『鐘の音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もうやだ
吹っ切ったつもりなのに
まだあの人が頭の中にいる
忘れたいのに忘れられない
夢にまで出てくるとか
自分キモすぎでしょ
しんどい
辛い
どうしたいのかもわからない
在り来りな文ですみません...
これが本音なんです。
僕の話には山も谷も川も海も必要ない。
ただ僕の文字だけがあればいい。意味をなさなくても理解されなくてもそれは僕の心で命で涙だから。音なんてならなくても、僕の静かな叫びを未来の僕が思い出して死んでくれればそれでいい。他人なんて信用ならないんだから。感じられないんだから。
何も無くていい。本当に何もいらない。
ぼーっと1日を過ごしてたら
蜩の声とともに6時を教える鐘がなった
空は紫のような桃色のようなでも青いような、
太陽の沈む西は赤く燃えていて
月の出る東は青く深くなっていた。
鐘の音
今日も遠くから鐘の音が聞こえる
私は毎日、自然と聞こえてくるこの音が好きだ
理由はどんなに苦しくてもその音を聞いてるだけでもう少しだけ頑張ってみようと思えるからだよ
鐘の音
鐘の音と言えば、大晦日を思い出す…悴む手と白い息、容赦なく吹き付ける真夜中の風…凍てつく中の心地よい緊張が、新たな時を呼び寄せる…夜空に響き渡る鐘の音…
中学生の頃国語の授業で習ってた平家物語の最初のくだり
祇園精舎の鐘の音諸行無常の響あり…が好きです。
鐘の音
鳴り響くそれは、祝福か、断罪か。
呪いか、魔法が解ける合図か。
いつだって、その音は美しく、それでいて少し残酷だ。
鐘の音に耳を澄まして…
今年も後 5ヶ月を切りました…(笑)
今年もいろんな事有りましたね…?(笑)
皆さんは、どんな年でしたか?(笑)
来年はさらに良い年にしましょ!(笑)
それでは良い年を迎えて下さいませ!(笑)🍀
……
ミーチャン…
鳴り渡るチャペルの鐘の音は…
もうすぐ…
ふたりのために響き渡る予定です🍀
私はとある街でくらしている
その街には教会がある
中に入ると綺麗な色の
窓ガラスが陽の光をあびて
うつしだされていた
私は教会の写真をとって
帰ろうとした、すると
街中に響く
鐘の音が聴こえた
街をみると
いつもより風景が綺麗に感じた
cat
鐘の音が聞こえる。陸にいる時はそうでも無いが、浜辺や船の上にいる時は特に大きく聞こえる気がする。
これが何なのかは何となくわかっている。
おそらく呼ばれている。昔、平気で海に入っていた頃に見たあの魚やイルカ、鮫に鯨まで混じったあの大きな群れ。群れと言うには規則性もなにかリーダーがいるという訳でもなくなにかひとつの目的地に向かい捕食者も被捕食者も関係なく泳いでいた。
あの時から鐘の音がやまない。
無意識に海へと足が動く。止まらなければと思う反面、呼ばれている感覚が強すぎて足を止めることが出来ない。あの魚達が向かった場所へ自分もたどり着ければこの鐘の音は止むのだろうか・・・
そういえばあの時どうやって帰ったのだろう?自分ならあのまま魚達を追いかけて行ったと思うのだが・・・
そんなことを考えている間に足首が海水に浸かる。
グイッと誰かが自分の手を引く。
そうだ、あの時も自分の手を引いて連れ帰ってくれたやつがいた。
「帰るぞ」
鐘の音が遠退いた。
鐘の音
といえばTWO-MIXが出てきた回の事件ですね。
高山さん凄いって思った。
大変だったろうな。
鐘の音
母の里はお寺だった。
法事の時は電車に乗って、二人で出かけていた。
長いお経は退屈だったけど、
本堂で見慣れない物や音、いろんな気配を聴くのはすごく楽しかった。
8歳くらいの夏だったと思う。
その日はとても暑かった。
読経の間、風が通るようにと本堂の障子は開け放しにしてあった。
なので広い中庭がよく見渡せた。
端の方に井戸が見えた。その近くには小屋があった。母によると昔使っていた風呂場だそうだ。
いつも一人で行くのを禁じられていた場所だった。
気がつくと子供たちの笑う声がする。
蝉の声に混じって井戸の手押しポンプを動かす音と、パシャパシャ水が跳ねる音もする。
私は正座したまま体を傾けて、小屋の方をよーく見た。
いた!
2歳くらいの男の子と
6、7歳くらいの男の子。
そしてもう少し年上の、自分と同じ歳くらいの女の子。
三人の子供が小屋の回りで水浴びしながら大はしゃぎしている。
近所の子供たちかな。
学校のプールでもあんなに笑い転げることないな、と思いながら見ていると、
女の子がパッとこちらに顔を向けた。
そして大きく手を振ると、こっちこっちと手招きをしている。
他の2人もつられるように、私に手を振ってくれていた。
私は突然の誘いに驚くやら嬉しいやら、心臓が高鳴った感覚を今でもよく憶えている。
と…年は私と同じくらいだよね?
はだかんぼで恥ずかしくないのかな?
でも気持ちよさそう…遊びたい!
私は横にいる母をつついて、小声で
「あっちに行ってもいい?」と何度も訊ねたが、母は人差し指を唇に当てて小さく首を振るばかりだった。
そのうち坊守さんが来て障子が閉められ、子供たちの姿は見えなくなってしまった。
ただ笑い声と水の音だけは、障子越しにずっと聞こえていた。
私はせっかく誘ってもらったのに無視したみたいで、気になって仕方がなかった。
お経が終わり、お茶とお菓子を頂きながらのお坊さんの話もやっと済んだので、子供たちのところへと走って行った。
なんと、井戸には厳重に蓋がしてあり、その上には紐で括られたブロック片まで置いてあった。
小屋の中を覗くと確かに浴槽はあった。
でも洗い場には水の跡どころか、落ち葉がたまっていて、コンクリートでできた浴槽には、苔がぶ厚く生えていた。
呆然と立ち尽くしていると、母が来て「一人で来ちゃダメでしょ」と言った。
「だってここで遊んでたんだよ、みんなで…」
振り向いてそう言いかけた時、鐘撞堂から鐘の音が聞こえてきた。
その瞬間、誰にどれだけ説明しても分かってもらえないけど、とにかくあの子たちは確かにここにいたんだ、ここで遊んだことがあったんだ、ということをハッキリと理解した。
私は母に手を差し出す。母はその手を繋ぎながら「そろそろ汽車の時間ね」と言った。
私たちは帰途についた。
鐘の音は我に帰る合図。
鐘の音にまつわる記憶。
ほら急いで
この鐘の音が鳴り終わるまでに門を通り抜けないと、永遠に現実世界に戻れなくなってしまいますよ!
見えない誰かの声にせかされて目を開くと、けたたましい目覚まし時計のベルの音が四畳半に響きわたっていた
鐘の音
叶「鐘は朝7時と昼12時と夜12時に鳴る、神父の僕が鳴らしている。そしてそのちょうど1時間後ぴったりに教会のドアを叩く者がいるシスターサーシャだ、いつも夜になると化け物が徘徊し、町を壊すので僕とシスターサーシャで町を守っている。」
ドンドン!
叶「今日も来たかと思ったが時間がおかしいいつもは1時間後ぴったりだが30分早いそれにノックも力強い普段、コンコンだがどう考えても今のは間違いなくドンドンだった」
葛葉「叶開けろ」
どれくらいだろうか
あの鐘がなるのは
生きてる間に鐘の音を
何回聞けるだろうか
あぁ、はやく
死んでしまいたい
《鐘の音》
私の中でずっと鐘の音が響いてる。
私が理想に思うのは、何か愛でたい時になる鐘
君たちが笑いまくる声。
クラスのみんな
私の周りのみんな
私がその場に来たら
鐘が鳴り響くような
うるさいくらいの笑い声が
愛でたいの?
私が?
この状況で?
やめてよ
もう
何も言わないで
こっちを見ないで
私は何もしてない
愛でたくなんかない
森を走り抜ける中、カーン、カーンと鐘の音が聞こえる。どうしてだろう?この近くには教会なんてあるはずないのに。まだ、カーン、カーンと鳴り止む気配はない。そんな中私は走り続ける。はやく、早く抜けなければ。【アイツ】がやってくる。私を眠らせる悪夢が。クライ森の中走り続けた。しかし、出口は一向に見えない。なんで、神は私を見捨てたの?嫌だ。悪い子だから?何もしてないのに?!カーン、カーンと鐘の音は止まない。私は出口が見えずに走る。もう、何時間も逃げ回ったのだろうか?しかし、思考を遮るかのようにくだらないことが頭の中をよぎり始める。しばらくすると、森が開けてくる。その先には教会らしき建物が見えてきた。私は急いでその中に入る。
教会の中に入り、落ち着いたところで、改めて中を見る。草は生え、椅子はボロボロになり、神像にはツタが絡み付いている。その後ろに立つ十字架はそれらに比べ比較的綺麗であった。私はその神像に導かれるように体が動き出す。そこで私の意識は途切れた。
彼女は、神像に手招きをされたかのように一直線で向かっていく。神像までの距離が半分を過ぎたあたりから、彼女は魂が抜けたようにうなだれながら神像へ向かう。神像の前に来るやいなや、彼女は祈り始める。
「神よ、見ていますか。私は、あなた様に選ばれしもの。あなたの望みは私の望み。イア・イア。どうか、お姿をあらわにナサレテ。イア・イア」
そんな言葉に神は応じない。しかし、これはいかにも可愛そうだ。まともな呪文でもない。しかし、神は答えた。その姿はこの世界の全てだった。彼女は手を大きく広げ、広角を上げ、大声で突如笑い始める。そして、次の言葉が彼女の最後だった。
【夢から覚める! 終焉の時を! 今! 人類史はやり直しを迎える!】
彼女は目から黒い涙を流し、笑う。笑い続ける。どんな苦痛だろうと、どんな痛みだろうと笑い続ける。カーンと一回鐘の音の祝音が響き、木霊していた。
桜が踊る日、禁断の恋に触れた。
貴方と同じ歳ならばと、そう想う。
幾度、想おうがなんら変わらぬ。
手を差し伸べれば、木漏れ日が溢れ、
雪の結晶は、貴方に逢う度に溶けた。
それを嘲笑う鐘(チャイム)の音は、
再び桜が踊り出すよりも先に、
貴方との別れを告げさせた。
【鐘の音】#7
かの有名な平家物語の冒頭部分を思い出す。
和多志の仕える主は、この文を日常的によく唱えた。それほどまでに、好んでいたものは、他に無かった。
諸行無常。
一見すると、同じ事の繰り返しのような日常でも、その瞬間、その一時と同じ時は、もう二度と、決して訪れることは無い。
和多志は、そう解釈している。
だからこそ、大切なのだ。あたり前のこの平和な日常が…。
だからこそ、大切なのだ。この日々に、瞬く間に過ぎ去ってしまう時に、感謝することが…。
主は、それを…まだ、幼き頃に知ったのだ。知ってしまったのだ。
この日々は、決してあたり前では無いことを…。親しき者たちが、心から笑い逢い、生きていることの喜びと有り難みを…。
空は晴れ渡って、暖かい風が吹いている。
鐘の音が、純白の衣を身にまとった彼女を祝福する。
私は、何も言えなかった。言いたいことは沢山あるのに、全て頭の中で纏まりが無くなっていく。喉に突っかかって言えない。
「貴方は幸せ?」
彼女からそう問われた瞬間、何も言えなくなった