今まで本当にありがとう。
娘が私の手に持たせるように置いた。フタが閉じられこれから永い旅に出る。共に行こう。
小説はパソコンで書くんだけど、創作ノートと日記はどっちも紙のノートで、これがどんどん増えていくんだ
将来的にどうしようとは思っている
人に見られても恥ずかしいし
創作ノートは、小説のために書いているから後から読み返すけど、日記は、ほぼ書いたらおしまい
でも、自分の心を保つためになくてはならないものなんだ
ときどき考えるよ
ある日突然僕が死んじゃったら、このノートはどうなるんだろうって
テーマ〖閉ざされた日記〗
いつだっただろう。あの人を好きだったのは。
俺はあの人が好きだった。気持ちが抑えきれない夜は一人部屋で日記をしたためていた。あの人に対しての思いを。
時に重くなってしまうこともあった。
それだけ大切だった。俺にとってあの人は。
だけれどあの人は、 俺以外と戯れていた。
それは楽しそうで、あの人は。。。
それからその日記を開くことはなくなった。
あれから数年、未だに閉ざされたまま。
-閉ざされた日記-
君に別れを告げた日
僕はわざとこの日記を置いていった
今まで誰にも話してこなかった過去の話
夢を見てしまった未来の話
君が愛してくれた僕が詰まっている
もう僕には時間が無いからと
君のためを思って別れを告げることを決意したのに
日記を置いていくあたり未練がましいなと感じる
閉ざされた日記が今開かれる
閉ざされた日記
私には9歳の娘がいた。
彼女は活発でいつもどこかに出かけたがっていた。
太陽のように明るかった。
ある日彼女は、
「思い出を忘れないように何かに書いておきたいな。」
そう言った。
そんなことを言われたのは初めてだったため、
少し驚いたが同時に成長したのだろうと思っていた。
そこで私は一冊の日記帳をプレゼントしたのだ。
表紙には彼女の大好きだったウサギのシールを貼り、
かわいい鉛筆も一緒に置いておいた。
学校から帰り、部屋に入った途端彼女は
わぁ!と嬉しそうに目を輝かせた。
「ありがとうお母さん!大切にするね。」
それからというもの、彼女は毎日一生懸命に
日記を書いていた。
だが、内容は決して見せようとはしなかった。
学校に行っている間には鍵をつけていた。
まぁ、そういう年頃なんだろうなと思っていた。
いつもの暖かい日々がずっと続くと思っていた。
しかし、運命の神というのは実に残酷だった。
彼女が突然倒れたのだ。
救急搬送された病院で彼女の死亡が確認された。
…目の前が真っ暗になり、涙でなにも見えなかった。
ただ嗚咽を漏らすことしかできなかった。
数日後、彼女の生きていた証を形見として持っておこうと部屋を掃除していると
日記を見つけた。
鍵は
かかっていなかった。
そしてその間には紙が挟まれている。
【もう見ていいよ。今までありがとう。】
…そう書いてあった。
私は驚きで何も言えずにしばらく立ち尽くしていた。
そして、静かに1ページを開いた。
5月1日
今日はみんなでお花畑にいった。
その中でも私が好きなのはストックという花。
6月までにたくさん思い出を作らなくちゃ!
5月2日
お母さんと一緒にお買い物をしたの。
お団子を買ってくれてとっても嬉しかった!
やりたいことは全部やって、
食べたいものは全部食べたい!
お星様になったときに後悔しないようにね。
段々と目頭が熱くなる。
その後もお祭りにいったこと、一緒におしゃべりしたことなどが書かれたページをゆっくりと時間をかけて読んだ。
そして最後のページには
【お母さんがこれを読んでるってことはもう私はいないんだよね。今まで本当にありがとう。そしてごめんね。
実は隠してたことがあるんだ。…他の人には内緒だよ!
私、ミライが見えるんだ。…こんなの信じてもらえないと思うけどホントだよ。だから、楽しいことも全部見えちゃうんだ。悲しいこともね。私、6月になると死んじゃうんだって。なんとかなんとかっていう病気らしい。
でもね、ミライは見えても、それを変えることはできないの。なんでだろうね?…だから私はせめて思い出を
いっぱいいっぱい残しておこうと思ったんだ。
だから今までわがまま言ってごめんなさい。
お母さんのおかげで、楽しかったよ。】
あの子が死んでしまったのも、
こんな能力を持っている理由もわからない。
でも、あんなに小さな子が“死”という運命を背負ってきた辛さはよくわかる。
そして彼女は誰よりも大人なのだ。
私は一冊の日記を抱きしめた。
これは我が子の分身なのだから。
いつも使う机の棚、真ん中から少し左。そこに過去の日記帳を並べている。時々読み返しては、あ〜、自分変わってないな〜、なんて思ったりするのだが、ひとつだけ開く気になれない日記帳がある。一番最初の日記帳、私が日記を始めたキッカケになった黒いノートだ。
あのノートに文字を書き始めた時、私の心は大量の毛虫の死骸が転がっているような不快感を纏っていた。こんなしょうもないことであの人と離ればなれになるなんて、有り得ない。どうか悪い夢で終わってくれ。そんな願いも虚しく、しょうもないことでその人との縁は切れた。そこからその黒いノートは、まるで本物のデスノートのようになった。人を呪う趣味はない。ただ、自分の感情に整理がつけられなかった。
今でもあのノートをじっくりと見返す勇気は無い。相手も相手だったが、めちゃくちゃに羅列されている怒り狂った感情は、あまりにも未熟で、泣き喚く3歳児のようで、見るに堪えないのだ。そんなわけで、私の最初の日記は、未だ閉ざされたままだ。