『鏡』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「鏡」
私としてただ生きている時には気づかない、
私を客観視できる唯一の時間。
日常に溶け込んでいるけれど、
たまにふと我にかえる瞬間をくれる。
現実って見えているようで、
実は見えていないんだな。
#26
《鏡》
【世界で一番美しい女王がいた】
鏡よ、鏡。
世界で一番美しい者は誰?
「アリサです」
嘘を仰い。この世界で一番美しいのは私に決まっているでしょう…?信じられないわ。
「いいえ、アリサが一番美しい」
もういいわ私が一番なんだから…
あなた達、アリサという女を殺して来て?
アリサは死んだ。
鏡よ、鏡。
世界で一番美しい者は誰?
「ヨルです」
…
ヨルを殺せ
女王様は繰り返した
聞いては殺し、聞いては殺し
女王はもう美しくない。
鏡は、とうに限界を迎えている
「貴方が一番美しい」
そうとだけ言って鏡が割れた。
"鏡"は覗いた人の心、考えがそのまま表れる
初めから自分の美しさを信じていたら、
鏡のことなんて信じなければ、
未来は変わったのかもしれない。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
嫌いにならないで
怒らないで
私から離れていかないで
もうひとりにしないで
私の隣を離れないで。
でもごめんね。
この言葉も嘘なんじゃないかって怖くて言えないの。
“大好き、愛してる”って。
もう何がほんとかわかんないの。私が綴ってる言葉が誰に向けてかもうわかんなくなってきてるの。
ごめんなさい
だからもう離れていかないで。
私から離れないで、ずっと一緒にいてよ。
寂しくなるのはもうやだよ
1人はやだよ
私は鏡を見る
[この鏡不気味だなぁ]
部屋へ戻ろうと鏡から目を逸らそうとした途端
黒い何かが通った
…?なんだ、?今の…
まぁ、部屋に戻ろう
………何かが ′′居る′′気がする
シーンとした空気が流れる
[ブー ブー ブー]
!!! びっくりした ただの電話であった
スマホがない
バイブ音だけ聞こえる
音のする方に自然と進んでしまう
意識が遠ざかっていく気がした
スマホは…鏡がある場所にあったのだ
[あれ、?ここに置いたっけな]
扉が急に閉まる
[え、]
開けようとしてもあかない
鏡から黒い影が出てきた だんだん近づいてくる
[やめて、やめて!!来ないで!!!]
突然視界が明るくなった
ベットの上にいた
[はぁ…はぁ、夢…か、]
心の底から安心した
でも。 やけにリアルだったな
この件があってから 鏡を見ることをやめた
皆様のご自宅にも鏡があると思います
気をつけてください 背後に、何かが′′居る′′かもですよ?
decn夢小説
ふと、坂口の視線が揺れる……、その先に鏡がよくあることに気づいたのはいつだったかは、コナンは覚えていない。
鏡。姿見のような大きなものもあれば、鏡というよりは単純に風景が映りこんだだけの板の場合もあった。どちらにしても手持ちぶさたの坂口がふとなにかに気づいたように視線を動かしてそれをみる。真っ正面に、横目に、じっと、ちらりと。濃い色眼鏡越しに涼しげな夜桜じみた色彩の瞳を動かして、自分をみている。ふとした時に、その場から坂口がひとりだけぽつんと抜け落ちても誰も気づかないような、ひっそりとした間に。
「坂口さん」「先輩」「おい、坂口」「安吾さん」……、と。
誰かが声をかければ、彼はその瞬間には視線をこちらに戻して、何事もなさげに口を開く。小さな小さな隙間をぬうようにそらして見つめていた自分自身などお構いなしに、捨て置くように。どうでもいいもののように。
それが気になって仕方なかった。
彼には何が見えているのか、しりたくなったのだ。
その場の流れに戻っていく坂口をちらりとみてから、彼が視線をやっていた鏡をみたことがある。なんの変哲もない鏡は、これまたなんの変哲もなくポケットに手を突っ込んだ色眼鏡の男を映していた。
いつもとなんら変わらない、江戸川コナンがいる坂口安吾が、そこにいるだけだった。
朝
鏡を見て
今日は
顔が痒くて
赤くなってる。
顔が浮腫んでる。
口の周りに
プツプツ出来てる。
目が腫れてる。
大体
同じ顔だけど
体調によって
睡眠によって
ちょっとずつ
違う顔になってる。
この連続で
年を取っていくんだなぁ。
今日も
笑顔で
過ごせますように。
#鏡
「鏡」
鏡、それは綺麗だった…。だけど、同時に嫌いだった。そらは、私を写すから。私は私を見るのが嫌いだった。だから、鏡は嫌いだった。綺麗な鏡に私みたいな汚いものが写っては駄目だと思い、鏡を押し入れの奥に入れた。
数年後に鏡を出して自分を見てみると……………。
私の小説を読んでくださってる皆様!ありがとうございます!ハートが1個届くたびに毎日心臓が飛び跳ねています(笑)これからも見ていただけると嬉しいです!😆
鏡
1日の中で見ないことはない物だろう
今日、私はどんな顔をしてる…
嬉しそうな顔?
楽しそうな顔?
悲しそうな顔?
悔しそうな顔?
どんな顔だろう
鏡は自分のそのままを映してくれる
嘘はつけないんだよ
朝起きて1日が始まった時の顔と
帰ってきて1日が終わろうとしている時の顔
変化はあるだろう、
良くなってるかな、悪くなってるかな
どっちだろうと1つだけ言える事がある
それは…
今日も頑張ったって事。
どんな日だろうと、
今日もお疲れ様と言って
振り切ればいい
あなたの人生は終わらない
どんな事が起きようと
あなたの人生は続く
その人生の中にはきっと良い事もあるはずだから
鏡に映る自分がそう言ってる気がする…。
7「鏡」
鏡に手を伸ばす。
ブワッ。
鏡の中に吸い込まれた。
暗い。何も見えない。あてもなく歩いた。
すると、光が見えてきた。走って確かめる。
それは、幼少期の俺だった。
幼少期は、人生の光が当たっていた時だ。
泣いた。今は前も見えない程暗いなんて。
前も見えない、、、?いや、確かめるんだ。
逆に走った。すると、案外すぐに光が見えてきた。
また少し引き返してきた。
目が慣れたのか、そこには入ってきた鏡があった。
手を当てる。
ブワッ。
現実に戻ってきた。
明日からも頑張ろう。光はいつか見える。
それは小さな頃のことでした。私の家には、大きな姿見があったことを今もよく覚えています。
ある夜中、ご不浄から部屋へと戻るときでした。
「……?」
何かの気配に周りを見渡せば、その向こうで姿見が薄らと光っていました。
「あれ……?」
私は、思わずその姿見に歩み寄っていました。そして、映った自分の顔に右手を触れたとき、私の意識は遠のきました。
「代わろうね」
そんな言葉が、聞こえた気がして。
次の朝、私はその姿見の前で倒れていたそうです。けれども、あのとき、姿見に写った私も、私へと右手を私に伸ばしていました。
果たして、あの姿見に写ったのは何だったのか。そして、もしもあの言葉が本当のものだとすれば。
この 私は、本当に私なのでしょうか。
今日のテーマ“鏡”
鏡よ鏡──この世で1番ウソつきな人は誰ですか?…なんて勿論、答えは知っている。
君の為に笑顔を作った顔を見せながら、答える。
“それは勿論、私でしょう。”
だから鏡は嫌いなんだ。すぐに壊れて、繊細で…まるで自分を映し出して透明に塗り潰したように思えてしまう。この鏡を壊してそのまま自分も消えてしまえば良いのに。どうやらカガミにはトラウマを思い出させる能力があるみたいだ。
─鏡を前に泣き崩れている姿を君たちには見られたくないな─
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
人間は嘘をつき 人魚は泣く
君は笑い 私は泣かされる
私は起きて 君はもう起きない枯れた花
人は嘘をつくけれど、どうやら鏡に映る私は違うみたいだ。
あぁ…《なんて勿論、嘘ですよ》って言ってた君も…鏡の前では本音を言えるのね。もう、僕の前では抱えなくていいんだよ。個々にはボクしか居ないんだから。
─鏡の中の“キミ(自分)”は、辛そうに笑って本音を語る─
鏡……。
鏡を見るたびに思う。
あと何年、生きられる?
でも、あの悔しさは、ずっと胸に抱いていよう。
あの悪女に、人生を台無しにされた悔しさは。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者の娘、人でなしの今井裕子。
鏡……。
鏡の中の自分とじゃんけん。たまに勝敗がつくときが、あるらしい。
こわっ!
俺は右手をあげたんやから
お前も左手あげんで
右手をあげぇぇい!!
という「普通」という感覚が、分断を起こすねんな
何でもエェから、まずはお前自信と相手を愛せ
ワンネスや
あ、私ゴッリゴリの関東人でおま。
鏡
私は鏡
鏡と言うのは
厄介な存在で
目の前を映す以外に
特別なものを写せるみたい能力を
勝手に持たされている
姿なきものを映せるとか
声なき声を拾えるとか
決して出来ないことまで
求められてしまう
その人がその人らしくあれ
なんて感じで見せといて
存在意義とかいうものを
感じられるように映している
本当はそんなことは出来ない
見てくるものが
そう思えるように
見せていくだけだ
ようはタイミング
肯定感が得られる時に
覗き込んでもらえるよう
肩をたたく時を静かに待つ
鏡も割りと大変なんです
みんなは見てくると思ってるけど
こっちはこっちでみんなを見てる
行けそうなタイミングをはかってる
人は自分が思ってる以上に
顔に出てるから
わりとわかりやすい
そんなことはない?
そう言ってる人ほど
わかりやすいもの
1つだけ忠告するなら
鏡を見る時は
自分をしっかり見つめること
何かを願ったり
迷いを託すのでなく
今の自分をちゃんと見てあげること
それが自分にできる
なによりの理解なんだよ
鏡は必要以上にしゃべらない
今夜はここまでとしよう
目の前の人は自分の鏡。
駄目な部分を真似しないように。
良い部分だけ真似するように。
鏡よ、鏡よ、鏡さん。
貴方の映し出すものは、いつも真実です。
貴方の手のひらの上には、全てさらけ出されています。
真実から、目を逸らすことは、心良いことですが、お姫様は、目をそらすことはできません。
鏡さん、私は、本当にあなたの映し出すもの全てに、心を惑わされてきました。
その、真実は私を時に震わせ、轟かせ、恐怖の縁に追いやりました。
死んだはずの継母の姿、私を掴む父の悪逆、そうして皆の囁き声をです。
悲しみの声も、時に聞きました。
王子様の泣き叫ぶ声をです。
ですが、彼と私は永遠に出会うことはありませんでした。
それは、この城門の扉が、証明しています。
私の閉じ込められたこの、牢獄のような城は、彼を決して招き入れることはなかった。
そうして、私には、もうすぐ死が訪れようとしています。
鏡さん。あなたは、その真実をも、私に映し出してくれました。
死にたくない。死にたくない。
そう思って、何度手を叩きつけたことでしょう。
ですが、もう、定まった真実を書き換えることは出来ません。
欲を言うのならもっと、美しく生まれたかった……。
相手を鏡として
見た時 相手の何かを
教えてくれていると
思えばいい
これが 鏡の法則
鏡を覗くと、たまに“あの女”がいる。
オレの分身になりかけていた女。
なあ、オレが女だったら、よかったのか?
おまえは、「そんなことない」って言うんだろうな。
オレを一番認められなかったのは、オレだ。昔かけられた呪いのせい。異性愛以外は異常だって。
歪な心を持っていると思った。化物なんだと思った。
でも、違う。オレは、ただの、おまえのことが好きな人間だ。
「鏡」
鏡は本当の自分を映し出すもの。
嘘偽りのない本当の自分
鏡はときに嘘をつく
鏡はときに善を言う
鏡はときに自由になる
鏡はときに不幸を呼ぶ
鏡はときに自分を見せる
鏡は常に本物をうつす