『鏡』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
2つ用意して
対面するように置けば
夜中たちまち
悪魔が出てくるの
人を呪わば穴二つ
一度本気でしようとしたこと
──鏡
鏡
ただ、自分を写し出すもの
美化されるわけでもなく、かといって醜くなるわけでもない
ただ、自分のあるままを映し出す
鏡の中の自分は今日も笑顔を浮かべてる
毎日の笑顔チェック
毎日笑顔を張り付けていたら、不安になるんだ
この笑顔が剥がれ落ちる日は来るのだろうか、って
だから毎朝鏡の前で笑顔を浮かべる
そして毎回安心するんだ
ああ、よかった
まだ私は笑顔でいれてるって
昔、お祖母さんから貰った手鏡がある。
裏面や持ち手が、まるでステンドグラスの様に美しく加工が施されているとても華やかで、キラキラと輝いている。
その鏡は、お祖母さんが私の為に美術館で買ってきてくれた、とても大切で、思い出の詰まった鏡。
受け取った時には咄嗟に、
「私には勿体ないよ!」
と言ってしまったけれど、お祖母さんは気にしないで、
「あなたに受け取って欲しいの。だから、遠慮しないで。
その鏡を使って、いっぱい可愛くなるの。」
そんな事を言って、上品に笑った。
貰った時は、私には勿体ないという想いと、キレイでかわいいでうれしいな、なんて気持ちが胸に湧いてきた。
私は、鏡はあまり好きじゃなかったけれど、その手鏡だけは特別である。
どんなに落ち込んでいたり、悲しかったりしても、
その手鏡を見ると、私は少し笑顔になれる。
鏡
曇った鏡の方がいいの
ボヤけていて…
よくわからない…
透き通ったきれいな
鏡より…
曇った鏡の
方がミステリアス
で魅力的…
曇った鏡を
きれいにしないで…
脆くて崩れて
しまうから…
大切だからこそ…
曇った鏡のままで
いて…
「鏡」
穢れてしまっている私は後世を生きる人々の鏡にはなれない
#鏡
私は今日髪を切った。
緑色の柄のついたハサミで。
案の定、というか毎回なのだが、私は失敗した。
眉上2センチ半パッツン前髪。
母親にはエスパー魔美にそっくりだと鼻で笑われた。
心外だ。
私は強いて言えば、サザエさんのワカメみたいな髪型で(本当にそっくりなのだ)かわいいかなと思ったのに。
急いで手鏡で全体を確認した。
何ということだろう。
そこに写っている私はバケモノだった。
かわいく言うとマンガの中の悪役系のおばさんにしか見えない。
洗面所の大きい鏡で確認した時は磯野ワカメちゃん(9才)だと思ったのに。
スマホのカメラでとってもう一度確認した。
写真には犯罪を犯していそうなぶすっとしたキモイ前髪の悪役おばさんが写っていた。
ああ、私はどうすればいいんだろう。
これから1ヶ月くらいの間鏡を見る度に昔、ワカメちゃんとエスパー魔美によく似ていると言われていた悪役のおばさんになるんだ。
鏡って残酷だ。
いつも生きている時には見えない毛穴だったり、すごく変な前髪だったり、大きな花だったり、ニキビだったり、鼻の脂だったり、パサパサの唇だったりを映し出してくる。
はぁー。
今が夏休みでほんとうによかった。
あとちょっとで全校出校日だけど。
笑われちゃうかなぁ。
すっごく恥ずかしいなー。
鏡をよく見て切ったつもりだったんだけどなーー。
鏡 を 見 る と 現 実 に 引 き 戻 さ れ る 地 獄 の 毎 日 が 今 日 か ら 始 ま っ て し ま う ー (._.)
補足:3ヶ月後くらいの私へ。前髪を切る時はちゃんと鏡を見て切って下さい。絶対後悔するよ!!!
目が合う。
手を合わせる。
一緒に笑ってくれる。
同時に。
同時に。
作り笑顔は苦手だ。
私が、たくさん、分解されているようで、
恐ろしかった。
鏡の中の私が本当の私で、
私だと思っていたものはただの虚像で、
もう見たくない。
どうせあっても、
ハードバージョンにアクセスできるようになるだけ。
なら鏡はいらないか。
「鏡」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!!
グラシアの鏡、で通じる人がどのくらいいるのでしょうか…
もしピンと来た方はオプチャにきて教えて欲しい…
ぜひきてください!!
グラシアの鏡がなんだか分からない人ももちろん大歓迎!!!
現パロ
ご本人様と関係✕
紅視点
紅『こんにちは、フルーレさん。ミヤジ先生』
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キャラ紹介
『フルーレ・ガルシア』高校2年3組
テストは毎回20点以上。柔軟が得意、スタイルや顔がいいが、本人は女の子扱いされるのが嫌。
人見知りでクラスでは1人になりがちな為、同じクラスのラトと話している。合唱補佐委員。彼にもファンクラブがあるが大体が男性。ラトと従兄弟
美容や芸術、縫い物が好きなので文化祭で活躍する事もしばしば…人見知りが欠点。
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キャラ紹介
『ミヤジ・オルディア』担当 高校2年4組
テストを作る側。スタイルや顔もよく、頭がいい。
子供の面倒を見るのが好きなので担任しているクラスでは人気。合唱補佐委員会を担当している。先生にガチ恋している生徒がちらほら…ラトの親と幼なじみだが仲が悪い。辛い料理が好き。
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ミヤジ『紅くん、大丈夫だったかい?』
紅『何がでしょうか?』
ミヤジ『数学の先生が上の空だったって言っていたからね』
フルーレ『え?』
ラト『そうだったんですね』
紅『考え事が少しあっただけですよ。大丈夫です』
ミヤジ『君は人の為になると周りが見えないからね…』
フルーレ『何回死にそうになったか…』
紅『ヴッすみません…』
ラト『ではご飯食べましょうか^^』
ミヤジ『そうだね』
食事後…
紅『少し御手洗行ってきますね』
ラト『行ってらっしゃい( *´꒳`*)੭"』
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鏡の前に立つ
笑えているだろうか
笑わないと…
紅『ラッキー…』
??『ラッキーは笑顔を引きつけるんですよ!だから、笑ってください^^』
私の幼馴染の言葉。
否。彼の言葉じゃない。正しく言えば彼のお兄さんの言葉。
いつも笑う彼のようになりたい。
鏡の前に立つと後ろに重りが見える気がする。
その重りは日に日に増えていって…
紅『もう…顔も見えないや笑』
何時この重りは消えるのだろうか。
紅『笑え。笑え笑え。自分を隠せ。』
こんな所をラトさんに見られたら…いっそもう自殺してしまおうか…
クラスの人みんな…笑ってる僕がスキ。
だからワラウ。
ワラワナイト…ミンナ、イナクナル。
ジブンヲ犠牲ニシテデモ
紅『もう戻らないとですね^^』
歩き出すその足は折れてしまいそうだった。
庭園
紅『あらら?フルーレさんとラトさんは?』
ミヤジ『先に教室に戻ったよ』
紅『そうでしたか^^』
ミヤジ『……』
ミヤジ先生にはお見通しですか…
紅『どうしましたか^^』
ミヤジ『“また“かい?』
やはり…
紅『あはは…今日はやってませんよ〜笑』
そう。今日“は“
ミヤジ『何かあったら言うんだよ?』
言える訳ない。僕に言われたんだから。
紅『ええ。』
紅『もう戻りますね^^』
綺麗な貴方と一緒に居ると…自分の汚い部分がもっとよく見えてしまう…貴方は悪くないのに僕を助けようとしてくれてるのに
ミヤジ『わかった。』
こんな悪い子でごめんなさい。
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ミヤジ視点
御手洗から戻って来た君には重りが増えている気がした。
紅『どうしましたか?^^』
ミヤジ『“また“かい?』
紅『あはは…今日はやってませんよ^^』
今日“は“…か…
ミヤジ『何かあったら言うんだよ?』
紅『ええ。』
そう返事をしても何時も限界を超えたらしか…助けを求めないじゃないか…
紅『もう戻りますね^^』
ミヤジ『わかった。』
もう君が…大事な人が壊れるのを…見たくないんだ。
「鏡」
私は自分の顔が嫌いだ。
毎朝、顔を洗うために洗面所で自分の顔を見る。その度、胸がはち切れそうになる。朝から憂鬱だ。
どうしてこんなにも惨めなんだ。親はどうしてこんな顔で産んだのか。
そんな私には整形も加工も可愛くなる為の1つの武器だ。
"鏡"
鏡は全てを映す。良いものも、悪いものも、全て映し、全てを示す。それは自分の容姿だけじゃない。見たくない自分までも、見て見ぬふりをして目を背けていた自分までも無惨に映してくる。けれど鏡の中の、目の前にいる影の自分は俺に、今の俺の姿を、俺が今まで考え思った事を全て言葉にして、俺ですら知らなかった"俺"を形にして。そしてこれからやるべき事を、いるべき場所を教えてくれた。この影も俺なんだ。今まで見て見ぬふりをして、目を背けて、ごめん。一人ぼっちにしてごめん。俺がいなきゃお前がいないし、お前がいなきゃ俺がいない。これからは…、ううん。これからも一緒にいてくれ、…俺。
「鏡」
私の醜い顔を映すもの、、、こんな物、、、「要らない」
美しさも価値も
自分自身では知り得ない
愛情と思いやりのある
誰かという鏡なしには
愛情をもって
大切な人たちの鏡となれるだろうか
その人の気づかぬ
美しさを照らせるように
「鏡」
#198
鏡に映し出されるものは、本当に真実なのか。
もし、偽物を映し出す鏡があったとしたら、なにを信じればいいのだろうか。
醜いなあ
黒い言葉を吐けば吐くほど
闇に染まっていく顔
気味がいい
吐き続けた言葉はどこへ向かったのか
君は誰だ
壁の前でふと
自分の顔を触った
フィルターを通した
その薄い壁一枚を隔てた向こうにいたのは
僕だった
『鏡』
『鏡』
床に叩き付けられて砕け散る鏡を
私はまるで他人事のように眺めていた
衝撃で宙を舞う欠片はキラキラと輝いており、
時折写り込む私はというと見るに堪えない
醜悪な表情を浮かべていた
私は私が嫌い
だから私の生き写したる鏡も当然嫌いだ
どれだけ取り繕ったっていずれ本性は明かされる
鏡に写る私が本物の私だ
皆のいう他人に無関心な私なんて何処にも居やしない
苛立つ心に埋め尽くされる破壊衝動
そんな顔で私を見るな、と私は私自身を壊した
偽物の私は本物の私を殺して高らかに嗤う
また私は嘘を一つ重ねる
それを知るのはきっと、粉々に砕けた私だけ
「死んだ人間が霊になって
生身の人間に害を及ぼす」
などという霊的な物事について
私は興味を示したことがなかった。
私、寂しくて仕方がなかったのよね。
この世の光が闇に飲み込まれてから
ドアをノックする音が聞こえ、
階段を登る足音が聞こえ、
貴方が誘っているのかもと思った。
だから、私は--
午前3時ぴったりに鏡の前で
何度も、何度も、何度も礼をした。
その間も、毎日真っ黒な塩を変えた。
でも、貴方は来ていない。
私、貴方のこと大好きだったから
全て、覚えてるのよ。
ドアをノックする音、
廊下を歩く足音、
それらの速さとか、強さとか。
--ずっと、待っているわね。
--鏡の前で。
【鏡】#20
鏡
殴る
こんなのは俺じゃない
映すな
やめろ
お前なんか知らない
みたくもない
でていけ
何度も殴る
真実を語る鏡は嫌いだ
頼むから俺を見せないでくれ
折角作り上げてきたんだ
鏡が砕けた
手の滴りより自分が死んだ快感に消される
気持ちがいい
小さい頃の話。鏡の魔法を信じていた。
病弱な私は病室からほぼ出られず、忙しい両親に会えなくて寂しくて毎晩のように泣いていたとき。
鏡の向こうから少年が声をかけてきた。同い年くらいの、おっとりとした少年。
寂しさに耐えかねていた私はすぐにその少年と仲良くなった。いろいろなことを話して、そしてそれを少年がうなずきながら聞いてくれる。
そんなある日のこと。少年が願い事を叶えてあげると言い出した。私は嘘だと思ったが、両親に会いたいと願ってみた。
するとどうだろう、忙しい両親がやってきて私の頭をなでて1日そばにいてくれたのだ。
本当でしょ?と得意げにする少年の事を、私はすっかり魔法使いだと信じた。
それからたくさんのことを願ったのだ。健康な体、愛情、友達、失くした宝物…
そのすべてを彼は叶えてくれた。ただ一つを除いて。
私の願いが叶うたび彼は傷つき、痩せ弱っていく。心配した私に彼は言った。
鏡の向こうはすべて逆の世界。決して交わらない逆さ合わせなのだと。
せめて願いを叶えてよと、貴方と共に生きたいという願いを。
しかし貴方はそれを拒んだ。僕は君からもらったものを返すだけだと。
そして貴方は溶けるように消えていった。本当に魔法が解けるように。
私はそれ以来、あなたが現れるのをずっと待っているのです。
35.『鏡』
23/8/18 ♥300over ありがとうございます
鏡。
鏡に写ったかのような
妹。
今日は
久しぶりに
お化粧道具を
買ったから
鏡に写った
私が楽しみ。
鑑
そちら側は
美しいですか…?
こちら側は
薄汚れてます…
そちら側は
楽しいですか…?
こちら側は
狂っています…
そちら側は
満ちてますか…?
こちら側は
苦痛な時です…
貴方は誰なの…?
私は貴方です…
私は貴方なの…?
そう… 私です…
其では
入れ換わりましょ…?